漁港方程式

2010-07-06 23:01:41 | 鳥(Birds)

アカエリカイツブリ(Podiceps grisegena) Red-necked Grebe


荒ぶるタカのポーズ。

休日で釣りの親子連れが多い漁港。皆さん魚を寄せるためにコマセを打つのでカタクチイワシやらマアジが岸近くにやって来ているようだった。
アカエリカイツブリははじめ漁港内にいたが、やがて沖の方に流れていったのでもう来ないかと思いきや、突如こちらに向って飛んできて私の足元に着水、そしてすぐに潜水して魚を捕らえた。どうやらコマセに寄っている魚が目当てのよう。
つまり、
釣り人がコマセを撒くと→魚が岸に寄る→アカエリカイツブリがやって来る→私が喜ぶ
という、“風が吹くと桶屋が儲かる”的な黄金の方程式が出来上がるのである。




ブルブルは、水から立ち上がって行う。この瞬間、首を前方に出すと同時に全身が前に進む。なにやら貫通性の高いドリルのよう。



ほぼ夏羽で美しい。



クロガモ(Melanitta nigra) Common Scoter

同じ漁港内にアカエリカイツブリとクロガモが2羽ずついた。嬉しいことこの上ない。



アジサシ(Sterna hirundo longipennis) Common Tern

左「とまりたい!」
右「させるか!」


【2010/05/16/千葉 Chiba,Japan】