オキナワツノトンボ(Suphalomitus okinawaensis)
ハブのいない宮古の森は、夜でも余裕で半ズボン。
森ではリュウキュウコノハズクの声やサキシマヌマガエル、ヒメアマガエルの声が響いている。
おもちゃのラッパみたいな「プゥ!」という大きな1音の声は結局わからず仕舞いだった。何だろう、オオクイナだろうか?
熟して落ちたイヌビワやアダンの実には、汁を吸おうと蟲たちが集まっていた。
オオルリオビクチバ(Ischyja manlia)
後翅のスカイブルーが美しく、前翅には、よく見ると鋭い眼の模様がある。この蛾はイヌビワの実が落ちる一帯では1歩ごとに1匹、というぐらいいた。
ミヤコヒキガエル(Bufo gargarizans miyakonis)
宮古と言えばこのガマ、ミヤコトード。昼間この林道を歩くとマダラコオロギの幼虫が蜘蛛の子を散らすように跳ぶので、餌には困らないだろう。
ミヤコヒキの中でもこの個体は一際色が明るかった。ガマの「ムン」と前足を張ったポーズがたまらなく良い。
【2010/06/09/宮古島 Miyako Is./Japan】