大阪担当です。
3月2日、第165回自助会を開催しました。
今回は初参加3名の方を含む13名の方に集まって頂きました。
うつに対して理解がある人もいればない人もいる。家族など身近な人に理解されないのは辛い。
うつになった原因は自分なりに理解している。でもうつが良くならない、周りの同世代の人たちは楽しんでいるのにうつのせいで楽しめない自分に焦りがある。
などといった話がありました。
うつになった理由は人それぞれ違います。
ですが、何かに頑張りすぎた、というより頑張らないといけない、頑張るしかない状況に置かれて頑張りすぎてうつになったのではないでしょうか。
うつになって、動けなくなって休まないといけない、休むしかなくなった。
そして、休んだけれど良くならないから、うつをよくするために頑張っている、頑張らないといけない、頑張るしかないと思っていないでしょうか。
その通りと思った方もいれば、言われてみれば何か変だなと思った方もいるかと思います。
色々なことに頑張ってきた結果、うつになったのにもかかわらず、うつを良くしようとまた頑張ってうつはよくなるのでしょうか。
わたしの実感としては、良くなりたいと頑張れば頑張るほど良くならない、ゆけばゆくほど回復の道は遠くなる、そう感じます。
それはうつを良くしようと頑張ること自体が、うつがよくなることから遠ざかることになるからです。
でも、うつを良くするためにはどうすればいいか分からない以上、良くしようと頑張らざる得ない、しかもどこまでも頑張らざる得ません。
そして力尽き果て、頑張れない、頑張りようがなくなって行きづまるところが、うつをよくすることの第一歩となります。
行きづまってなにもできないところ、しないのではなくできないところ、それは自分自身がうつが良くなるということはどういうことかという問いと化して行きづまるということです。
つまり、良くなろうと頑張ることをやめる、でもそれは諦めるのでも、自分の意志で頑張るのをやめるのでもなく、ただやめる、しかもやめつつも問いとなり問うということです。
端的につづめていえば、うつを良くしようとするのではなく、うつを良くするということをそのままに問うということです。
考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。
次回のご案内（3月と場所が違いますのでご注意ください）
日時：2019年4月6日(土)、13時30分～16時30分
場所：大阪市北区民センター 和室
最寄駅：JR線「天満駅」、堺筋線「扇町駅」
関西テレビの北隣になります。
参加費：500円
お問い合わせ、参加希望は下記リンクをクリック。
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メール送信フォームが開きます。
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三寒四温の季節ですね、風邪などひかぬようご自愛ください。
