有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

花の少ない時期の湿原

2024年06月30日 | 混在
現在また花の少ない時期に入ってます、何かないかと何時もの湿原へ。
入り口の池にカイツブリ(鳰)。

親子も居ました、幼鳥は既にほぼ親鳥と同じ大きさになってました。 

ニガイチゴ(苦苺)も実になってました。

湿原に入ると頭上で鳥の鳴き声が、見上げるとホオジロ(頬白)でした。 

盛んに囀ってました。
繁殖期は4~6月、繁殖に失敗(ヒナが育たなかった)すると何度でも繁殖行動をするとか。
それでも8~9月を過ぎると諦めるようですが、11月頃にまた囀るようになるらしいです。 

モウセンゴケ(毛氈苔)が咲いてました。 

小さな花ですが今からが最盛期で沢山咲いてました。 


モウセンゴケ科モウセンゴケ属の多年草の食虫植物で北海道~九州の湿地に分布。 

 
一緒にトウカイコモウセンゴケ(東海小毛氈苔)も咲いてます。(赤い花) 

モウセンゴケ科モウセンゴケ属の多年草の食虫植物で日本固有種。
分布は北陸・静岡以西~近畿、香川、岡山、長崎。

晴れた日の午前中にしか開花せず、午後には花を閉じてしまいます。 

葉が匙(サジ)型とか箆(ヘラ)型とか言われますが、あまり当てにならないような。 

ヒメヒカゲ(姫日陰)。
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、前翅長18~23mm、幼虫で越冬。
本州の群馬・中部地方~近畿・中国に局所的に分布。
3亜種に分類されてるようで、環境省や県の指定が亜種により違ってます。
因みにここのはヒメヒカゲとして環境省、県共に絶滅危惧Ⅰ類(EN)に指定。
環境省は本州中部亜種、本州西部亜種としては指定外になってました。
年一回しか発生しないので、今期はそろそろ見納めに。

オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)、別名ノヤマトンボ(野山蜻蛉)。 

同じ所に3株咲いてました。 

隣の葉が右端に少し写ってます。 

花が開いてそうなのを撮ってみるも、少し上からすぎたようで。 

横から撮ったらトンボではなく魚の様な。(^^;) 

これは正面から撮れました、でもトンボの顔には見えませんね。 

別の花を少し斜めから、上から見ればトンボに見えなくもないですが、正面からは・・・。

 次回に続く・・・。 
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梅雨時の薄暗い所に咲く

2024年06月29日 | 山野草
鬱陶しいこの時期に咲く花の様子を見に行って来ました。
それは見た目に少し薄気味の悪いタシロラン(田代蘭)の花。

一週間前に見に行った時は全く見られませんでした。

腐葉土の堆積した薄暗い林下でこれを見付けると知らない人は薄気味悪いかも。
色と姿形のせいでしょうか、ギンリョウソウ(銀竜草)よりも不気味。

ラン科トラキチラン属の腐生植物で葉緑素を持たないので全体がほぼ白色。
関東~沖縄に分布、環境省の準絶滅危惧(NT)に指定されてます。

薄暗い所に下向きに花を咲かせ、花弁が僅かしか開かないので撮り難い。
見上げる構図でも花の中が良く見えず。

花の大きさです。 

発見者の田代善太郎氏の名前から牧野富太郎博士が命名。 

この日は出たばかりの株が多く、まだ開いてない花が沢山見られました。

なんとか撮れた花の中、小さな赤い班が薄気味悪さを増幅させてます。 

薄暗く湿った林下は小さな虫や藪蚊が多いので、腰に蚊取り線香をぶら下げての撮影。(^^;) 

昨日は雨がかなり降ったのでどうなったのやら。
見た目は雨に弱そうですが、腐葉土が水を含んで一気に出て来るのかも。
花に虫が居たので撮ってみました、媒介者でしょうか?

以下はおまけです、オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)。

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)が咲き始めてました。 

キジカクシ科ギボウシ属の多年草で北海道~九州に分布する日本固有種。 

タケニグサ(竹似草)の蕾が出始めてました。
ケシ科タケニグサ属の多年草で本州~九州に分布、草丈が2mに達する事も有る大型の草。
でも名前のように竹とは似ても似つかないのですけど。(^^;)

こちらはかなり膨らんだ蕾、もう少しで開花しそうです。 

ゴンズイ(権萃)の実が生ってました。
ミツバウツギかゴンズイ属の落葉小高木で関東~沖縄に分布。

花が咲いてるのを見た事が有りません。(花期5~6月)
見ようと思いながら毎年忘れてばかり、花が緑色なので気付かないせいも有ります。
実と花柄、花序柄が赤くなるので実の時期は良く目立ちます。

梅雨入りがかなり遅れたものの、タシロランは昨年とほぼ同じ頃に咲きました。 
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鳥と蝶は花撮りと散歩のおまけ

2024年06月28日 | 
花撮りの序と散歩で撮ったおまけの鳥などです、撮った日はバラバラ。
花探しの途中に林内で撮ったキビタキ(黄鶲)。

夏鳥の中で一番多く撮れてます。 

メジロ(目白)、冬には沢山撮れたメジロ、でも夏は何処に居るのやらです。
首を傾げたいのはこっちの方。(^^;)

散歩の途中に頭上で鳥の声、見上げるとホオジロ(頬白)が囀ってました。 

山裾散歩の途中のキビタキ。 

花撮りの副産物のキビタキ。 

山中ですが山深い所では有りません。 

逆に山深い所では殆ど撮れず、林縁や浅い山で撮れてます。 

これは花撮りでも散歩でもなく、鳥撮りで撮ったキビタキ。(^^ゞ 

花撮りで移動中の林内に居たキビタキ。 

かなり近い所に出てくれました。 

コシアカツバメ(腰赤燕)が飛んでるのを狙ってみました・・・が、なかなか撮れません。
腰の赤が写るようにと思うと更に難しい。

赤い部分は背中側なので低空で飛ぶ時か反転する瞬間しか見えず。 

飛んでるのを撮ろうとしてもなかなか捉えられずで。 

花撮りで山裾を歩いてたら目の前にイシガケチョウ(石垣蝶)が舞い降り吸水し始めました。 

以前にも同じ事が有りました、南方系の蝶ですがもう完全に定着してるようです。 

翅を広げてとまるので翅裏がなかなか撮れず。 

他の蝶は地面にとまると少し斜めになりますが、この蝶はほぼ水平になってしまいます。 

なんとか顔を撮ろうと回り込んで、なんだか不機嫌そうな顔をしてました。 

次回はちょっとだけ花を。(^^ゞ

追記:ベランダのツバメが産卵する気配が無いので、巣の中を携帯で撮ってみました。
   卵は有りませんでした、やはり今年は産卵しないようです。
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今日はトリ溜めのトリを

2024年06月27日 | 
今回はトリ(撮り)溜めのトリ(鳥)を撮った日付順に。
散歩で山裾を歩いてた時に遭遇した柄長の群れ。

まだ頭も羽も黒くないので幼鳥のようです。 

エナガ科エナガ属、留鳥、体長14cm、翼開長16cm、九州以北に分布。 

亜種シマエナガ(島柄長)は北海道に、亜種チョウセンエナガ(朝鮮柄長)は対馬に。
亜種キュウシュウエナガ(九州柄長)は四国と九州に分布。

電線にツバメ(燕)、これも幼鳥のようです。

既に幼鳥が飛び回ってますが、我が家のベランダの巣は未だ産卵せず。
どうやら今期は産卵しないままかも?

峠越えの散歩で山中で撮ったサンコウチョウ(三光鳥)。 

カササギヒタキ科サンコウチョウ属、夏鳥、体長♂45cm、♀18cm、翼開長28cm。
本州以南に分布。 

電線に何かとまりました、逆光でしたが撮って後で見たらメジロでした。
露出補正と編集で辛うじてメジロだと分かります。(^^;)

同じ電線にエナガ(柄長)もとまりました。 

曇り空でどこから撮っても背景が真っ白の逆光、当然被写体は黒く・・。 

なんとか見えるようにしてますが、影絵でも良いかも・・・。 

水溜りでスズメ(雀)が水浴びしてました。 

以下連写の抜粋です。 




巣材を咥えるツバメ(燕)。 

今頃巣作りって遅くないですか、まさか今年生まれた子でしょうか? 

トリ溜めのトリのトリはツバメでした。
トリを務めたツバメですが明日もトリです。(^^)
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また撮り溜めの蝶などを

2024年06月26日 | 生き物
花撮りや散歩で撮った蝶などの撮り溜めです。
ムラサキシジミ(紫小灰蝶)。


シジミチョウ科ミドリシジミ亜科、前翅長14~22mm、関東以西~沖縄、成虫で越冬。 

あまり翅を開いてとまりませんが、気温が低いと翅を開いて日光浴(温める)をします。
この日は日光浴なのかどうか?

ヒカゲチョウ(日陰蝶)。
名前の由来は薄暗い所に居るかららしいですが、割と明るい林縁で見られます。

ヒメヒカゲ(姫日陰)、群馬、中部地方、近畿以西に分布。 

他に同じヒメヒカゲでも本州中部亜種と本州西部亜種が居るようです。 

見た目は変わらず生息地の環境の違いのようですが、詳しい事は良く分かりません。(^^;)
※湿地等で発生するのと、草地で発生する違いが有るようです。

モンキアゲハ(紋黄揚羽)、飛び回ってばかりでなかなか撮れない蝶。
余程お腹が空いてたのか、このアザミ(薊)から離れなかったので撮れました。

アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科、前翅長50~75mm、本州~沖縄(亜種含む)、蛹で越冬。 

コチャバネセセリ(小茶翅挵)、翅を開いてくれなかったのが残念。
セセリチョウ科セセリチョウ亜科、前翅長14~19mm、北海道~九州、幼虫で越冬。

害獣除けの電柵にとまっていたオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)。
トンボ科トンボ亜科、体長51~61mm、全国に分布。
シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)との簡単な見分け方を少し載せておきました。

シロツメクサ(白詰め草)の一花にマメコガネ(豆小金虫)が群がってました。
コガネムシ科スジコガネ亜科、体長9~13mm、本州~九州に分布。

立ち位置を変えて。
直ぐ横に他の花が有るのに、どうしてこんな事に?(^^;)

ヒメジャノメ(小蛇の目)。
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、北海道(渡島半島)~九州に分布。幼虫で越冬。
前翅長は24~27、18~31、18~26mmと色々、凡そ20以上30mm以下と言う事で。(^^ゞ

知人がカブトエビ(兜蝦)が居たので見に行くと言うので一緒に行ってみました。
今月初めにホウネンエビを載せましたが、カブトエビも珍しいのか?と思い。
車の通行が多い県道沿いの田圃にそれは居ました、知人が用意してた網で掬います。
へぇ~!これがカブトエビかぁ、カブトガニ(兜蟹)の極小版のような。(体長2~4cm)

これって珍しいの?在来種?絶滅危惧種?と尋ねると、なんと外来種だそうで。(◎_◎;)(>_<)
アメリカ、ヨーロッパ、アジア、東アジアの種類が有るようです。
アメリカとアジアは関東~九州に、ヨーロッパは山形、長野、栃木、宮城に局所的に。
詳しくは「国立環境研究所 侵入生物データベース」参照。

ひっくり返すとこんな感じ・・・。
映画「エイリアン」に出て来るエイリアンの幼体がこんなだったような。(^^;)
※最初の「エイリアン」は1979年、もう知らない人の方が多いでしょうね。

動いてるところを動画で撮ってみました。(車の音が煩いので音は消してます) 
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山の中と山麓に咲いてた花

2024年06月25日 | 山野草
林道を更に登って行くと、またノヤマトンボ(野山蜻蛉)を見付けます。 

残念、ここのもまだ開花してませんでした。
僅かですが標高を上げてるので当然と言えば当然かも。(^^;)

ハエドクソウ(蠅毒草)。
ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草で北海道~九州に分布。

全草を煮詰めて蠅捕り紙を作った事が名前の由来、今時は蠅捕り紙を知らない時代ですよね。
名前の通りの毒草です。

林道を登山道が横切るので登山道で下ります、植林帯の中で花は有りません。
少し下ると木が殆どなくなり笹の山に、笹の中に咲いていたオカトラノオ(丘虎の尾)。

少し前に僅かに咲いてたのを載せましたがこれも今回の目的、沢山咲いてるだろうと。
ところが今回も僅かしか咲いてませんでした、例年もっと咲くはずなのに・・・。

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で北海道~九州に分布。 

真夏の花シモツケ(下野)、この花が咲くと夏だなぁと感じます。 

バラ科シモツケ属の落葉低木で本州~九州に分布。
花の色は淡紅色~紅色、隣の木に咲いてる花でも色がかなり違ったりします。

花の大きさです。 

山裾まで降りて来ると、田圃の周辺にネジバナ(捩花)が沢山咲いてました。
手前中央のは色が薄く奥のが普通の色、手前のは捻じれが奥のと反対に捻じれてます。

ラン科ネジバナ属の多年草で全国に分布、↓は普通の色。 

こちらは白っぽい花、色の薄い花が沢山見られました、農薬のせい? 

クララ(眩草)が咲いてました。 

マメ科クララ属の多年草で本州~九州に分布。 

全草にアルカロイドを含む毒草。 

動物が食べないため、この草だけが残って繁茂するとか。 

まだ7月になってないのに咲いてたアキノタムラソウ(秋の田村草)。 

6月はナツノタムラソウ(夏の田村草)の時期です、でもどう見てもアキノタムラソウです。 

全行程約5kmで約270m登りました、大した行程ではないのに汗びっしょり。
やはり運動不足が原因のようです、少し運動しないといけません。(^^ゞ
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2週間待ったのに

2024年06月24日 | 山野草
2週間前に蕾が出始めてたトンボソウ、もう咲いただろうと再訪しました。
林道を歩き始めるとウツボグサ(靭草)が咲いてました。

シソ科ウツボグサ属の多年草で北海道~九州に分布。 

携帯用の矢を入れるための円筒状の武具「空穂(うつぼ)」が名前の由来。 

2週間前に見た場所に到着、あれれっ!成長してるもののまだ完全開花してません。
ラン科ツレサギソウ属の多年草で本州~九州に分布。

ノヤマトンボ(野山蜻蛉)、別名オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)。
距は展開してますが、肝心のトンボの翅に当たる側萼片が閉じたままです。

卵型の所が開き側萼片が翅に、唇弁と背萼片が上下に開いて顔になるのですけど・・・。
2週間待っても駄目でした(T_T)、別の所にも有るので更に林道を歩きます。

オオチャバネセセリ(オオチャバネセセリ)、今季初撮りです。
セセリチョウ科セセリチョウ亜科、前翅長16~21mm、北海道~九州に分布、幼虫で越冬。

湿った所にカキラン(柿蘭)が咲いてました。 

ラン科カキラン属の多年草で北海道~九州に分布。
環境省のRDBには31道府県で準~絶滅危惧Ⅰ類に指定、東京は絶滅となってました。


愛知では2020年のRDBでは指定外、まだ危惧されてないようです。 

一花に少し玉ボケを入れて。 

逆光透かし撮りは・・・今一でした。 

やはり湿った所に咲いていたノハナショウブ(野花菖蒲)。
2週間前に既に終わり掛けてましたが、新たに出て来たようです。

周りがボサボサで↓を撮っていたら写真機に真っ赤なダニが着いてました。(>_<) 

2ヶ所目のノヤマトンボ、う~ん、ここのも開いてませんでした。
一応側萼片が開いて翅のように見えてはいます。

横から見ると開いてないのに終わり掛けてるような?
あれっ!撮ってる時は気付かなかったけど、真ん中のは唇弁が開いてますね。
正面からなら中が撮れたかも?大失敗です。(>_<)

もう秋の花イヌヤマハッカ(犬山薄荷)が咲いてるぞ!いや待てよヤマハッカとは違うような。
帰ってから調べたらタカクマヒキオコシ(高隈引き起こし)でした。

シソ科ヤマハッカ属の多年草で、福島以南の太平洋側~九州に分布する日本固有種。
花期は普通8~10月、どちらかと言えば秋の花なのに今頃咲いてるとは。

林道脇に一本だけネジバナ(捩花)が咲いてました。 

ラン科ネジバナ属の多年草で全国に分布。 

次回の「山中と山麓に咲いてた花」に続く・・・。 
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小さな峠越えの散歩で

2024年06月23日 | 生き物
山方面に散歩にった時の色々です。
行きと帰りは別の林道でしたが、どちらも標高150mの峠越えで10km歩きました。
今日はお馴染みのは詳細を省略です。(^^;)
翅がボロボロのクロアゲハ(黒揚羽)。


コジャノメ(小蛇の目)。 

別のクロアゲハ、これも翅がかなり傷んでました。 

ムカシヤンマ(昔蜻蜓)が居ました。
ムカシヤンマ科ムカシヤンマ属、体長63~72mm、本州~九州に分布。
23都府県で準~絶滅危惧Ⅰ類に指定されてます。

あらま!側溝にヤマカガシ(山楝蛇) ジムグリ(地潜)が泳いでます、いや流されてるのかも? 

泳いでる(流されてる)のを追掛けて、速足で歩きながらなのでブレてしまいました。 

垂直の壁を登れるのか?と思ってたら、苔の生えた壁で止まりました。
どこかの国の政治家みたいな2枚舌をしてます。(^^ゞ

草の蔓を使って上陸し、姿を消しました。

ツバメシジミ(燕小灰蝶)。
シジミチョウ科ヒメシジミ亜科、前翅長9~19mm、北海道~九州、幼虫で越冬。
翅表が黒いので♀ですね、♂の翅表は青紫色。

ネムノキ(合歓木)の花が咲いてました。 

マメ科ネムノキ属の落葉高木で本州~沖縄に分布。 

逆光透かし撮りを・・・ってこれは無理ですよね。(^^;) 

帰化種のオジギソウと同じ夜間に小葉を閉じる事が名前の由来。
ネムノキが本当に夜葉を閉じてるか見に行った事は有りませんけど。

初見初撮りのキボシカミキリ(黄星天牛)。
カミキリ科フトカミキリ亜科、体長15~30mm、本州~沖縄に分布。

カミキリムシと言えば、昨日載せたのゴマダラカミキリ(胡麻斑天牛)しか見た事が有りません。 

名前を調べようとしたらカミキリの仲間は700種程も有るとかで。(◎₀◎;)
その中からなんとか見付たのがキボシカミキリでした。

お腹側に回って。
それにしても長い触角ですね、体長より触角の方が長いです。

触角まで入れると体が小さくて分かり難いので触角を入れずに。 

10km歩いて昆虫類は僅かこれだけでしたが実は少しですが鳥も撮ってます。
それはまた次の機会にまとめて。(^^)
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山裾と市街地の川の堤防散歩で

2024年06月22日 | 生き物
山側と市街地の川の堤防を歩いて撮った蝶です。
どちらも一番近い所で3 2km程なので往復するだけで6 4kmになります。
まずは山側で撮ったテングチョウ(天狗蝶)から。
5月初め頃に沢山見られましたが、最近はあまり見なくなってます。

ウラゴマダラシジミ(裏胡麻斑小灰蝶)、初見初撮りの蝶です。 

シジミチョウ科シジミチョウ亜科、前翅長20~24mm、北海道~九州、卵で越冬。
幼虫の食草はイボタノキで年1回5~6月に発生。
残念ながら翅を広げてくれず翅表は撮れませんでした。

ヒカゲチョウ(日陰蝶)。 

タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、前翅長25~34mm、本州~九州、幼虫で越冬。
年2回発生、幼虫の食草はイネ科の植物で成虫は少し薄暗い所を好むようです。

こちらは明るい所が好きなベニシジミ(紅小灰蝶)、詳細は省略。 


ヒメアカタテハ(姫赤立羽)。
タテハチョウ科タテハチョウ亜科、前署長25~33mm、全国に分布、成虫又は幼虫で越冬。
幼虫の食草はキク科のハハコグサ、ヨモギ等。
画像の左後翅裏の模様がはっきりしてる、右後翅の表下側縁にも模様が有るのでヒメと同定。

またイシガケチョウ(石垣蝶)が居ました、もう南方系の蝶ではなくなってしまったようです。 

以下は市街地を流れる川の堤防で、今季初撮りのハグロトンボ(羽黒蜻蛉)。
カワトンボ科カワトンボ亜科、体長53~68mm、本州~九州に分布。

羽を広げるのを待ちましたがこれしか開いてくれず、待ち切れませんでした。
これから大量に見られるようになります。

川辺のアレチハナガサ(帰化種)の花にモンシロチョウ(紋白蝶)が群がってました。
他に花が少ないので集まってしまうようです。

シロチョウ科モンシロチョウ亜科、前翅長20~30mm、北海道~沖縄、蛹で越冬。 

背景に合焦しないように流れを背景にして。 

飛んでるところを撮ろうとしますが、蝶の翅が白飛び。
遮光装置の速度(SS)を上げてたので(1/800)全体が暗くなってしまいました。(F/6.3)
それでもモンシロチョウの翅は白飛びしてます。(T_T)


↑までは花に合掌してるようですが、↓は動く蝶を自動焦点が捉えきれてません。

 カタツムリ(蝸牛)が居ました、でも種類が多過ぎて調べ切れませんでした。(^^;)
※700~800種。

ヤマトシジミ(大和小灰蝶)。 

シジミチョウ科ヒメシジミ亜科、前翅長9~16mm、本州~九州、幼虫で越冬。 

最も良く見られ蝶ですがなかなかとまってくれないのと、翅を開いてとまる事が少ないです。 

ゴマダラカミキリ(胡麻斑天牛)。
カミキリ科フトカミキリ亜科、体長25~35mm、北海道~沖縄。
カミキリの仲間は種類が多いですね、調べたら750種も居るそうです。(◎₀◎;)

山裾と川縁の色々でした。
そう言えば夏至の昨日こちら梅雨入り宣言が有りました、鬱陶しい季節の始まりです。 
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写真機を持って散歩

2024年06月21日 | 生き物
現在就活中で暇なので午前中に7~10kmほど歩いてます。
 ※毎日では有りません、時々サボってるせいか体重は全く減る気配が有りません。(>_<)
そんな散歩中に撮ったのと在庫の蝶などを。
ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)が吸水してたのを撮ろうとしたら、突然もう一頭が乱入。

そして先に居たウラギンシジミに向かって行きます。 

おっとっ!蹴りを入れました。 

更に上に乗って抑え込み、何が気に入らなかったのやら? 

それでも攻撃された方は動ぜず、攻撃した方も諦めたのか少し離れた所で吸水。
蝶の世界もなかなか厳しいようで。(^^;)


見た事の無いトンボが居ました、サナエトンボの仲間だと思うのですが・・・。
色々調べた結果、クロサナエ(黒早苗)かダビドサナエ(ダビド早苗)ではないかと。
残念ながらこの一枚しか撮れなかったので同定できず。
ダビドは発見者の名前で漢字表記は有りません、敢えて漢字にすると「田人」かな。(^^ゞ


クロコノマチョウ(黒木間蝶)。
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、前翅長30~45mm、千葉以西~九州、成虫で越冬。

ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)。 

シジミチョウ科ヒメシジミ亜科、前翅長12~19mm、北海道~九州、蛹で越冬。 

↑とは別の場所の別個体、翅を全開したところは撮れず。 

アカタテハ(赤立羽)だと思います。
両者はそっくりで、翅を開いてると直ぐに分かるのですが、閉じてる同定が難しくなります。
後翅の後ろ半分(中央から縁まで)の模様がはっきりしないのでアカタテハとしました。

タテハチョウ科タテハチョウ亜科、前翅長32~36mm、全国に分布、成虫で越冬。 

↑までが散歩で、以下は在庫です。
少し前に載せたフタモンウバタマコメツキ(二紋烏羽玉米搗虫)をまた見付けました。

子供の頃にひっくり返して遊んだコメツキ(パッチン虫)とは姿形が全く違います。 

調べたらコメツキ科は140属700種程有るようで、知らないのが当たり前。(>_<)

 草原に居たヒメヒカゲ(姫日陰)。
湿地性と草原性が居るようで、何時もの湿地のが湿地性で今回のは草原性のようです。
※付近に湿地が無いのと、成虫は産地を離れない事から草原性と思われます。

ホタルガ(蛍蛾)。
マダラガ科ホタルガ亜科、開帳42~60mm、本州~九州に分布。

飛ぶと翅の上下運動の残像減少で白線が円に見えます。 

ヒカゲチョウ(日陰蝶)、色は黒っぽいですがクロヒカゲ(黒日陰)では有りません。 

タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、前翅長25~34mm、本州~九州、幼虫で越冬。 

就活と言ってもNetでハローワークの求人情報を閲覧してるだけです。
この歳では求人は少ないです、その中で自分が出来そうな仕事は殆ど無いですね。
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