心の旅紀行

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国連安保理常任理事国制度は将来性がない

2020年09月24日 | 世界
このような差別的特権的制度が残っている安保理が健全に機能する訳がありません。それなのに、安保理改革だと言って、インド、ドイツ、日本、ブラジルの4か国が常任理事国になりたいと執念深く運動をやっているのは異様です。単なる国威拡大主義です。

日本まで差別的特権的というのは本当に情けないことです。人も自由平等、国も自由平等という価値観をもつことができなくてどうして健全な世界機関をつくることができるでしょうか。常任理事国アメリカ、中国、ロシアの国連軽視を見れば、これらの国や国連に希望がないことは明白です。日本は国威に執着せず、平和主義を活かしながら、経済・文化交流を重視して諸外国と平和的関係を維持する工夫努力をすることが最善です。

日本が中国を脅威に感じるのは理解できるが、アメリカとの同盟で中国の脅威を軽減することはむずかしいと思います。日本の防衛力を上げてもやはり中国の脅威は消えません。尖閣諸島防衛問題は的確防衛(最悪でも局地戦)の範囲内にとどめ、ひたすら民生改善のため、生活・生産環境改善、技術開発と生産で世界から一目置かれる国になるべきです。「強い国」で一目置かれても、日本の人々の生活水準が低いようでは尊敬されることはありません。

中国のような軍事力の大きい国については、対抗するのではなく、軍事力がその国の重荷にすぎない状態に浮き上がらせる外交が大切です。中国を見ていると、自国の経済を重視していることがわかります。国土拡大主義とはいえ、日本を侵略するような大戦争を実行することは自国経済を破壊することになります。そんな大損を中国は実行しないでしょう。

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