大阪担当です。
5月11日、第168回自助会を開催しました。
今回は初参加1名の方を含む9名の方に集まって頂きました。
一人で辛い時間を過ごさなければならなくて苦しくてどうして良いか分からない、仕事をクローズで探したいが、職歴の空白をどう説明したらいいか、就職できたとして病気のことを話したほうが良いのかなどの話がありました。
人にはする時間と在る時間があります。
する時間とは文字通り何かをする時間、仕事をする時間、誰かと話す時間などです。
何かをすると必ず何かをした結果が出ます、そしてその結果に対してまた何かをする、するとまたその結果が返ってくるのでまた何かをするという繰り返しで、何かをすることをやめられなくなり、する時間で埋め尽くされていきます。
よほど注意していないと、何のためのそれをするのかきちんと考える暇もなく、目の前にあるすることに常に忙しい、することだけの為に生きる人生になります。
しかし、うつになると色々なことができなくなります。
できないことが多いので結果に対して何かをするということができなくなり、する時間がなくなり、在る時間が出てきます。
在る時間とは、何もしない、ただ自分で在るだけの時間です。
する時間ばかりの時は自分は○○会社で仕事をしている、親として子育てをしているなど何かをするという役割が自分だと思い込んでいますので、する時間が無くなり、役割が果たせなくなると、自分は何者なのか分からなくなります。
役割がなくなった時、ただ自分であるというだけの在る時間になった時、あなたは自分は何者なのか答えられますか。
うつになると、今までは何かをし続けることで見てこなかった、考えてこなかった、何もしていない自分とは一体何者なのかという問いに向き合わざる得なくなります。
この問いに答えることは簡単ではありませんし、向き合うことはとても苦しいことです。
だからこそ、する時間で埋め尽くして、自分は何者なのか見ようとしてこなかったともいえます。
この問いに向き合うことは、自分は何がしたいのか、何をすべきなのかを考えることでもあり、それはいつしか、する時間を取り戻すきっかけとなります。
そして、取り戻せれば、以前と違い、する時間と在る時間の両方をもった豊かな人生を生きていけるようになります。
あなたは、することだけの為に生きる、する時間だけの人生と、する時間と在る時間を持った苦しいけれど豊かな人生、どちらを選びますか。
考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。
次回6月のご案内
日時:2019年6月1日(土)、13時30分~16時30分
場所:大阪市北区民センター 和室
最寄駅:JR線「天満駅」、堺筋線「扇町駅」
関西テレビの北隣になります。
参加費:500円
お問い合わせ、参加希望は下記リンクをクリック。
自助会参加希望・お問い合わせはこちら
自助会の案内ページが表示されますので申し込みボタンをクリックしてください。
お問い合わせはページ右のお問い合わせはこちらをクリックしてください。
メール送信フォームが開きます。
※メールアドレスの誤記入があるとお返事ができません。(特にお問い合わせの場合)
メールを送った後に自動返信メールが届かない場合はメールアドレスをご確認の上、再度送信してください。
5月11日、第168回自助会を開催しました。
今回は初参加1名の方を含む9名の方に集まって頂きました。
一人で辛い時間を過ごさなければならなくて苦しくてどうして良いか分からない、仕事をクローズで探したいが、職歴の空白をどう説明したらいいか、就職できたとして病気のことを話したほうが良いのかなどの話がありました。
人にはする時間と在る時間があります。
する時間とは文字通り何かをする時間、仕事をする時間、誰かと話す時間などです。
何かをすると必ず何かをした結果が出ます、そしてその結果に対してまた何かをする、するとまたその結果が返ってくるのでまた何かをするという繰り返しで、何かをすることをやめられなくなり、する時間で埋め尽くされていきます。
よほど注意していないと、何のためのそれをするのかきちんと考える暇もなく、目の前にあるすることに常に忙しい、することだけの為に生きる人生になります。
しかし、うつになると色々なことができなくなります。
できないことが多いので結果に対して何かをするということができなくなり、する時間がなくなり、在る時間が出てきます。
在る時間とは、何もしない、ただ自分で在るだけの時間です。
する時間ばかりの時は自分は○○会社で仕事をしている、親として子育てをしているなど何かをするという役割が自分だと思い込んでいますので、する時間が無くなり、役割が果たせなくなると、自分は何者なのか分からなくなります。
役割がなくなった時、ただ自分であるというだけの在る時間になった時、あなたは自分は何者なのか答えられますか。
うつになると、今までは何かをし続けることで見てこなかった、考えてこなかった、何もしていない自分とは一体何者なのかという問いに向き合わざる得なくなります。
この問いに答えることは簡単ではありませんし、向き合うことはとても苦しいことです。
だからこそ、する時間で埋め尽くして、自分は何者なのか見ようとしてこなかったともいえます。
この問いに向き合うことは、自分は何がしたいのか、何をすべきなのかを考えることでもあり、それはいつしか、する時間を取り戻すきっかけとなります。
そして、取り戻せれば、以前と違い、する時間と在る時間の両方をもった豊かな人生を生きていけるようになります。
あなたは、することだけの為に生きる、する時間だけの人生と、する時間と在る時間を持った苦しいけれど豊かな人生、どちらを選びますか。
考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。
次回6月のご案内
日時:2019年6月1日(土)、13時30分~16時30分
場所:大阪市北区民センター 和室
最寄駅:JR線「天満駅」、堺筋線「扇町駅」
関西テレビの北隣になります。
参加費:500円
お問い合わせ、参加希望は下記リンクをクリック。
自助会参加希望・お問い合わせはこちら
自助会の案内ページが表示されますので申し込みボタンをクリックしてください。
お問い合わせはページ右のお問い合わせはこちらをクリックしてください。
メール送信フォームが開きます。
※メールアドレスの誤記入があるとお返事ができません。(特にお問い合わせの場合)
メールを送った後に自動返信メールが届かない場合はメールアドレスをご確認の上、再度送信してください。