イラン大統領ライシ氏が搭乗していたヘリが濃霧で山中に激突炎上して墜死した。国防相も同乗していて同じように死亡した。ヘリコプターはかなり古いものでパーレビー国王時代に米国から購入していたものだというのだからかなりの年代もののようだ。回転翼は2枚羽のベル212型だという。一国の大統領の乗るものとしては相当貧弱にみえるが米国の締め付けで部品も少なくなっていて飛行中に故障が原因というのも排除できないのかもしれない。濃霧中でも一応周囲を警戒するレーダーはつきもので操縦にはベテラン飛行士が担当していたに違いないだろう。
大統領に相応しいヘリをなぜ購入しないのか。豊かになろうとしないのか。原油が無尽蔵にあり米国ほか西側諸国と貿易をしたならば豊かな世の中を築ける条件は整っているはずなのにどうしてそうしないのか、不思議でならない。
女性は黒色の布をかぶっていなければならないとか。不便で不潔で行動が制限されてさぞ不快な毎日だろうと察する。何とかならないものか。