5月に見つけた野草の花
ガンゼキラン(岩石蘭)
Paraphaius flavus (Blume) J.W.Zhai, Z.J.Liu et F.W.Xing
ラン科 ガンゼキラン属
花 期 : 4~6月
生育地 : 暖地の常緑樹林床
分 布 : 本州(伊豆諸島、静岡県、紀伊半島)~沖縄
RL指定 : 環境省絶滅危惧Ⅱ類
撮影 5月 長崎県
長崎県では非常に希少なガンゼキラン
県のレッドデータでは、最高ランクに分類されています
自生する谷が埋もれてしまい、一巻の終わりと思っていたのですが、地元の方のブログにより無事であることがわかりほっとしました
栽培品由来と思っていた別の場所の個体群は、実は昔から自生するものだと聞かされた
だが、盗掘する不届き者の存在も聞かされ、憤慨している
この自生地を訪れる方は、年々増えており、将来的な消滅が懸念される
本州の一部、四国、九州~琉球列島に分布する
各地で園芸採取(盗掘)が多く、自生数を減らしており、絶滅が危惧されている
葉に黄色の斑点がはいったものはホシケイランと呼ばれて、園芸用として珍重される