25日、所用で京都に出かけた。四条通に河原町通りはそこそこの人出のようだった。ただ、あの外国人が駆け付けた賑わいはなかった。予定より早く片付いたので今「麒麟がくる」の主人公明智光秀の首塚が近くにあるというので寄り道をしてみた。三条通りを東に向かい地下鉄東山駅のすぐ近くにあった。住宅地の中にひっそりとひと坪くらいの祠で光秀公と扁額がかかっていた。79歳代の夫婦とみられる方も来ていた。
半年前にやはり近くの豊国神社にお参りしてきたが同じ戦国武将の二人だがこうも桁違いの威光の違いに考えさせられ片や中国大返しから謀反人を成敗し天下を手中に収め太閤記として国民のアイドルとなった秀吉と”謀叛人”のレッテルが根深く付きまとう光秀の差を思い知らされた。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回はどういう展開でピリオドを打つのか。
今日は旧12月14日に当たる。つまり赤穂47士が吉良邸に討ちいった日である。もっとも時刻は15日の早朝だが一般的には14日が討ち入りの日といわれている。当日は雪の降る寒い日とされているが今日の関西地方は4月頃の気温とかで暖かい。
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