有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

ようやく咲き出した湿原(1)

2025年04月03日 | 山野草
何時もの湿原で花が咲き出したようなので今年初めての湿原へ。(3月26日)
湿原迄の遊歩道に咲いてたタチツボスミレ(立坪菫)。
例年よりかなり遅れていて殆ど咲いてませんでした、今頃は沢山咲いてるかも?

カンアオイ(寒葵)ですが種類は分かりません。(^^;) 

花の接写です。 

ウグイスカグラ(鶯神楽)、この日はこれが目的でした。 

スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木で北海道南部~九州に分布する日本固有種。 

葉や花柄に毛が有るのでヤマウグイスカグラ(山鴬神楽)らしいのですが・・・。 

ヤマウグイスカグラは花冠にも毛が有るようで、画像の花冠は殆ど無毛なのでどちらなのか?
※中間型も有るようです。

この大株のシュンラン(春蘭)はまだ蕾でした、写ってるだけで6個の蕾が見えます。 

こちらは別のシュンラン、綺麗に開花してました。
ラン科シュンラン属の多年草で北海道~九州に分布。

ホソバシュンラン(細葉春蘭)、別名カヤバラン(茅葉蘭)。
↑のシュンランの大株と比べ葉が細いのが分かるでしょうか?
葉の幅が2~3mmとか4mm以下とか言われはっきりしないようで、これがホソバかどうかも?
ただ普通見られるシュンランの葉より細い事は確か。
四国に分布する日本固有種となってるようで、こちらにも有るのかどうか?

花も普通のシュンランと比べ微妙に違うらしいですが、見た目では全く分かりません。 

斜め横から。 

湿原内にはハルリンドウ(春竜胆)とショウジョウバカマ(猩々袴)が咲き出してました。
ただここのは上からしか撮れないのであまり撮る気がせず。(^^ゞ

ミヤマシキミ(深山樒)、雌雄異株で↓は雌株の雌花。 

ミカン科ミヤマシキミ属の常緑低木で関東以西~九州に分布、こちらは雄株の雄花。 

同じく雄株の雄花。 

モミジイチゴ(紅葉苺)が咲いてました。 

バラ期キイチゴ属の落葉低木で中部地方以北に分布する日本固有種。 

葉がモミジ似てる事が名前の由来で、花を下向きに咲かせるので撮るのに苦労する花。
下からしか撮れないので逆光になり易い、陽が当たっていればこんな感じに撮れますけど。

ようやく咲き出した湿原(2)へ続く・・・。
とは言っても湿原内では殆ど撮ってませんけど。(^^;)
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遅れてた里山の春(2)

2025年04月02日 | 山野草
遅れてた里山の春の続きです、ミツバツツジ(三つ葉躑躅)が咲き始めてました。
ツツジ科ツツジ属の落葉低木で関東~近畿東部に分布する日本固有種。

↑は普通のミツバツツジですが、こちらは白花ミツバツツジ。 

自生なのか植栽なのか?里山なので植栽も有るのかなと。 

赤い方のミツバツツジは咲き始めなのに、シロバナは既に満開でした。 

シデコブシ(四手辛夷)も咲いてます、これも里山に有るはずのない花。
本来湿地の周辺にしか自生しません、ここは湿地でも何でもない低山の中腹です。

モクレン科モクレン属の落葉小低木で愛知、三重、岐阜に自生する日本固有種。
環境省の準絶滅危惧(NT)、愛知では絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種。

これまたここに有るはずのない花、ヒュウガミズキ(日向水木)でしょうか。
葯の色が赤っぽいのでトサミズキ(土佐水木)?と思いましたが花の数が少ない。

ヒュウガの花数は1~3個、対してトサは7~10個、画像のはどっち付かず。
どちらもマンサク科トサミズキ属の落葉低木、分布域は違いますがどちらも日本固有種。
トサとヒュウガとは別にキリシマ(霧島)とコウヤ(高野)が有るようで、どちらも日本固有種。
コウヤミズキ:中部以西~九州に分布、キリシマミズキ:四国~九州に分布。
※キリシマミズキは環境省の準絶滅危惧種(NT)に指定されてます。
調べた結果結局どれにも該当し無さそう・・・。(^^;)

キジムシロ(雉蓆)。 

バラ科キジムシロ属の多年草で全国に分布。 

花の上に居たのはモモブトカミキリモドキ(腿太擬天牛)。 

麓に咲いてたカテンソウ(花点草)。 

イラクサ科カテンソウ属の多年草で本州~九州に分布。 

この花は雄蕊がバネのように飛び出て、花粉を飛ばすことで知られてます。
↓は雄蕊が花粉を飛ばした後です。


こちらが花粉を飛ばす前の雄蕊。
赤い袋の中に雄蕊が格納されていて、上の白いのが雄蕊が飛び出す準備が出来た状態。

雄蕊がバネのように飛び出し花粉を飛ばした後のカテンソウ。 

雄蕊が飛び出し花粉を飛ばす瞬間撮ろうと狙ってる人達が居るようです。(^^;) 

春が来た里山の花達でした。
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遅れてた里山の春(1)

2025年04月01日 | 山野草
開花が遅れてた山野草もようやく咲き出したようなので里山へ。
麓に咲いていたショウジョウバカマ(猩々袴)、色が白っぽいのを撮ってみました。

以前は数も多く撮り易かったのですが、近年ボサボサになって数が減り撮り難くなってます。 

斑入りフモトスミレ(麓菫)が一花だけ咲いてました、まだこれからですね。
以下全て今期初見の花です。

スミレ科スミレ属の多年草で本州~九州に分布、唇弁の先が尖るのが特徴。 

ヒメカンスゲ(姫寒菅)。 

カヤツリグサ科スゲ属の多年草で北海道西南部~九州に分布。 

ハルリンドウ(春竜胆)が一輪咲いてました。 

リンドウ科リンドウ属の多年草で北海道~九州に分布。 

大きなリンドウに気を取られてましたが、ふと見ると直ぐ横に白い小さな花が。 

それはセンボンヤリ(千本槍)の花でした、小さいです。 

キク科センボンヤリ属の多年草で全国に分布し、春と秋に花を咲かせます。(秋は閉鎖花) 

春の花は背が低く5~15cm、秋の閉鎖花は15~50cmにも。
暫く使わなかった対照君が久し振りに登場です。(^^;)

里山を登って行くと点々とリンドウが咲いてました、でもまだ少ないです。 

咲いてるのは全て1輪のみで、最盛期のように数輪を咲かせてるのは見当たらず。 

2輪花を付けてるのを見付けました、根元に沢山の蕾が見られますこれからですね。 

昨年は3月中旬には咲いてたので今年は約半月遅れです。 

またセンボンヤリを見付けました、2本並んで咲いてます。 

最初のセンボンヤリより少し大きい、こちらは↑の奥の花、背丈は3cm程でしょうか。 

こちらが手前の花。

これも対照君で、最初のセンボンヤリの花径は1cm未満でしたがこれは1cm以上有ります。 

 続く・・・。
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桜は染井だけでは

2025年03月31日 | その他
桜と言えばソメイヨシノ(染井吉野)が定番ですね、でも他にも多くの種類が有ります。
ソメイヨシノはこちらでも開花しましたが、まだ花見をするほどでは有りません。
代表格の桜の前に早咲きの桜が咲いてたので少し撮ってみました。
河津桜は既に河津メジロで載せたので別の桜を、これも有名なカンヒザクラ(寒緋桜)。

台湾、中国南部原産の南方系の桜で、沖縄では桜と言えばこの桜だそうです。 

花の色が濃く下向きに咲くのが特徴。 

以前はヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれてました。
しかしヒガンザクラ(彼岸桜)と混同され易いのでカンヒザクラと呼ぶように。

タイリョウザクラ(大漁桜)。 

熱海市で作られた早咲きの大島桜と寒桜の交配種。 

桜鯛が獲れる頃に咲き、花色が桜鯛に似てる事から大漁を祈願した名前です。
大島桜との交配種なので葉と花が同時に展開。

こちらは名前の分からない桜、沢山の細い花弁に見えるのが特徴。
※花弁が細いのではなく、八重咲+先端の切れ込みで数が多く見えてます。

次は桜ではなく、まだ載せてなかったハクモクレン(白木蓮)。 

モクレン科モクレン属の落葉高木で中国原産の栽培種。 

これも品種が分からない桜の古木、冬に見ると朽ち果ててるように見えます。
どっこい生きてるんですね、この時期になるとそれが分かります。

江戸彼岸にしては色が濃い。 

花が先行で葉は後からのようで、寒桜か小彼岸桜ではないかと・・・? 

桜は小休止で林道脇に咲いてたタネツケバナ(種漬花)。 

アブラナ科タネツケバナ属の2年草で全国に分布。
稲の種籾を水に漬けて苗代の準備をする頃に咲く事が名前の由来。

ヤシャブシ(夜叉五倍子)。
カバノキ科ハンノキ属の落葉小高木で福島~九州に分布。

公園のジョウビタキ(尉鶲)♂。 


 もう居ないかと思ってましたが何時帰るのでしょうね?

遠くの山の中腹の急斜面に咲いてた桜の巨木、色が濃いので山桜ではないですね。 

↑の少し横には白っぽい桜の大木、こちらは山桜かも?
この日は大量の黄砂が飛んでいて画像がぼやけてしまいました。

桜の種類はとても多く、300とも600とも言われ、種類を特定するのは難しいです。
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昨年より一週間遅れで

2025年03月30日 | 山野草
そろそろかな?とキクザキイチゲ(菊咲一華)を見に行きました。
まだ目覚めてないのか、夜露に濡れ下を向いたこの時期鉄板のタチツボスミレ(立坪菫)。
下向きなので距を撮るには都合が良い。(^^;)

下を向いてたので花は下から撮るしか有りません。 

こちらは早起きのタチツボスミレ。
早起きと言っても早朝では有りません、↑は気温が低く陽が当たってなかったから。
↓は先に陽が当たってたので起きてたようです。

本命のキクザキイチゲも気温が低く完全開花してませんでした。 
昨年より一週間遅れての開花です。

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で近畿~北海道に分布、春の妖精の一つです。 

花弁は無く、花弁に見えるのは萼片で花の直径は2~3cm。 

花の色は白~淡(濃)青紫色となってますが、こちらでは白しか見られません。
ただ時折↓のような赤っぽいのも見られます。

これも僅かに赤みが有ります。 

狭い幅で横長に200m程の間に自生してます。
まだ咲いてないのも含めると、昨年よりなり増えてるような気がしました。

陽が当たり気温が上昇するとみるみる開花し、赤味の有った花も白くなってしまいます。 

開花して間もない花も既に虫に齧られてる? 

色の違うキクザキイチゲを見てみたいものです。 

明るい背景ばかりで撮ってたので暗い背景で。 

とは言っても暗い背景で撮れる花が無くまた明るい背景に。(^^ゞ 

キクザキイチゲを沢山撮ったので他の花を。
まるで縄暖簾のようにキブシ(木五倍子)が咲いてました。

キブシ科キブシ属の落葉低木~小高木で北海道西南部~九州に分布する日本固有種。 

雌雄異株で雄株、雌株、両性株が有るようです、画像は全て同じ株。 

花の中に雄蕊(黄色)と雌蕊(緑色)が有るので、これは両性株の両性花ですね。 

しかし不思議な名前、「五倍子」と書いて「ふし」とは読めませんよね。(^^;) 

ソメイヨシノ(染井吉野)が開花しましたが、今週は最低気温が10℃台から一桁台に戻りそう。
最高気温も20℃台から10℃台にと季節が逆戻りの予報、夜桜見物は寒そうです。
次回は桜が終わらない内に撮り溜めてた桜の花等を。
そう言えば夜1羽で寝ていた軒下のツバメが先日から2羽に、番になったようです
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