143円

2022-09-07 13:18:21 | 日記
 為替の円安が進んでいる。米国の金利が更に上がるとのことでこの円安は今後更に進むとみてはよいだろう。今の処日銀はその対応策を示していないのはこの円安を容認しているフシがある。それは行くところまで行き着き日銀の思うストーリーになった時点で円金利の引き上げということではないだろうか。
 金利引き上げは様々な問題にぶち当たるだろう。大企業は金利引き上げに対する準備をしているだろうがこの失われた20~30年の間に低金利に慣れてしまった中小企業が利上げに対する対応ができるかどうかでそこには相当のリスクを伴うことが予想できる。個人では金融資産保有の上位を占める高齢者層と若年層とりわけ子育て世代の間でかなりの所得格差が生じようし難しいかじ取りが要求されるものと思われる。
 企業の輸出部門の担当者は為替予約で大変だろう。まだまだ円安に進むというのが大方の見方である。

三条町子さん

2022-09-01 09:25:06 | 日記
 歌手の三条町子さんがお亡くなりになった。97歳。まだ生きておられたとは少しびっくりした。幼い頃、ラジオから流れてきた歌を聴いた記憶がある。当時のラジオは5球スーパーといって真空管が5個並んで据え付けられていた。高さが約10センチ程で直径3センチ程だった。中にフィラメントがあり電流を流すと橙色の輝きを放つ。これで電波を音声に変換していると教えられた。
 昭和20年代、電波はラジオ放送しかなくてそれも田舎に住んでいたので昼の受信波と夜のそれとは違うものがラジオから流れでた。昼はNHK大阪(BK)や朝日放送や新日本放送(現MBS)の関西発の電波だが、夜になるとラジオ東京や文化放送の東京発信の電波が受信できた。
 三条町子さんのヒット曲「かりそめの恋」を聴いている。78回転のSPレコードのものもあるし、その後の新規吹きこみのHiFiレコードのものもあり便利な世の中になった。稲盛和夫さんの90歳、ロシアのゴルバチョフさんが91歳と訃報が相次いでいる。我々の年代ももう少しだなとの思いだが頑張ってみようとの思いも強い。