大騒ぎの新型ウイルス

2020-01-31 09:06:23 | 日記
 中国湖南省武漢から巻き散らかれた新型肺炎コロナウイルスで周辺国はもちろん全世界中が極度の神経質に陥っているようだ。我日本政府は国民の生命を案じるとかで現地の日本人を急遽帰国させる行為に出ている。それはそれで理解できるが反面帰国した日本人から二次感染して国内で蔓延しないかどうかが心配である。新型ウイルスだから予防の新薬は今のところ皆無という。
 急成長した中国経済で今や米国とともに世界をリードしようと中国首脳部は息巻いているようだが果たして内陸部のまだ近代化されていない地域も多いはずで先進国並みの生活ができているのかどうかだ。日本のように医療機関が広い中国に満遍なく行き渡っているのかどうかどうも怪しい。今回のこの新型ウイルスはどうも蝙蝠が発生源でそれが他の動物に移り人間まで感染したとのことだが、中国人の食生活はどのようなものなのかを世界に知らしめなければならないだろう。世界第二位の経済大国と喧伝するのもよいが病原菌をまき散らす大国であっては大変迷惑至極である。上水道や下水道といった生活インフラが完備しているのはほんの一部の地域であってほとんどのところはそこまで行っていないに違いない。だからこそ病原菌を撒き散らかしているのではないだろうか。もちろん日本のような国民皆保険制度など完備されていないし医療機関などが広く行き渡ってはいないに違いない。
 イギリスがEUから離脱する。先の選挙で離脱賛成派が勝ち国民が離脱に意思表示した。色あせる欧州統合と今日の新聞の見出しである。経済がやや下降気味のヨーロッパで一緒に頑張ってやろうじゃないかと日本をリーダーとするアジア経済が急上昇してそれに対抗して何とか昔の光を求めたヨーロッパつまりEU連合だった。一緒になってみると金持ち国と貧乏国の混在で様々な意見の食い違いが表面化する。当たり前のことで英国のような産業革命を起こした先進的な考えからすれば元共産国家だった国の考えなど到底受け入れられない。しびれを切らしてもう止め~たの気持ちの英国だったのではないか。
 かの国は考え方がはっきりしている国である。利用価値があると乗ってくるがそうでなければ簡単に切り捨てる国である。表現を変えれば狡猾な考えの国である。あの日英同盟だが、あれは対ロシア政策で日本を利用しようとして結んだものだった。おかげで日露戦争はあの同盟のおかげで勝利した。
 結婚前、ひとめぼれしたあの時のあの笑顔はどこへいったのか、一緒に暮らし始めるとあの時のあの惚れ込んだ笑顔とは裏腹にブスーとしたふくれっ面の彼女に飽き飽きして別れるパターンはよくある話。希望に燃え将来を楽しみにして結んだ連合だったが、英国の離脱で今後どうなるのか不安材料が山積している。