心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

アメリカ、ロシア、中国は他山の石

2023年09月06日 | 世界

他山の石とは、他人、他国の山から出た粗悪な石でも、それを砥石に利用すれば自分の宝(石)を磨くのに役立つという意味で、他人の誤りを自分を正すのに活かすことを言います。中国の「詩経:小雅・鶴鳴」に「他山の石、以て玉を攻むべし」とあります。

他山の石を「いい石」という意味で使うことは誤りです。アメリカ、ロシア、中国を非難するだけでなく、他山の石とし、日本の改善改革に活かすという使い方が正しいです。

現代日本人は、他山の石は「いい石」と解釈し、「先生を他山の石とし、私も頑張ります」と言ったりする人が増えているそうです。誤りです。「対岸の火事」の意味で使うのも誤りです。

英語では ”The fault of another is a good teacher.” が一番近いと思います。"A  whetstone for the wits." は適切な英語ではないと思います。whetstoneはいいものとの意味合いが強いと思います。

ところで中国は、古き、よき文化を捨て、唯物主義になりすぎです。一方、日本も、アメリカの影響を強く受け、虚栄の国となり、文化の香りが消え、肥え太り、腐った脂肪の悪臭がぷんぷんするようになりました。日本も他山の石ですね。やがて痩せ細り、餓死するのではないでしょうか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8月28日発表の中国の新標準地図 | トップ | 日本は食用淡水魚養殖の大規... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

世界」カテゴリの最新記事