これら三大強大国は、世界平和の三大障害です。アメリカは21世紀に入って西アジアで20年戦争を行い、結局、西アジアでの指導力を失いました。
今、ロシアは愚かにも東ヨーロッパで、ウクライナ戦争を始め、すでに1年過ぎました。旧ソ連は20世紀後半、アフガニスタンに侵攻し、10年戦争を行ったが、失敗し、軍は撤退しました。この侵略戦争の失敗が旧ソ連崩壊の原因の一つになりました。その反省もなく、昨年ウクライナに侵攻しました。10年戦争になるか、20年戦争になるかわかりませんが、侵攻は失敗に終わり、現ロシア連邦の崩壊の原因になると思います。
こんなアメリカやロシアに対立あるいは連携の関係をつくり、自国の国威、国権、国益の拡大をはかる中国が、どうして世界平和をつくることができるでしょうか。アメリカは傲慢、利己的と批判できるでしょうか。
中国共産党は、40年前、改革開放の政策をとり、民主主義国との経済交流を始め、冷戦の終わりと民主主義国から歓迎され、経済交流は大発展しました。ところが経済世界第2位を記録すると、思い上がり、自分勝手な世界戦略をつくり、協賛しない民主主義国の反発を受け、そこへ民主主義の台湾(中国の地域)を、中国にとって核心的利益と言って、戦争してでも併合すると言い、台湾への軍事的圧力を強めています。
完全にへそを曲げた民主主義国は、一致して、中国の世界戦略に反発しています。こうして冷戦が再発しました。
中国が冷静なら、威張るのではなく、民主主義国のいい点を学び、緩やかに民主化を進めたでしょう。反対に中国共産党は、傲慢、利己的になり、独裁を強めてしまいました。
人口14億人の中国が、傲慢、利己的に埋没すると、中国はもちろん、世界も低迷で呻吟します。
しかし世界の民主主義者は、低迷に自分を見失ってはいけません。民主主義国と言われるアメリカも世界平和づくりの障害であることを知り、民主主義を修正し、世界に通用する民主主義にしなければなりません。
世界平和づくりは確実に進んでいます。人々は国をこえて平和づくりに協賛し、自分の事業仕事に安心して取り組める世界にしましょう。
国は行政区、戦争は国の犯罪です。
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