次第にトランプ大統領の外国との取引外交の手法がわかってきました。法に基づく外交ではありません。法が無視されていてもアメリカと外国が合意し、取引が成立すれば、世界(の人々)がどう批判しようと取引実行という外交です。
このやり方は、世界秩序の崩壊を意味します。経済力、軍事力などの力が作動する戦国時代の様相です。
今回のアメリカとウクライナの取引は、アメリカが軍事支援を平気で取引に使うことを証明しました。アメリカは、ウクライナ人やロシア人が戦争で何人死のうと問題にしません。アメリカが欲しいものがウクライナから手に入れば取引します。
石破茂総理は、信頼関係を確かなものにしたいと言ってアメリカに出立しました。何を取引するか、しっかりと検討し、優先順位をつけて売るもの、買うものを整理したでしょうか。日本の人々が何をアメリカに売りたいと思っているか、買いたいと思っているか、石破総理はちゃんと整理したでしょうか。合法性、人間性に基づいて取引を整理しているでしょうか。
私達日本人は、石破総理が何を考えているか何も情報がありません。勝手な取引をしても、国会で取引内容が議論されるでしょうが、自民党・公明党+与党的行動の野党は承知し、すでに日本は決めたことですからと言って国会を押し切るとか、与党的行動の野党が国会で自公に尻尾を振れば、国民の幸福軽視の外交は成立します。
自公は腐敗しているという現実を考えると、政治は、国民の幸福に反する方向に動き続けると読みます。
心ある人は、よく考えて、今は自分の事業仕事に注力して生きる力を蓄えることがだいじです。自由自主自立が非常にだいじと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます