関西うつ自助会。大阪、京都、兵庫、家族会

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良い年末を。

2020年12月23日 | うつについて
関西うつ自助会代表です。
もう今年も残りわずかとなりました。みなさまはどのような一年でしたでしょうか?
私はほぼ変わらずの一年だったように思います。睡眠も改善しませんし、適度にガス抜きして、適度にあれこれしてたように思います。ただCDはいっぱい買っちゃったかな(笑)

まだコロナで大変な状況ですが、来年もなんとかなるよう、やっていこうと思います。目標みたいなのは、あるとエンジンがかかる人と、ないほうがエンジンかかる人がいるので何とも言えませんが、まあ適当にやりますよ。

そうそう、夏頃に書いてた、うつについてのなんやらですが、一部を公開しておきます。
うつになって動けないかた向けに書いたものです。また追々別のものも公開していこうと思います。


うつになったあなたへ~

初めまして、うつになったあなたへ。この文面を読むのも苦痛でしょう。できるだけ短くしています、読める分だけ読んでみてください。
きっと、あなたはあなたを責めているでしょう。何故こんなことになったのか。こんなはずじゃなかったのに。様々な思いが交錯していると思います。
定まらない思い。おかれた環境への責務。どうしようもない自分。
気力もわかず、ただ毎日が過ぎるのをただ苦しく見送るだけの毎日。本来ならもっと充実した生活をしているはずだ。そう思うかも知れません。

うつは、ありとあらゆる気力を奪います。まず何もできない、というのが現実です。抗う手段も気力もない、というのが真実かと思います。
まず、あらがう事を、少しづつ抑えましょう。「何かしないと」という思いばかりが先に立ちますが、今はどうしようもありません。友人を失うかもしれません、家族を失うかも知れません、生きるすべを失うかも知れません。しかし、それに抗う気力は今あるでしょうか?抗って、打ち勝つ事はできるでしょうか?
失う事は恐ろしい事です。ですが、取り戻す事もできます、今は気力がわくまでは、失われる現実に、ただただ堪えるしかないのです。

気力がわくまでに何をするのか?
何もしなくていいのです、反対に言えば、恐らく今のあなたは何もできないでしょう。だから、何もできず、ただただ日々を憂い、失う事におびえ、泣いていていいのです。そうすれば気力は湧いてきます。
しかし、考える事は可能です。悲観的な世界しか目の前にはありませんが、その悲観的な世界を考えてください。具体的には、あなたが、どうやって生きるのかを。そして、どうやって死を迎えるのかを。
生きることは、うつになったあなたにはとてもとても辛いことです。死ぬことのほうが頭をよぎります。それでもいいでしょう。死ぬことを否定してはいけないのです。誰にでも訪れることを考えるのは当たり前ですし、死んだ事を考えるのは生きるうえで大切な事だと気づきます。
あなたはあなたの人生です。死ぬ権利もあれば、生きる権利もあります。
気力がわくまで、生きる事と死ぬ事を考えておきましょう。

考えることに悪い事はありません。「何もできない」を受け入れる準備をするために考えてみてください。

以上です。
それでは良い年末をお過ごしください。
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