心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

国連は機能不全。健全化は無理。次はどうする

2023年01月21日 | 世界

国連が誕生して3/4世紀が過ぎました。アメリカのアフガニスタン戦争、イラク戦争、ロシアのウクライナ戦争は国連機能不全を明示しています。中国の台湾戦争が始まれば国連健全化の可能性はゼロです。

アメリカ・ヨーロッパ、あるいはG7がロシアに勝っても国連が健全化する可能性はないと思います。強大国に世界に通用する法をもって協調し、世界平和をつくるという価値観がありません。強大国の政治家は、国威国権国益を主張しています。権力者政治家として威張っていたいからです。そのような権力者政治家を国のためになっている、自分のためになっていると思う国民が多いのが現実です。

日本だって戦争直後は平和主義の国でしたが、今では国民は日本が国連安保理常任理事国になるとか、防衛力が大きい強い国になるとか、国威国権国益を重視する国民になっています。憲法は、文書箱に納められ、読む国民はいなくなりました。

世界大混乱を予感します。戦禍を生き残った人々が、新しい町、新しい世界をつくるのでしょう。過去の経験知識を活かして健全な社会づくりができるといいがと思います。戦禍が及ばない忘れられたような地域に住んでいる人は幸いです。

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ロシアのウクライナ戦争は拡大

2023年01月20日 | 世界

ロシア国民の大半がプーチン大統領のウクライナ戦争を支持しています。ロシア国民は戦争による国土拡大を犯罪と思っていません。

最近のロシアの猛攻を見て、ヨーロッパは真剣にロシアの脅威を考えるようになり、団結してロシアと対決する姿勢を鮮明にしてきました。ドイツが中途半端でしたが、ここへ来てロシアとの対決を決心したようです。

ヨーロッパ軍がウクライナに味方して参戦する考えはまだないが、軍事支援は、ロシア軍をウクライナから追い出すことを目標とし、目標が達成されるまで支援をやめないそうです。

ヨーロッパ11か国は、昨日、エストニア首都タリンで各国国防相らが会合を持ち、一段と強力な武器をウクライナに提供すると約束したそうです(タリン誓約)。また今日はドイツ南西部ラムシュタインアメリカ空軍基地でより多くの軍事支援国が集まってウクライナ軍事支援会議が開かれるそうです。

対抗してメドベージェフロシア安保会議副議長は、ウクライナ戦争に負ける恐れが大きくなったら核兵器を使うと改めて脅しています。ロシア軍はウクライナから追い出されないということでしょう。

ウクライナ戦争は長引き、激しい攻防が続き、ロシア、ウクライナ、アメリカ、ヨーロッパの疲弊がひどくなるでしょう。世界中に悪影響が出て、世界が騒がしくなるでしょう。

日本は冷静がだいじですが、岸田文雄総理は、国の借金増加、人々の貧困化、国力低下を忘れ、防衛費増額・増税と叫んでいます。人々の貧困化が加速し、国破綻の恐れが高まります。案山子はつくれても防衛力強化は実現しません。岸田総理はアメリカに同調し、背伸びし、国民に対し独裁的になっています。自由自主の精神がなく、流されています。

個人は、岸田総理の笛に踊らず、自由自主を重んじ、枝葉ではなく、根幹を重視して自分の事業・仕事を大切にすべきと思います。

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放射性物質・廃棄物処理処分技術が未確立の状態で原子力推進は危険

2023年01月20日 | 世界

脱炭素だ、原子力だと岸田文雄総理は叫ぶが、原子力技術未完成ということを彼は知りません。めくら蛇におじずです。原子力による発電コストが安いのは、放射性物質・廃棄物処理処分コストを無視しているからです。

原子力は地球を加熱するだけです。地球を太陽にする行為です。最近核融合と叫んでいますが、太陽エネルギーは核融合エネルギーです。核融合も放射性物質・廃棄物を増やします。原子力は地球温暖化をおこしています。

太陽光発電は、人間の行為無関係に地球に来てしまう太陽エネルギーを利用するので自然のバランスを崩していません。安心安全です。植物の太陽エネルギー利用効率は6%ぐらいと思いますが、現在の太陽光発電は20%ぐらいと思います。まだ効率は上がります。極めて有望なエネルギー技術です。利用に迷ってはいけません。

太陽光発電は電力コストが高いから問題と言いますが、未来のためだと考え、税金を使って発電補助を行い、電力価格が国際競争力を失わないようにすれば生産部門の国際競争は不利になりません。税金の使い方を調整します。防衛費減額がいいのではないでしょうか。民力改善を重視し、社会福祉費減額を行うといいと思います。民力改善とは生活・生産環境改善です。日本レベルで高速鉄道網、高速道路網建設を行うと非常に無駄が多くなります。遊びが多くなります。地域経済発展を調査企画するといいと思います。無駄が減ります。たとえば私の活動圏は主に横浜です。北海道や九州に行くことはほとんどありません。

原子力より炭素の方がまだ安心安全です。炭素を使うなら人類は、緑化を積極的に行う必要があります。日本は緑が多いのですが、まだ足りないと思って緑化努力をするといいと思います。ゴルフ場は森林に戻すぐらいの緑化意欲を持つといいと思います。都市部の緑化ももっとやっていいと思います。外国の荒れ地も森林にし、森林産業に活かすといいと思います。森林産業基金を設け、100年の計で長期運用するといいと思います。

短期的思考で問題解決すると、未来が暗いと思います。子孫は累積した問題解決に苦悩します。政治は子孫のためという価値観を失ってはいけません。

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世界との経済交流が縮小する中、ロシアは軍事力増強に注力

2023年01月19日 | 世界

ロシア国民がウクライナ戦争に勝つことを望んでいるのでロシアの軍事力増強は実行できると思います。軍人150万人体制(現在115万人)、軍需産業拡大を今後5年で行うそうです。ウクライナ戦争は5年、10年と続く恐れが大きくなりました。

ロシア人の生活水準は向上しないと思います。低迷の雰囲気に国民がどう反応するでしょうか。反プーチン大統領の人は増えると思いますが、支持者の方が多い状態がまだまだ続くと思います。

ウクライナ、アメリカ、ヨーロッパは、ロシアと対立するも決着を急がず、戦場拡大を防ぎ、むしろ縮小の工夫努力を行い、プーチン大統領の死を待つような忍耐強い防衛が被害を極小にするのではないでしょうか。

一方で国連司法、あるいは世界司法強化の動きが世界の人々の間で大きな波になることがだいじと思います。国々を動かすような波にすることがだいじです。今後の世界の主役は人々です。国ではありません。

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ロシアのウクライナ戦争で武器弾薬戦争の恐ろしさを知れ

2023年01月18日 | 世界

この戦争を見て、防衛力・アメリカとの同盟強化と叫んでいる岸田文雄総理は、思考力、予測力が乏しいと思います。すでにアメリカはウクライナ軍事支援に疲れ、軍事支援継続について世論が割れています。ヨーロッパも、ドイツの軍事支援が少ないと言ってドイツにもっと支援しろと要請しています。各国国民がウクライナ支援疲れをおこしている証拠です。

この上、東アジアに戦争がおこったらアメリカが、台湾や日本を十分軍事支援するとは考えがたいことです。軍事支援は最後はアメリカ国民が決めるのであって大統領が決めるのではないことを知るべきです。アメリカ国民は、自国が戦場になることを嫌いますが、外国が戦場になる場合は、戦争は中途半端です。国民が戦争を支持しないからです。

太平洋戦争では日本がハワイを奇襲したことがアメリカ国民を怒らせました。アメリカ政府は国民を対日本戦争に奮い立たせることができました。

ロシアのウクライナ戦争は長引き、双方、疲れきり、プーチンロシア大統領が死ぬことで、ロシアに停戦ムードが広がり、NATO拡大中止、ロシアは侵攻前の国境受け入れ、クリミア半島返還、人的物的交流の回復などを条件に停戦和平ということになる確率が大きいと思います。

プーチン大統領の余命は5年前後ではないでしょうか。病死か、暗殺されるか、自殺かはわかりません。双方、人命武器弾薬を節約してプーチン大統領死去を待つのが賢明です。決着を急ぐと人命武器弾薬の消耗が致命的にひどくなります。ウクライナは廃墟になります。停戦和平が実現しない場合は、戦線膠着、世界はロシアに制裁を続け、ロシアの衰退が顕著になり、ロシア連邦瓦解、ロシアは結局ウクライナ占領地放棄を強いられると思います。どうなってもロシアは今後大損です。ウクライナの復興も長年月を要するでしょう。

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横浜市民あげて瑞穂埠頭へのアメリカ軍揚陸艇部隊配備に反対しよう

2023年01月18日 | 世界

米陸軍の小型揚陸艇部隊の配備が予定される「横浜ノース・ドック」(中央下)。後方は横浜市街=17日、横浜市神奈川区で、本社ヘリ「おおづる」から

横浜港
写真右下の埠頭が瑞穂埠頭でアメリカ陸軍が現在大部分を使っており、軍用測量船などが係留されています。この埠頭はまさに横浜港の一部です。このようなところに戦闘で活躍するアメリカ軍を配備することは戦略戦術上考えがたいことです。
(出所)東京新聞
 
平和そのものの横浜港に台湾有事のとき海兵隊などを輸送する揚陸艇部隊(揚陸艇13隻、隊員280人)が今年春から配備されることは横浜市にとって重大事です。台湾有事は2025年との説、中国は無理をしないなどの諸説が流れているが、岸田文雄総理のアメリカとの同盟強化策から推察すると、配備は長引き、返還の可能性は減ったと思います。
 
基地周辺の地元の横浜市民だけでなく、カジノ反対のときと同じように、横浜市民あげて揚陸艇部隊配備に反対し、瑞穂埠頭全面返還を忍耐強く求めましょう。横浜市は残存するそのほかの在日アメリカ軍施設返還も一段と強く求めることで、揚陸艇部隊配備に対する反対の意思表示をはっきさせましょう。
 
なお、岸田内閣の防衛費増額・増税については、台湾有事即日本有事を避ける方策はないかと国民的議論をおこしましょう。安易に武器弾薬に頼る東アジア安保は、反対に東アジアを地獄にする恐れが非常に高いと思います。仮に日本有事を避けることができても岸田内閣の防衛策は日本大損の原因です。現在の貧困層は拡大します。大赤字の国は、民生改善に税金を回しません。税金をとるだけです。
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今年7月東京でG7司法相会合開催の予定

2023年01月17日 | 世界
 
 
斎藤健法相は1月17日の閣議後記者会見で、7月上旬にG7司法相会合を東京で開くと発表しました。国連安保理常任理事国ロシアが国土拡大のためウクライナ戦争をおこし、国連による世界司法は信用を失い、世界は混乱の度を深めています。そこで「法の支配」を改めて重視し、G7は連帯しようということだそうです。
 
G7首脳会議を何年もやってきましたが、G7は世界指導ができていません。多極化が進み、現在は新興国が国威国権国益を主張して、自分勝手にG7に挑戦しています。ロシアの暴走が続いており、イスラム圏ではイランが暴走を始め、そのうちに中国も暴走する恐れがあります。
 
G7の説得力がない現状で、G7司法相会合が、世界指導力を持ちえるとは思いませんが、何もしないより、「法の支配」を重視してG7が世界秩序の構築に工夫努力することはいいことだと思います。
 
国連総会は、ロシアのウクライナ戦争は悪いと判断し、ロシアを非難する決議を行いました。世界は多極化ですが、国土拡大のための戦争をよしとするような不法を受け入れていません。世界は「法の支配」を求めていると思います。
 
G7が、自由自主平等平和の価値観のもと、G7のためだけでなく、新興国や開発途上国を差別せず、威張らず、世界に通用する法をつくるという精神で世界司法を検討するといいと思います。
 
世界に通用する法は、国際会議ではなく、国をこえて法の世界化に関心のある学者・知識人が、会合を持ち、脱炭素化の世界的流れをつくり、国々を動かすことになったように、心ある人が連携してつくる国連司法強化、あるいは世界司法強化の波が国を動かすことなるといいと思います。
 
国の政治家はどうしても国威、国権、国益を優先し、世界、あるいは世界の人々のことを考えることができません。G7首脳会議が世界指導力を発揮できない原因です。
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第二次世界大戦のときデンマークはすぐドイツに降参した

2023年01月16日 | 世界

当時のデンマークの軍事力は、ドイツに比し、非常に小さく、防衛は不可能でした。国境を守る部隊は、小火器をもって侵攻を防ごうとしたが、ドイツ軍の大火器には勝てませんでした。デンマーク軍人には死守するという考えはなく、人命を重視し、勝てないと判断すると後退しました。中央では最初から防衛戦は無理と判断したようですが、決定がちょっと遅れたので、その間、国境守備隊は自主的にドイツ軍に抵抗しました。国が降参したことがわかると、軍は抵抗をやめ、自分の持ち場に帰りました。

興味深いのは国境付近の農民の言動です。逃げるデンマーク軍人をかくまう行動はとりましたが、進軍するドイツ軍には無抵抗でした。自分の町が戦場になる経験を何回もし、戦争にうんざりしていたようで、農民は、国はデンマークでもドイツでも気にしない、農業ができればいいと考えました。

こうしてデンマークは実質無抵抗でドイツ支配下に入ることで戦禍を免れました。自治が認められました。抵抗がないのでデンマークに配備されたドイツ軍は少なかったと思います。ドイツにとってデンマーク支配はむずかしくなかったと思います。なお、連合軍の反撃に合わせ、のちにデンマークにも政府とは別に反ドイツ抵抗組織ができ、連合軍に協力しましました。

ドイツは結局アメリカを中心とする連合軍に負け、デンマークはドイツから解放されました。

連合軍の激しい反撃でドイツは負けたとの印象ですが、ヒットラードイツ総統の外国統治は乱暴なもので、反ドイツ武装地下組織の活動は大きくなる一方でした。ドイツの外国統治は早晩瓦解しただろうと思います。帝国は永遠性がないからです。

現在デンマークは人々の生活水準が世界でトップレベルの平和主義国として栄えています。伝統文化を大切にしながら一方で合理化近代化に積極的です。原子力には頼っていません。洋上風力発電には早くから注力してきました。長大橋、長い海底トンネルの建設による交通の改善も早くからやってきました。デジタル化は世界でトップレベルと思います。NATOに加盟していますが、平和主義にこだわり、主張すべきは主張する自主を重んじていると思います。

隣国が強大国で攻撃的であった場合の一つの対応の方策として勉強になると思います。負けるが勝ちとはこういうことでしょうか。簡単に勝てない戦争はやるなとの教えがあります。

アメリカと同盟して中国と戦争すると、日本人は多くの人が戦没し、多くの都市が廃墟になる予感がします。今はシーチンピン中国主席より岸田文雄総理の思い上がり、舞い上がりがこわいです。

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武器弾薬をもって防衛することが最善か

2023年01月15日 | 世界

イギリス帝国が軍事力でインドを支配していた当時、ガンジーが非暴力で独立運動を行い、次第に同調者を増やし、独立運動を大きな波にすることに成功し、最後はイギリスも帝国から連邦になりインドの独立を認めたという歴史は大いに学ぶべきです。ガンジーはテロ活動もゲリラ戦もやりませんでした。

岸田文雄総理は、防衛力の強化、アメリカとの同盟強化、G7協調で、中国の台湾攻撃を牽制できると考えているようですが、中国が攻撃に踏み切る恐れがあり、その時は日本も攻撃される恐れが高いと思います。在日アメリカ軍が台湾軍事支援に動き、同盟している日本もアメリカ軍への協力や台湾支援に動くからです。

アメリカと日本が協力して台湾を軍事支援すれば台湾は中国に勝てるとアメリカおよび岸田総理は予測しているが、アメリカはガムが破壊される程度ですみますが、台湾、日本はもろに戦場になり、その荒廃は悲惨だと思います。現在のウクライナを見るとわかります。日本は武器弾薬の消耗だけではすみません。自衛隊員だけでなく、一般の人々も多く死傷すると思います。多くの町が廃墟になります。

仮に中国の台湾攻撃を抑止できたとしても、日本の防衛力強化は国の借金残高を京円規模にし、貧困層は大幅に拡大し、先進国からは脱落、貧困国に成り下がるでしょう。中国から攻撃されなくても自分で大損します。岸田総理の防衛論は無謀です。

武器弾薬を使った防衛は日本に大損害をもたらします。もっとよく考えて損害を極小にすべきです。岸田総理の防衛論は、アメリカに盲従、拙速安直、大損のもとです。

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戦後の自由自主平等平和は素晴らしい

2023年01月15日 | 世界

私は1940年に生まれ、太平洋戦争で町の半分が廃墟になりましたが、幸運にも家族は生き残り、食料不足に苦しみながら戦後の10年を生きました。戦後の義務教育は、自由自主平等平和の価値観に基づいており、学校生活は明るかったと思います。私は貧困家庭に育ち、その上、病弱でしたが、差別を受けることもなく、反対に先生は私の才能を見つけて伸ばすような指導をしてくれました。

私は古い手紙をすべて保存していますが、小中の先生の手紙がたくさん残っています。小学生のときは病気で学校を長く休んでいましたが、担任の先生はよく手紙をくれました。

社会人になってからも、開襟シャツを着て会社や一流ホテルでネクタイをせよと注意されて不愉快な思いをしたことはありますが、耐えがたい差別を受けたことはありません。

会社では、年配が少なく、若い人が多かったので、若いのに自分で考えて仕事をしなければなりませんでした。35歳ぐらいのとき、会社は新事業企画を指示してきたので自分で新事業を企画実行しました。

自由自主平等平和の価値観は会社生活でも大いに役立ちました。私は政府や他社の人にも信用され、自由に事業・仕事ができました。中年になると、新聞社・雑誌社から私の専門分野の問題について投稿依頼がひっきりなしにあり、地方からも講演依頼が毎月のようにありました。会社の事業・仕事をこなしつつ、外からの依頼にも対応してきました。

この価値観は政治でも重要だと思います。この価値観がないと、内政も外交もうまくいかないと思います。

岸田文雄総理の政治は、国民には独裁的です。アメリカには従属的です。自由自主を失っています。

安倍晋三元総理を偉大と評価し、国民の反対を無視し、彼の国葬を断行したことは独裁的でした。岸田総理は、安倍元総理がアメリカとの同盟を深めてきたのでアメリカに忖度するため彼を偉大と評価したのだと思います。

要するに岸田総理は、アメリカの言うことをよく聞いて国民の声には耳を貸しません。G7、特にアメリカに同調していれば、ロシア問題も中国問題も解決できる、否、それ以外にいい方法が見つからない、そうすると決したということでしょう。

その結果が、防衛費増額・増税です。防衛力・アメリカとの同盟強化、反撃能力保有です。大火器開発・保有です。しかし、政府は借金残高1000兆円規模で実質破綻です。国民は確実に貧困層が拡大中です。アメリカ従属は国民の生活水準を下げます。日本を戦場にする確率を高めます。

横浜港に瑞穂埠頭があります。この埠頭の半分ぐらいの瑞穂町はアメリカ軍が軍用測量船などの軍艦を停泊させるのに使っています。横浜市は、観光を重視している横浜港にアメリカ軍施設はよくないと考え、瑞穂町の返還を国に要望しています。国は、艦船の保管に利用しているだけで、部隊を配置することはないと言ってきました。

ところが、アメリカとの同盟に関する先日のアメリカとの会議で何と日本は瑞穂町にアメリカ軍小型揚陸艇部隊約280名の駐留を決め、神奈川県にその決定を通知してきました。神奈川県も横浜市も仰天です。国にだまされていました。事前に相談はなかったようです。国民無視です。岸田内閣は勝手に考えた防衛論を国民に押し付けています。民主的ではありません。アメリカには従属的、国民には独裁的です。

岸田総理は日本にとって危険と思います。彼は自由自主平等平和がまったくわかっていません。彼は内政でも外交でも国民を悩ませます。

岸田総理は、G7協調でロシア、中国と対決し、つまり勝負し、世界秩序をつくると言いますが、ありえないお話です。対立が長く続き、双方、疲弊し、世界秩序は混乱します。

世界秩序が、大火器でつくれる訳がありません。世界の歴史を勉強すればわかることです。岸田総理の予測はあたりません。彼は思考力が弱いと思います。

日本の国民は戦後の価値観、自由自主平等平和を思い出してほしいと思います。岸田総理のロシア・中国脅威論にのせられて戦争の道を歩み、不幸になってはいけません。

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