木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

5/9 日暮里寄席二日目

2017-05-09 23:36:03 | 2018日記
前座 立川錦笑「道灌」談笑の4番目の弟子。話しながらも顔に表情があって、いいね。幼くさえ見える前座。着物が板につく頃には、頼もしい存在になるだろう。
立川吉笑「ひとり相撲」この新作も回を重ねれば重ねるほど、笑いが増えている。
立川こはる「権助提灯」
立川志ら玉「近日息子」噺自体もよくできている。
立川談四楼「人情八百屋」この噺を聴く度に、安心するんだ。
仲入り
立川志獅丸「青菜」女房とのやり取りが自然で可笑しい。
立川談之助
立川談修「蛙茶番」丁稚の定吉にかつがれる半公の表情がいいね。舞台番が見得を切るのを、芝居の観客になっている自分が、可笑しい。
昨日の浅草演芸場とつい比べてしまう。トリの師匠がたっぷり語ってくれ、ゆったり落語が楽しめ、それを好む人が多くいて、いい空間だ。

5/8 立川流日暮里寄席

2017-05-09 01:03:53 | 2018日記
大入り満員のサニーホールです。
前座 名前??「たらちね」口調が滑らか、安定感もあって、耳に心地いい。
立川がじら「かぼちゃ屋」舞台の仕事が忙しいらしい。いい声だ。切れもいい。テンポもいい。
らく兵「親子酒」酒でグダグダになる親父の可笑しさ。
立川志ら乃「真田小僧」マクラが面白すぎ。
土橋亭里う馬「強情灸」
仲入り
立川志のぽん「風呂敷」
立川ぜん馬「蔵前駕籠」
立川志遊「片棒」会場を大いにわかす。

5/8 浅草演芸ホール

2017-05-09 01:03:13 | 2018日記
薫風G・W特別興行
昨日までは二階席まだ埋まる大入り満員だったとか。
きょうの昼席の主任は林家木久扇
曲ごま 三増紋之助 声援が起こるたびに、演者の技量まで高めた。TVでは起こりえないこと。
八光亭春輔「がまの油」+かっぽれ
春風亭一之輔「のめる」のめると、つまらねぇとの口癖でかけるという噺だが、将棋盤が見えるようだ。さすがの実力派。
桂藤兵衛「あくび指南」
橘家文蔵 三遊亭歌之介の代演。
三遊亭圓丈「」
入船亭扇遊「人形買い」珍しい噺、持ち時間の短いなかでも、本寸法の落語が聴けて嬉しい。
林家三平「ざる屋」マクラで談志家元の話が出るとは意外でした。
林家楽一 紙切り 高級クリアファイル!?に入れてくれているんだ、お題を出した人は、包もうよ。
柳家三三「釜どろ」とは、珍しかった。
林家正蔵「新聞記事」
林家木久蔵「紙入れ」
林家きく麿 シンデレラの靴がばあさんの入れ歯に。綾小路きみまろ版落語で、会場を沸かせた。
鈴々舎馬風 楽屋風景といったところか。
三遊亭小円歌 三味線漫談 奴さんの踊りの切れがいい、表情がいい。思わず、志ら玉さんを思い出してしまった。
林家木久扇 政治家のものまね。
浅草演芸ホールってとこは、落語好きの行くところではない。持ち時間が少なすぎ、一席ネタを切らざるを得ない。
当世の人気落語家を、こんな使い方ではもったいない。浅草の客の質かもしれない。
それでも、漫才があり、紙切りがあり、曲ごまありで、満足度は高いかもしれない。