
編集部
目をむいて「アリラン トントン~」を歌って歌手ハチュンナの物まねで人々を笑わせたギャグマンのキムヨンチョル。殻は最近「英語で笑わせるギャグマン」「生活英語の伝道師」などと呼ばれる。5年の間固く心を決めて習った英語がとうとうその真価を発揮し始めたのだ。(あつかましいヨンチョルの英語)と言う本を出したことはもちろん、ラジオ英語会話コーナーを進行し、アリランTVでは英語で韓国語を教える番組まで任された。
はじめから彼が英語を流暢に話せたのではない。殻は20歳を越える頃まで、外国人に会えばしなくてもいいのに気後れして笑うこともできなかった。ところが、5年前にモントリオール コメディ フェスティバルに参加したが、新たな夢を発見した。それが正に、アメリカに進出し英語で笑わせると言うこと。
その後、彼は英語の勉強に死活をかけた。明け方から3時間の間、英語の講義を受け、授業が終わると外国人と一緒にご飯を食べた。そして、きちんきちんともう2時間勉強した。また、映画を見て気に入った台詞があるとしつっこく暗誦した。一度は「私が言葉を発すればいつも問題」と言うショーンペンの台詞を暗誦し英語の先生と対話中に使った。先生は彼の言葉を聞いて驚いた。また、英字新聞を見ても気に入った生地があるとすべて暗誦した。そうして1年やってようやく耳が聞き取れるようになった。1年半経ったとき口が回った。そうしてだんだん自身感もついてきた。
「自分が何か変わりたいと思ったら、変える。変わることができないならば自分の態度を変える」アメリカの詩人マヤアンジェールの言葉を今日も粘り強く暗誦しながら彼は夢に向かって力強く走っていく。