国の特別天然記念物コウノトリが千葉県野田市でヒナ2羽の誕生が確認された。野田市の飼育施設で生まれた雄の「ヤマト」7歳と栃木県小山市生まれの雌「ひなた」2歳との間に生まれたものだ。都心30キロ圏で都市に近い場での孵化は珍しいとコウノトリの郷の担当者は話している。
野田市は自然豊かな街づくりとして2012年からコウノトリの飼育を開始。幼鳥の放鳥は15年から始めていたという。
コウノトリは 翼を広げた時の大きさは1.6~2メートル、体重は4~5キロ、肉食で日に500g~1キロgのエサを必要とする。飼育にもかなりの費用が必要なことがわかる。
親鳥のもとで顔を出す2羽のヒナ
トラクターのそばでエサを探す雌の「ひなた」
掘り起こされる土には餌になる虫も出てくるのを知っている。