有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

誰も居ない遊歩道で

2021年05月31日 | 山野草
時期のせいなのか、それともコロナのせいなのか?キャンプ場には誰も居ません。
勿論誰も居ない遊歩道を、腰の高さ程の笹の中の道を進みます。
笹よりも上、2m以上の高さに沢山花を付けた植物が。
え~っと・・・これなんだったっけ?

あつ!思い出しました、あの有毒のクララ(眩草)では有りませんか。
それにしても巨大ですよ、総状花序が10本以上、背丈は2mを裕に超えてます。
図鑑では総状花序は20~25cmとなってましたが、1mほども有りました。
こんな巨大なのを見たのは初めてです。
全体を撮らなかったので、大きさが分からないですよね。(^^;)

マメ科クララ属の多年草で、本州~九州の陽当たりの良い山野の草地等に分布。
名の由来は、根を噛むと目が眩むほど苦く「くららぐさ」と呼ばれたのが略されたとか。

コアジサイ(小紫陽花)が咲いてました。


アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、関東以西~九州に分布する日本固有種。 

淡青色の花を沢山付けますが、一つの花は小さいです。

 アジサイの名が付いてますが、装飾花は有りません。 

シライトソウ(白糸草)が歩道沿いに点々と咲いています。
シュロソウ科シライトソウ属の多年草で、秋田県以南~九州に分布。

上から見ると沢山の花が密集してるように見えます。 

でも横から見ると意外にスカスカ。(^^;)
 

花の少ない時期に来たので、咲いてたのは少なかったです。
もう少し早く来れば、タツナミソウ、ナルコユリ、キンラン等も見られます。
最後はどこででも見られるハハコグサ(母子草)を。

キク科ハハコグサ属の2年草(越年草)で、全国に分布。 

どこででもとしましたが、道路の舗装化等で道端ではあまり見られなくなったような。
昔は本当にどこにでも咲いてました。

田畑の畔や山沿いの道端では今でもよく見られます。
余りに普通の花なので、殆ど撮る気にならない花です。(^^ゞ

それにしても、どこか別の場所でイチヤクソウを探さなければ。
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キャンプ場周辺の花

2021年05月30日 | 山野草
キャンプ場周辺には散策路が有り、多くは有りませんが山野草が見られます。
笹百合が咲き出していました。

ユリ科ユリ属の多年草で、中部以西~九州に分布する日本固有種。 

西日本を代表するのがササユリで、東日本代表はヤマユリになります。
ヤマユリは花の内側に赤褐色の斑点が有り、愛知が両者の境界で両方見られます。



花の大きさはこんな感じ、って対照君が小さ過ぎます。(^^;)
以前はもっと沢山咲いてたのに、かなり数が減ってしまってました。

終盤のベニドウダン(紅灯台)。 

ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木で、関東~九州に分布する日本固有種。
終盤なので花が少し萎れてるのが残念。

花冠は長さ3~6mmの鐘形。 

下から花の中を撮ってみました、萎れ掛けで上手く撮れず。 

ここでキャンプ場のテーブルで昼食にします、今回は「ボロネーゼ~ッ」で。 


前日に作って置いたパスタを温めるだけなので簡単です。 


昼食後別の遊歩道へ、ヤマボウシの萼片ではなく花が咲いてるのが有りました。 

上から撮れる花は殆ど無いので下から。 

テイカカズラ(定家蔓)。 

平地では満開ですが、250m登っただけでまだ蕾の方が多いです。
標高のせいなのか個体差なのか分かりませんけど。

あちこちでイボタノキ(水蝋樹)が見られます。 

同科同属のネズミモチとそっくり。
 

モクセイ科なので良い匂いがします。

キャンプ場周辺はまだ続きます。(^^ゞ 
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鄙びたキャンプ場で

2021年05月29日 | 山野草
滅多に行かない標高250mのキャンプ場に花を撮りに。
イチヤクソウ(一薬草)の群生が有り、そろそろ咲く頃かなと。
最後に行ったのが’18年なので、3年振りになります。
直ぐに群生地に行ってガックリ、雑草に埋もれ見る影も有りません。(>_<)
折角来たので、仕方なく他の花を探す事に。
ヤマアジサイ(山紫陽花)だと思います、↓は装飾花が有りませんでした。
ヤマアジサイではなく、ガマズミのようです。

アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、自関東以西~九州のやや湿った林内に分布。
なのですが、ヤマアジサイにしては葉の幅が広いような?
レンブクソウ科ガマズミ属落葉低木で、北海道~九州に分布。

こちらは装飾花が有りましたが、こちらがヤマアジサイのようです。 

アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、自関東以西~九州のやや湿った林内に分布。
栽培種の、所謂アジサイは装飾花しか有りません。


別の場所の装飾花の無いヤマアジサイ?ガマズミ。

花が際立つようにと黒背景で撮ってみましたが、失敗したようです。(^^ゞ
キャンプ場周辺なので、植栽の可能性も。

草の葉に居たヒラタアブ(扁虻)の仲間。 

ツルアリドオシ(蔓蟻通し)が咲いてます。  

アカネ科ツルアリドオシ属の蔓性落葉木で、北海道~九州に分布。 

アリドオシの名が付いてますが棘は有りません、棘が無いのに何故アリドオシなのか?
花が似ているからのようです、棘が無いなら「アリトオサズ」とかにした方が。(^^;)

ガンピ(雁皮)が咲いてました。
ジンチョウゲ科ガンピ属の落葉低木で、東海~九州に分布する日本固有種。

コウゾやミツマタと並び、和紙の原料になります。
花弁は無く、花に見えるのは萼筒。

ヤマボウシ(山法師)が咲いてました。
花に見えるのは総苞片で、中心の緑色の部分が花の集合体。

ミズキ科ミズキ属の落葉高木で、本州~九州に分布。
大量の花を咲かせてました。

高い所に咲いてるので対照君は使えず、総苞片の直径は約9cm。
球状の花の一つの直径は約3mmと図鑑には。

薄暗い林内に咲いていたハナミョウガ(花冥加)。 

ショウガ科ハナミョウガ属の多年草で、関東以西~九州に分布。 

次回に続く・・・。

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この時期に珍しく鳥撮り

2021年05月28日 | 
干潮の時間帯を狙って、小河川の河口に鳥を見に行ってみました。
しかしカモもシギもチドリも何も居ません。
河口から500m付近でようやく見付けたダイサギ(大鷺)。
目元の青が薄くなってるので、繁殖期が終わったのかも?

そして河口に、しかし一羽の鳥すら見えません。
やっぱり駄目かぁ・・・と思っていたら、潮の引いた浅瀬に動く物が。
急いで近寄ると見た事が無い嘴が長い鳥が。

名前は分かりません、兎に角撮ります。
長い嘴を水の中に入れ、餌を探してました。

何か咥えましたカニのようです、あっと言う間に丸呑み。 

少し移動してまた捕まえ、そして丸呑みに。

 移動しては次々にカニを捕ります、カニが大量に居るようです。 

飲み込むところを狙ってみましょう。 

飲み込むかと思ったら何故か振り回しました。
勢いよく首を振る時は時目を瞑ってるのですね。

そして飲み込みます、残念ながら飲み込む瞬間は撮れませんでした。(T_T)
飲み込む時も目を瞑ってしまうようです。

次から次へとカニを捕まえます。 

喉に痞えたのかな?喉の辺りを掻いてました。 

帰ってから調べましたが、良く分かりません。
多分名刺に注釈が付いてる市議会議員ではないかと思います。(^^ゞ
図鑑では本州では旅鳥となってました。

この河口は昔は海苔の養殖やアサリやカキが採れました。
残念ながら今は埋め立てられ見る影も無し。
埋め立て地との間に残された水路は、貝殻と牡蠣殻で埋め尽くされてます。
見渡す限り牡蠣殻と、採られずに増えただろう牡蠣の海。

こちらは泥と砂利の浅瀬に居たアオサギ(青鷺)、水鏡を撮ろうとするも僅かに漣が。 

一羽に的を絞ってみるも、水面の反射のせいか色が出ませんでした。 

海辺の電柱に久し振りに猛禽が見えたので車中から撮影。 

なんだろうなぁ?と思っていたら「ピ~ヒョロロ」と鳴きました。(^^;) 

この時期珍しく鳥を撮りに行ったのに僅かしか撮れず。
しかし初めて見る鳥だったので、同じ鳥ばかりを沢山載せてしまいました。(^^)
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農道や公園で

2021年05月27日 | 山野草
この時期花が端境期で少ないので、近所の農道と公園へ。
田圃に水が入りだしたので、シギでも居ないかと見に行ってみました。
しかし代掻きや田植えが始まり、人やら機械が入り鳥は全く見られません。
まだ代掻きをしてない田圃の畔をキジが歩いてました。

こちらに気付いていたようですが気にせず、畔を少し歩いて草叢に消えました。 

鳥気が無い田畑の周りを諦め近所の公園へ、この時期ユキノシタ(雪の下)が咲いてるだろうと。
予想通り公園の裏手の斜面の下に咲いてました。

ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草で、本州~九州に分布。 

名前の由来は諸説有るようです。
「雪が積もっても、その下に緑の葉が有る」や「白い花を雪に見立てその下に葉が有る」等。

でも、雪の下に緑の葉が有る植物は沢山有りますよね。
 

「葉の上に雪が降り積もったように花が咲くから」も有り、こちらの方が合ってるような。

公園内のツツジ、それともサツキ?にモンキアゲハ(紋黄揚羽)。
じっとしててくれないので、上手く撮れませんでした

地面に居たヒメアカタテハ(姫赤立羽)、本州~沖縄に分布し前翔長25~33mm。 

オバホタル(姥蛍)を見付けます。 

甲虫目ホタル科マドボタル亜科で北海道~九州に分布、体長7~12mm。 

ホタルと言っても光りませんし、夜行性ではなく昼行性です。
但し、何故か幼虫は発光するようです。

それにしても撮れる花の場所を知らないので困ってます。
この時期でも、私の知らない花が沢山咲いてるようなのですけど。(>_<)
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小雨でカメラも濡れる

2021年05月26日 | 山野草
小雨が降って来ましたが、折角なので湿原も見て行きましょう。
ネジキ(捻木)が咲き始めていました。

ツツジ科ネジキ属の落葉小高木で、本州~九州に分布。 

幹が捩じれるのが名前の由来。 

図鑑では花冠の長さ8~10mmとなってますが、もう少し短いような。 

クロミノニシゴリ(黒実の錦織木)も咲き出しています。 

ハイノキ科ハイノキ属の落葉低木で、東海~近畿の湿地等に分布する日本固有種。
木道から離れてたので、対照君が使えませんでした。

ウメモドキ(梅擬)も咲き始めてます。
モチノキ科モチノキ属の落葉低木で、本州~九州の湿った所に分布。
雌雄異株でこれは雄株の雄花。

名前の由来は花ではなく、葉が梅の葉に似ている事からだそうです。 

花の大きさですがまだ殆ど蕾、これからですね。 

咲き始めのハンカイソウ(樊噲草)、薄暗かったのでフラッシュ撮影です。 

キク科メタカラソウ属の多年草で、静岡以西~九州の林内に分布。
フラッシュ撮影なので、水滴が光って濡れてるのが良く分かります。

フラッシュなしで撮ると濡れてるのが分かりません。 

トキソウ(朱鷺草)も咲いています、前回よりも数が増えてました。 

ラン科トキソウ属の多年草で、北海道~九州に分布。
環境省の準絶滅危惧、愛知では絶滅危惧ⅠB類(EN)指定種。

小雨に濡れるトキソウ。 

傘も無くカメラが濡れて来たので撤収しましょう。 

梅雨なので雨は仕方ないですが、週末は降らないで欲しいです。(^^;)
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小雨の中のムヨウラン

2021年05月25日 | 山野草
先週末に雨が大量に降りましたが、雨が降り出す前の夕方に何時もの湿原へ。
今にも降り出しそうな空模様の中、見に行ったのはエンシュウムヨウランでした。

開花の練習しなくても咲く事が出来るラン、演習無用蘭・・・なんちゃって。
遠州地方に咲く無葉蘭なので遠州無葉蘭でした。(^^;)

花の大きさはこんな感じ。 

横から見ると。 

雨が降りそうなせいか、完全に開いてない花ばかりでした。
天気が良い日が続かないと完全開花しないようです。
更に薄暗くて画質は荒れるし、色も奇麗に出てくれません。

そこでフラッシュを使ってみました。(↑と同じ株です) 

↓はフラッシュ撮影ですが、近寄ると白い部分が飛んでしまいます。 

一応白飛びしない手を考えて有りました、それはフラッシュにティッシュを被せる事。
以下は同じ株のティッシュ被せ撮りです。

ラン科ムヨウラン属の腐生植物で、愛知と静岡だけの林内に分布する日本固有種。
※各地特有の〇〇ムヨウランが15種類ほど有るようです。

背景を変えて、背景が遠い方が旨く撮れるようです。
近いと背景からの反射光が影響するのかも?

小降りだったので、序に湿原も見に行ってみましょう傘は持ってませんけど。
エンシュウムヨウランだけでは寂しいので、鳥の声でも。
声の主は分かりません。

雨が降り出し花に雨粒が、当然カメラにも。(^^;) 

次回は小雨の湿原の花を。
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淡紫色のクサナギオゴケ

2021年05月24日 | 山野草
下って来た林道を登り返します。
下った時に気付かなかった所に、一株の色付きのクサナギオゴケ(草薙尾苔)を発見。
さっき通ったのに何故気付かなかったのか?(^^;)

ここに隣り合わせで三株有り、二株は白花で一株のみに色が。 


他所では色付きが普通のようなのに、この辺りは何故白花ばかりなのか?
例年見ている場所とは違う場所の色付きのクサナギオゴケでした。

本命が見られた所で昼食にします。
今までインスタント焼きそばを無理矢理スパゲティにしてましたが、今回は本物です。
前日の夜にパスタを茹でて、熱い内にオリーブオイルとバターをまぶします。
粗熱が取れたら冷蔵庫へ、当日は温めるだけ。
パスタが温まったところで、「レトルトパウチィ」(青いネコ型ロボットの口調で)。(^^)

焼きそばのように湯を沸かさないので、水は不要でガスの消費も少なくて済みます。
ただ焼きそばが約36円なのに対し、レトルトは約85円+パスタ代。
今までより2倍以上の贅沢な昼食となりました。(^^ゞ

昼食後林道から登山道に戻り、尾根を越え車に戻ります。
林道に居たコミスジ。

登山道に咲いていたマルバウツギ。 

麓にはイボタノキ(水蝋樹)。 

現在あちこちで見られるようになりました。 

柿畑に咲いていた柿の雌花。
雄花を探しましたが見付かりません、摘花されたのかも。

センダン(栴檀)の花が咲いてました。
センダン科センダン属の落葉高木で、四国、九州~沖縄に分布となってます。
こちらで見られるのは植栽のようですね。

花の直径は約2cm、高い所に咲いてるので対照君は使えません。 

田の畔にノビル(野蒜)が沢山生えてました。
ヒガンバナ科ネギ属の多年草で全国に分布、鱗茎は食用になります
画像は花茎の先端に着いた珠芽(むかご)。

残念ながら花は見付かりませんでした。
珠芽の脇に紫の筋が見えるのがの蕾です。

花が咲く前に珠芽から芽が出ているのも、これを見る度にメドゥーサを連想します。 

畔に居たケリ(鳧)。 

水田の真ん中に何か居ます、ズームしてみたらケリが巣に座ってました。
抱卵してるようです。

田植え前に孵化するのでしょうね、田植えが始まったら抱卵してられませんから。
しかし、こんな田圃の真ん中に巣を作るとは知りませんでした。
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クサナギオゴケはまだ早過ぎた

2021年05月23日 | 山野草
二つ目の目的の花、少し前に載せ咲き始めのクサナギオゴケです。
かなり日が経ったので、もう咲いてるだろうと見に行ったのですが。
クサナギオゴケ(草薙尾苔)の立ち姿。

日陰のはまだ蕾ばかり、日当たりに良い所のが僅かに花を咲かせてました。
例年ならもう満開近いはず、今年は花が早かったのにどうした事でしょう?

キョウチクトウ科カモメズル属の多年草で、関東~近畿、四国の山地の林縁に分布。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知では準絶滅危惧(NT)指定種。

普通は淡紫色~褐色の花、でもこちらでは花の色が画像のような色が殆ど。
シロバナクサナギオゴケと呼ばれてるようです。

花の大きさは約5mm、細い花序に沢山の花を付けます。 

花の後ろ姿。 

ご覧のように花序が極細なので、僅かな風でも揺れて撮り難い花。
満開になると花の重みと風を受けやすくなり、更に揺れやすくなります。

仕方ないですね、陽当たりの良い所をもう少し探してみる事に。
ウツギ(空木)とコゴメウツギ(小米空木)が隣り合わせで咲いてました。

コゴメウツギが主役で、ウツギを背景にしようとするもできませんでした。(^^;) 

花を接写しようと選んでいたら、蜘蛛の居る花を見付けます。 

蜘蛛はクモ目カニグモ科のコハナグモ(小花蜘蛛)と言う種類でした。
北海道~沖縄に分布、体長3~6mm。(♂の方が小さい)

ハコベ(繁縷)が咲いていましたが、さて何ハコベなのやら? 

花柱が5個有るのでウシハコベでしょうか。(ミドリハコベは花柱が3個) 

ミヤマハコベ(深山繁縷)が見たいのですが、名前の通り深山に行かないと見られないかも。 

おっ!ヤマルリソウか?と思ったらキュウリグサ(胡瓜草)でした。(^^ゞ 

近隣の低山では見られませんね。
花の形はよくにてるものの大きさが全く違います、こちらは極小の花。

仕方ないので別の場所を見に行こうと、下って来た林道を登り返します。
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棘だらけの白い小さな花

2021年05月22日 | 山野草
小さな白い花を見に行って来ました。
低山の登山口から登山道を登ります。
入り口にはコナスビ(小茄子)の花が咲いていました。

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、全国の山地の道端等に分布。 

名の由来は、小さな果実がナス(茄子)に似ている事から。 

花の直径は5~7mm程。 

急な階段状の登山道を少し登るとその花は咲いてました。
白い小さなアリドオシ(蟻通し)の花です。
アカネ科アリドオシ属の常緑小低木で、関東~九州の林下に分布。

名の由来は、蟻を刺し通すほどの鋭い棘上がる事から。 

林下に生育するので昼間でも薄暗く、暗いレンズではISOを上げるしか有りません。
結果画質が荒れてしまいます。(T_T)

ストロボを使う手も有りますね、でも接近すると白飛びしてしまいます。
ただ今白飛びしない方法(小道具)を思案中。

漏斗状の花冠の長さは約1cm、直径はこんな感じ。 

梅雨入りして蒸し暑い中、階段状の道を登ると汗が噴き出ました。
林道に出て、もう一つの目的の花の場所へと少し下ります。
登山道を外れた笹の中にシライトソウ(白糸草)が咲き始めていました。

現在陽当たりの良い所では満開のようです、しかし林下の笹の中ではこれから。 

マルバウツギ(丸葉空木)はまだ健在です。 

スイカズラ(吸葛)も咲いていました。 

ジャコウアゲハ(麝香揚羽)、カメラで捉えた直後に飛んで行ってしまいました。

 登山道に居たツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)。 

次回は目的の花の二つ目を。
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