利上げ間近か

　日米の株価が急落している。日経平均株価も一時800円超の下落だ。日銀は今の処静観の構えだがいつどこの時点で利上げしようとするかを見極めているに違いない。円相場も145円に迫る勢いであるがどうやら150円がひとつの壁かもしれない。

　勝手な想像を巡らしてみたい。ロシアが今戦線膠着の状況で武器弾薬の不足が表面化しているという米国他西側の観測でいずれウクライナの領土は元通りに回復するような気配である。ロシアは戦後復興でウクライナにそれ相応の賠償金を払わなければならないとするとそれは現物支給となるだろう。豊富な天然資源を無償で西側諸国に提供しそれで各国はウクライナのインフラほかロシアによって破壊された都市などの回復が図られようか。プーチンは失脚し代わっての政権は民主的になるだろうし無償で提供される資源は当然のこととして景気回復の一助になるだろう。

　同時にこれまで長年ゼロ金利で眠っていた大量の円資金は利上げでどっと市場に回り消費に回ることとなってGDPの大幅回復が望めそうな場面となるかもしれない。

午後5時で36度

　猛烈な気温が続いている。関西大阪地方は午後5時現在でなんと36度もある。台風が先島諸島付近で停滞している為かどうか、南の温かい空気を呼び込んでいるのだろうか。

　岸田内閣の支持が落ち込んでいる。いわば危機に瀕しているようだ。安倍元総理の国葬で多くの民意が反映しているのではなかろうか。英国ではエリザベス女王の国葬には反対などないようで際立った二つの国の国葬が今執り行われようとしている。岸田首相はこれをどう見るかでこの内閣は短命に終わるかもしれない。テレビの午後のワイドショーなどもほとんどが反対意見のようにみえる。

名月

　旧8月15日の昨日、澄んだ空に名月が見られた。ビデオカメラで捉えたが当方のカメラはまだ2ｋの精細に欠けるものでしかもズームアップすると画面に静止させるのに一苦労でとても見られたものではない。

　昨晩はまだ25度を下回らない熱帯夜だった。新宿駅前では安倍元総理の国葬反対の看板を立てた人の列があった。国葬に使う費用を住民税非課税世帯に配るべきだとの声もある。新宿駅前以外でも各地で国葬反対の声の列があるようだ。

エリザベス女王、逝く

　英国で長年君主と君臨して親しまれたエリザベス女王（本名　エリザベス　アレクサンドラ　メアリー　Elizabeth Alexandra Mary)が8日亡くなった。96歳。在位最長の70年。ひとつの時代を象徴した女王だった。夕刊に1975年5月7日の宮中晩さん会で昭和天皇と女王が乾杯する写真が掲載されている。女王はまだ若かったが昭和天皇の威厳のある凛々しい姿は見ていて惚れ惚れする。

　新聞のコラムにはこれぞ国葬に値するとある。その通りだと思う。大方の日本人もそうであろうか。安倍元総理を批判するつもりはさらさらないが、エリザベス女王とはひと桁違うのではないだろうか。次期英国国王は長男のチャールズ皇太子だ。エリザベス女王にそっくりさんだ。

白露

　9月8日は224節季のひとつの白露で夜間の気温が低下して空気中の水蒸気が草の葉に水滴となって露として現れる頃と言われる。だが昨晩も熱帯夜近くの26度もあってまだ気温の高い状態が続いている。

　円高が進行している。144円台への突入でこれからは150円の壁だろうが企業の輸出部門関係者はもちろん役員社長も気が気でならないだろう。きっとこれまでの為替予約があっただろうしそれの消化もしなければならないし、今後の予約もあろう。難しいかじ取りである。個人としても外貨預金の設定もいつ買うかで悩ましい状況下にあるがあまりムリは禁物である。

　さて、ネットや新聞紙上でロシアが北朝鮮にウクライナで使用する武器弾薬を差し出すような動きをしているとのことだ。ロシアが武器弾薬の在庫がカラになって困っている様子が想像できる。なにせGDPが韓国以下のお国柄であるのでそれは納得できよう。それを見込んで米国は中国にロシアに対して一切の援助をしないようクギを刺した。北朝鮮としても内心穏やかではあるまい。自国の軍事費もそれなりに嵩んでいるだろうし他国の軍事費などとてもじゃないが賄うような余裕はあるまい。ミサイル技術を教えてやったじゃないかと脅迫されかねないし金正恩さんもこれにはまいったなと困っている様子が目に見えるようだ。