有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

今年初の山野草「春の妖精」第一弾(其2)

2025年02月11日 | 山野草
昨日は春の妖精「セツブンソウ(節分草)」を載せました、今日は同じ日に撮った別の花を。
それはコセリバオウレン(小芹葉黄連)。
「春の妖精(其2)」と題名を付けてますが、こちらは所謂「春の妖精」では有りません。
でもその可憐さから勝手に「妖精」としておきます。(^^;)

キンポウゲ科オウレン属の多年草で、本州と四国の太平洋側に分布する日本固有種。 

5枚の大きな花弁に見えるのは萼片、その内側の小さいのが花弁。 

花の直径は1cm有るか無いかの小さな花。
薄暗い林下に咲いてるので、暗い所の苦手な写真機では撮るのが難しいです。

花は雄株と雌株が有り雄株は雄花のみ、雌株は両性花の株と雌花だけの株が有るようです。
↓は両性花を着けた雌株で、先端が鈎状になってるのが雌蕊。

こちらは雄蕊だけしかない雄株の雄花。 

これも雄株の雄花。 

見た限りでは雄株が圧倒的に多く、雌株は僅かしか有りませんでした。 

背景ぼかしで。 

以下3枚玉ボケを入れて。(3枚とも雄株の雄花)




以下は別の場所のウスギオウレン(薄黄黄連)と言われてる花ですが・・・。
私には区別が付きません。(◞‸◟)

こちらは少し明るい所に咲いてるので割と撮り易く花数も多かったです。(両性花と雄花)

コセリバオウレンの花との違いは花が黄色味を帯びる、萼片が波打ったり捩れるとか。
しかし見た感じコセリバオウレンとほぼ同じ。

葉はコセリバが3回3出複葉、ウスギも3回3出複葉で同じ。
他に鋸歯に違いが有るらしいのですが・・・?

分布域はウスギは地溝帯(フォッサマグナ)に分布となってました。 

コセリバは太平洋岸に分布ですがウスギは太平洋岸から日本海側まで分布。 

分布域は東京、神奈川、山梨、長野、静岡となってました。

地溝帯の太平洋側の境界は静岡県の静岡市辺りから千葉県の銚子辺りまで。
近いとは言え愛知は含まれてないのでウスギの分布域外ではないかと。

大して違いはないのでどちらでもと言うと、今時炎上の元になるかも知れませんね。
知識不足なので反論はおろか受け答えできませんのでご容赦を。(^^;)
以上「春の妖精第一弾」でした。
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今年初の山野草「春の妖精」第一弾(其1)

2025年02月10日 | 山野草
立春も過ぎ今年最初の山野草を見に行きました、春の妖精第一弾(其1)です。
この日は強烈寒波の日で、家の周りは薄っすら雪が積もり雪も舞ってました。
山の方に行くので行こうか止めようか迷うも、上手く行けば雪の着いた花が撮れるかも?
と勝手の良い事を思い浮かべて出発すると、山の方に行くに従い雪が無くなってきました。
現地到着、妄想とは裏腹に雪が全く有りません。(^^;)
春の妖精の前に、例年撮ってる入り口に咲いてたソシンロウバイ(蘇秦蝋梅)を。

家の周辺では終わり掛けてますが、ここでは丁度満開でした。 

逆光黒背景で。 

これも例年撮ってる山の頂上に有る「獅子岩」とロウバイの共演、ロウバイを主役に。
ちらつく雪が右側に僅かに写ってました。

ロウバイを前ぼかしにして獅子岩を主役にするとこんな感じ。 

前置きが長くなりました、本命は春の妖精の一つセツブンソウ(節分草)です。 
節分の頃に咲くのが名の由来です、でも今年は少し遅れていて今が最盛期。 

沢山咲いてるところを撮るのは難しい、広範囲を撮ると被写体が小さくなってしまいます。 

少し範囲を絞って。 

キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で関東以西~沖縄に分布する日本固有種。 

環境省の準絶滅危惧(NT)に指定されてます、愛知では絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定。 

白い花弁に見えるのは萼片で花弁は退化。 

雪がちらつく日、当然空は暗く昼間でも殆ど日が当たらず、暗くて綺麗に撮るのが難しい。 

なんとか修正して見られるようにしてます。(^^ゞ 

近くで撮れる花が僅かしか咲いてなく、離れてるのを望遠で撮って切り取り拡大してます。

僅かに足元に咲いてた花を接写で。 

花弁は有りませんが、花の中心部は色彩豊か。 

外側の黄色は蜜腺、その内側の薄青色が雄蕊、中心の赤いのが雌蕊です。 

一瞬明るくなった時に撮った一枚。 

背丈が低いので苦労して撮った背景が抜けた1枚。 

春の妖精第一弾(其2)へ続く・・・。 
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トラツグミを再訪

2025年02月09日 | 
前回トラツグミ(虎鶫)をあまり上手く撮れなかったので再訪してみました。
この日は誰も居らず独り占めでした。

「背景が抜ける良い所にとまってくれ」と願いながら狙います。 

しかし保護色となる落ち葉の有る所ばかりに。 

倒れた枝にとまってくれたものの背景は抜けず、結局この日も良いのは撮れず。(T_T)
 

動画も撮ってみましたが・・・今一つでした。(^^ゞ

前回と同じくこの日もコゲラ(小啄木鳥)が現れます。

今回も赤い髪飾りは見えず♀だと思われます。 

トラちゃんもコゲラも飛び去り何も出なくなったので公園に移動します。
早速ジョウビタキ(尉鶲)♂がお出迎え、でも素っ気なく後ろ向きで。


園内に咲いてたシナマンサク(支那満作)。 

マンサク科マンサク属の落葉小高木で中国原産の帰化種。 

植え込みから採餌に出て来たアオジ(青鵐)。 

咥えたのは何の実でしょうか? 

口に入らないほどの大きな実を咥えてます、流石にこれは丸呑み出来ないでしょう。
 

やはり殻を割って中身を取り出しました。 

丁度昼休みの時間で人通りが多く鳥が出て来ないのと、出ても飛ばれてばかりでした。(T_T)



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仕事帰りのちょい撮り(2)

2025年02月08日 | 
強烈寒波が入ってますが、冬も終わりに近づき鳥達の食材が少なくなって来たようで。
そんな時の為に残しておいた?ピラカンサの実に鳥がやって来ます、まずはメジロ(目白)。

パックンチョッと食べるところを狙ってみましょう。 

とは言ってもこれがなかなか難しい。 

当然食べてるところが見えてないと撮れず。 

丸呑みですね、喉に痞えないのでしょうか?

飲み込みました、平然としてますね。 

また咥えます、体に比較して実がかなり大きいです、何個食べたら満腹になるのでしょう? 

「どうだ、ほら撮れよ」と言わんばかり、と勝手な想像。(^^ゞ 

アオジ(青鵐)も現れました。 

何か言ってます、メジロに向かって言ってるのかな? 

メジロにアオジ語は通じなかったようで、ピラカンサの実を食べずに飛び去りました。 

続いて目白がとまってたピラカンサの下にシロハラ(白腹)登場。 

手前の草が邪魔してシロハラに合焦せず。 

地面からピラカンサの枝へ。 

これもパックンチョを狙ってみました。 

やはり丸呑みです、それでもメジロよりは体格が大きいので難なく飲み込めそう。 

二つ目を咥えます。 

メジロより沢山食べるかと思いきや、二つ食べて飛び去りました。 

山裾で背景が抜ける構図は望めないのが残念な場所。
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仕事帰りのちょい撮り(1)

2025年02月07日 | 
仕事帰りの田園地帯でノスリ(鵟)を見付け農道の車中から。
この日は雪が降り出しそうな雲行きで背景が真っ白、露出補正で撮ってるので色が出ず。

後ろ向きだったので噴射がまともに撮れました。(^^;) 

背筋を伸ばすノスリ、何時も前屈み気味なので背中や首の筋と筋肉を伸ばさないとね。 

風で羽がそよぎます。 

飛び出しを逃してしまい、地面から飛び立ったところを。 

飛んで別の電柱へ、今度は飛び出しを撮るぞっ。 

その前に口元を掻き掻き。 

飛ぶか!構えて、ヨ~イッ 

ドンッ 

電線が邪魔ですが仕方有りません。



露光速度を上げられなかったので少しブレてしまいました。(いや手振れかな?)
この後地面に降りましたが見失い、飛び立つところも撮れず。


ノスリを撮って何時もの山裾へ、お馴染みのアオジ(青鵐)。 

車中からなのか少し待ってると出て来ます。 

そして採餌をして飛び去ります、何を食べてるのかは分かりません。 

暫く出なかったメジロ(目白)が現れました。 

ヒサカキ(姫榊)の実を食べ尽くしたようでピラカンサに。 

ヒサカキの実が有った頃は集団でしたが、この日は1羽のみで。 

(2)へ続く・・・。
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