木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

3/12 志の輔一門兄弟会

2017-03-12 17:45:30 | 2018日記
第一回すかいたうん亭の落語会が成田文化芸術センターであった。
250名入る大きさといい、ひな壇の客席といい、落語会に申し分のない会場である。
印西市からも成田線を使えば安く出かけられ、駅前すぐの立地といい、今後もたくさんの落語会が催されることを願う。
立川志の輔一門の二ツ目志の春・真打ちの晴の輔の二人が、各二席づつ。
第一回とあって、初めて生の落語を聴かれる方もいたのか。
客席の期待感は大きく、それを敏感に感じる落語家、反応は上々で会場は笑いが絶えなかった。
立川晴の輔「寿限無」普通の寿限無ではと、少しいじっていた。
立川志の春「茶の湯」顔芸もなく、所作も声のトーンも落ち着いて、それで調子がいい。リズムなのか。
仲入
立川志の春「初天神」よく聴く噺だが、客席の反応が良くてつられた笑う。高座ものってくる。いい掛け合いかも。
立川晴の輔「天狗裁き」間合いがいい。ちょっと大きめの所作がこの噺には笑いを増幅させる。
アッという間の楽しいひと時だあった。この楽しさが印西から近くで味わえる幸せなこと。
志の輔一門の実力はすごいなぁ。一度木下寄席に呼びたいと思った。
成田に言ったので、駅前の黒平まんじゅうを買った。お茶うけにいい。

3/11 第1回浅草のサヘイジ~立川左平次

2017-03-11 23:52:47 | 2018日記
チラシを作らづに、230余の座席は満員です。当日券もありません。
客席には着物姿の多いこと。左平次さんを初めての方もいたり、不思議な会です。
開口一番 立川笑ん「たらちね」
左平次「時そば」
長井秀和の漫談、宗教ネタの後「間違いないっ」の決め台詞がいい。
左談次「がん病漫談」、落語「浅草散歩」これは私のネーミング。高座に上がるだけで、おかしみがある。
芋洗坂係長の替え歌ダンス漫談、初めて聞いたが実に面白い。中性脂肪の四桁はいただけない。
体が資本です。気を付けてほしい。
左平次「死神」

本 現在落語論 立川吉笑

2017-03-11 08:44:35 | 2018日記
立川流立川談笑の一番弟子の二ツ目吉笑が書いた本だ。
2015年の暮れ、毎日新聞で出版された。
昨年一年間、週刊キッショウと銘打ち独演会を毎週敢行した。
その落語会に合わせて、会場で一枚ものながら印刷物も出した。
「立川流が好きっ!」のトークライブを開催し、超満員にしたことも記憶に新しいうち、
「マゴデシ寄席」を創る、行動力には驚かされていた。
活動家吉笑がよく解る本でもある。
第1・2章は落語入門として、おすすめだ。落語を聴こうとする人へ、分かりやすく読み易い。
古典芸能として敷居を高く感じる向きは、是非読んで欲しい。
後半部は立川吉笑が、どのようにして笑いと向き合っているかがわかる。
飽和状態の東京から、地方への広がりへの今後の活動が楽しみだ。

3/6 しのばず寄席特別興行

2017-03-07 00:22:55 | 2018日記
第二回好楽・談笑二人会の日です。
開場頃には雨も止む。開演時間が早すぎて、勤め帰りの人が開演後に次々と入ってきた。
前座 立川笑ん「つる」・三遊亭好也「」演題忘れた。
三遊亭好楽「辰巳の辻占」
立川談笑「片棒・改」
仲入
立川談笑「イラサリマケー」
三遊亭好楽「死神」

志らく師匠のことば

2017-03-04 23:24:20 | 2018日記
立川志らくTwitterより
「今の前座は己のリズムで落語を語ろうとしている。世界中に君達のリズムで落語を聴きたい人間は存在しない。
音楽と同じでルールがある。自己流のリズムで演奏されたら不愉快。皆自我が先行して落語を語るからいけない。
名人や師匠の落語と同じ音を出したいが基本。そう思わない人は落語家に向いていない。」

私はにわか落語ファンです。落語のことはよくわかりませんが、前座さんの噺を聴き、誰の落語?を学んだんだろう。
そう思うことがあった。

3/3 第4回立川談四楼一門会

2017-03-04 01:03:45 | 2018日記
チケット売り切れ。桟敷に少し空きがある程度でした。
次回から弟子のみで一門会を開催とか。
立川語楼「つる」
立川只四楼「真田小僧」
立川だん子「牛ほめ」
立川談四楼「井戸の茶碗」
仲入
立川寸志「庭蟹」
メンソールライト「漫談」あの幻のピン芸人が一夜限りの復活、只四楼さんでした。
立川三四楼「サイボーグ馬物語」笑いを、高校生の自分に合わせるとは、ユニークな。

北総線を使わず、松戸回りで新鎌ヶ谷へ。
ひな祭りなので「ばらずし」を食べる。久しぶりでおいしい。
明日はすみだ郷土資料館で、古文書の日です。珍しく眠い。予習せず寝る。

3/2 日暮里寄席

2017-03-02 23:26:36 | 2018日記
3月の第2日目日暮里寄席、雨模様にもかかわらず昨日に続き満員です。
前座 立川語楼「金明竹」
立川がじら「たらちね」
立川談吉「子ほめ」
立川志ら玉「親子酒」
立川龍志「片棒」飄々と噺に入りながら、高座に上がると盛り上がる。熱量たっぷりの楽しさ。
仲入
立川こはる「真田小僧」いいリズム。
立川志らら「狸の札」
立川ぜん馬「浜野矩随」来た客のアンケートにより応えた演目。声が随分出るようになった。
高座に上がることが何よりの回復薬かもしれない。

3/1 日暮里寄席

2017-03-02 00:58:38 | 2018日記
3月第一日目の日暮里寄席です。
満員の客層の年代が固まっているように見えた。
前座 立川語楼「子ほめ」
立川らく人「紙入れ」声の高さが落ち着いてきた。マクラの小噺は笑える。
落語家の噺を信じ込んで、家族に話しながら、ちとおかしいと気付くのだ。
立川吉笑「ひとり相撲」頻繁に高座にあげていて、形が整い、テンポもいい。
立川晴の輔「時そば」汁のすすりに、客が感心することしきり。江戸の時を知らない人が多い。
マクラは参考になったようだ。
立川生志「短命」この師匠の噺はおかしみがある。客をよく見ている。
仲入
立川談修「堀之内」愛嬌のある登場人物がいいね。そそっかしいのは他人事ではない。
帰り反対方向の電車に乗り、上野に着いてもしばし茫然。思い込みとは恐ろしい。
家に着いたら11時を過ぎてしまった。
ボードビリアン好田タクト
立川談四楼「井戸の茶碗」
明日は、がじら・談吉・志ら玉・龍志・こはる・志らら・ぜん馬の出演予定。
志らら師匠の手ぬぐいを落札できなかった。(高円寺演芸まつり)残念!