シンガーソングの谷村新司さんの訃報が飛び込んできた。エﾂー、嘘と一瞬驚きを隠せなかった。作曲の技法はもちろん歌唱力はこれまた抜群の持ち主でこの人を凌駕する人は皆無ではないかと思うほどである。今年3月に入院されたとあるが死因は腸炎というが腸炎を調べてみるとこれは食中毒の一種で数日で回復する程度ももので死に至る病ではなさそうだ。勝手な想像で恐縮だが大腸がんが相当進行していて手の付けられえない状況まで進んでいたのかもしれないと思うがどうか。
超有名人ともなれば全国各地でのコンサートが予定されてなかなか病院に行き健康診断など受ける時間はないだろうが、体調管理はやはり大切なことでこれを実行されていたならもっと早期に悪いところが発見されて取り返しのきかないところまでは行かなかったと思えてならない。若い頃はコンサートの収入でかなりの生活が可能であって一般サラリーマンのそれとは程遠い優雅なものであるが、サラリーマンの定年とは違い老後もそれなりに演奏会などを開かなければ昔の生活は保障できない。若いころとは違い身体が老化しているためにムリがきかないが頑張らなければならない宿命にあるといえる。
７４歳という少し早い旅だちだがきっと「いい日旅立ち」であることを切に希望しているがなんとも今日から彼の美声がきけなくなるのが残念である。コツコツを会社の仕事を成し遂げ定年退職後は厚生年金でそれなりに生活している私たち団塊世代の皆さんは健康診断を定期的に受け100歳をめがけて頑張り続けるであろう。太く短くの人生か、細く長くのそれかはその人の選択である。