有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

小川の堤防に咲く花

2021年03月31日 | 山野草
近所の小川の堤防に咲いてた花です。
堤防から水面が背景になるように、堰堤の近くで撮ってみました。
スズメノヤリ(雀の槍)。

イグサ科スズメノヤリ属の1年草で、北海道~九州に分布。
花は雌性先行で、雌蕊が出てから雄蕊が出ます。

背景が水なのに、どうしてこんな色になるのでしょう?

光の加減でしょうか、立ち位置を変えて撮ったらこんな感じに。

カラスノエンドウ(烏の豌豆)。

背景に水面を入れて。

ホトケノザ(仏の座)は花期が長いですね。

これも別の花を別角度から撮ると、水面の色が全く違います。

スイバ(酸い葉)の雌花。
タデ科ギシギシ属の1年草で、北海道~九州に分布し、雌雄異株。

別名スカンポとかギシギシとも呼ばれるようです。
食べられますが、茎や葉にシュウ酸の酸味が有り、酸っぱいのが名の由来。

タンポポ(蒲公英)が沢山咲いていました、多分トウカイ(東海)タンポポだと思います。
関東~東海に分布する日本固有種。

一口にタンポポと言っても、その種類は30種も有るようで。

シロバナタンポポ(白花蒲公英)が一輪だけ咲いてました。

源流に近い所にはネコノメソウ(猫の目草)、既に花は終わり種が。
小さな川なので源流と言ってもほんの山裾、市の中心部から約6Kmです。

種の大きさが分かりますでしょうか。
楕円形の種の入ってるのが萼で、この中に花が咲くので花もかなり小さいです。

ここにもムラサキケマン(紫華鬘)が。

咲き出したら、あちこちで急に見られるように。

しかしこの花を見ても「春の妖精」とは思えないような。(^^;)

次回は近隣で咲き出したアケビ等を。
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雨の日の公園で

2021年03月30日 | 山野草
雨が降った日曜日(28日)、久し振りに濡れた花を撮りに行きました。
最初に撮ったのは、先日載せたハナノキ(花の木)の雌花。

僅かの間に花柄がかなり伸びてました。

透明のビニール傘を差しての撮影です。

透明の傘でないと、接近して撮る時暗くなってしまうので。

モミジ(紅葉)の花も撮ってみました。

こちらは僅かの風でも揺れ、傘を差しているので超撮り難い。

カメラが濡れないようにしないといけませんし。

風が吹くと水滴が落ちてしまうのも困りもの。

日曜の累積雨量は88mm、かなりの雨が降りました。

桜が満開になっていたので、雨に濡れる桜も撮ってみましょう。

多分ソメイヨシノ(染井吉野)だと思います。

こちらは何桜なのでしょう、赤味が強いです。

カンヒザクラ(寒緋桜)のようにも見えます。

でも八重咲のように見えるので、カンヒザクラではないような・・・。

時折雨と風が強くなり、靴とズボンがビショ濡れに。(^^;)

マキノスミレ(牧野菫)も濡れています。


前回には見られなかったフモトスミレ(麓菫)も咲いていました。

雨もまた楽しの日曜でした。(^^)
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雨の日の公園で

2021年03月30日 | 山野草
雨が降った日曜日(28日)、久し振りに濡れた花を撮りに行きました。
最初に撮ったのは、先日載せたハナノキ(花の木)の雌花。

僅かの間に花柄がかなり伸びてました。

透明のビニール傘を差しての撮影です。

透明の傘でないと、接近して撮る時暗くなってしまうので。

モミジ(紅葉)の花も撮ってみました。

こちらは僅かの風でも揺れ、傘を差しているので超撮り難い。

カメラが濡れないようにしないといけませんし。

風が吹くと水滴が落ちてしまうのも困りもの。

日曜の累積雨量は88mm、かなりの雨が降りました。

桜が満開になっていたので、雨に濡れる桜も撮ってみましょう。

多分ソメイヨシノ(染井吉野)だと思います。

こちらは何桜なのでしょう、赤味が強いです。

カンヒザクラ(寒緋桜)のようにも見えます。

でも八重咲のように見えるので、カンヒザクラではないような・・・。

時折雨と風が強くなり、靴とズボンがビショ濡れに。(^^;)

マキノスミレ(牧野菫)も濡れています。


前回には見られなかったフモトスミレ(麓菫)も咲いていました。

雨もまた楽しの日曜でした。(^^)
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公園周辺の山野草

2021年03月29日 | 山野草
花の木の有る公園周辺に咲いてた花達です。
周辺にはマキノスミレ(牧野菫)が沢山咲く所が有ります。

園内の道路を作った時に出来た法面に咲いてます。

花の大きさはこんな感じ。(ちょっとピンボケ)

公園として整備されるずっと前、子供の頃に良く遊んだ山なのですが。

スミレが咲いてた記憶は有りません、その頃は花に興味は有りませんでしたけど。
なにしろ半世紀も前の事ですから。(^^ゞ

葉の裏が最初は紫で、花が咲くと色が薄れて最後には緑色になります。

スズメノエンドウ(雀の豌豆)が咲いていました。
マメ科ソラマメ属の蔓性2年草で、本州~沖縄に分布。
花の長さは3~4mmと極小、前のカメラではピントが合わず苦労した花。

比較対象を入れて。

今ムラサキケマン(紫華鬘)があちこちで見られるようになりました。

ケシ科キケマン属の2年草で、全国のやや湿った場所に分布。

花が良く似たジロボウエンゴサクと共に、スプリングエフェメラルの一つです。

クサイチゴ(草苺)も一気に咲き出しました。

バラ科キイチゴ属の落葉低木で、本州~九州に分布。
〇〇イチゴの中では大型の花で、直径約4cm。

ヤシャブシ(夜叉五倍子)も咲き始めています。
カバノキ科ハンノキ属の落葉高木で、全国に分布。

ヤシャブシとしましたが、同属のヒメなのかオオなのか良く分かりません。(^^ゞ
咲き始めの花の先端が赤いのは新発見でした。

山裾に咲いていた満開のサラサモクレン(更紗木蓮)。
モクレン科モクレン属の落葉小高木で、中国原産の帰化種。
本来シモクレンが本家で、モクレンと言えば紫色の花の方だとか。
ハクモクレンは中国で作られた栽培種。
モクレンとハクモクレンからドイツで人工的に作られた品種がサラサモクレン。
マグノリア(Magnolia)の名で知られてるようですが、モクレン属の学名ですね。
花期が少しずつ違い、ハクモクレン→サラサ(マグノリア)→モクレンだそうです。

昨日かなりの雨が降りました、満開だった桜がこの雨で一気に散るかも。
今年は4月を待たずに桜が終わってしまいそうです。(^^;)
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近くの山裾と公園の花

2021年03月28日 | 山野草
近くの山裾に様子を見に行ってみました、ミヤマシキミ(深山樒)が咲き出しています。
陽が当たっていたので、白飛び防止でSSを速くしたら暗くなってしまいました。(^^;)

ミカン科ミヤマシキミ属の常緑低木で、関東以西~九州に分布し雌雄異株。
雄花は雄蕊4個で雌蕊は退化、雌花は仮雄蕊4個と雌蕊1個。
今回撮ったのには雌蕊が写っておらず、全て雄株のようです。

1個の花の大きさは約1cm、比較対象の新兵器を使うのを忘れました。(^^;)

フイリフモトスミレ(斑入り麓菫)も咲いています。

タネツケバナ(種漬花)も咲いていました。
郊外では帰化種のミチタネツケバナ(道種漬花)ばかりになってしまっています。

えぇ~っ!いつの間にこんな事に。
冬の間行かなかったら、害獣除けの柵が張り巡らされてるでは有りませんか。(◎_◎;)
ハナイカダはバッサリ、タンザワウマノスズクサが有った所も綺麗に刈られています。
なにより、近隣ではここだけにしかなかったシロバナイナモリソウの場所が・・・。
踏み荒らされて見る影も有りません、これで今年生えてくるのだろうか?(◞‸◟)

ガッカリしながら近くの公園へ、ハナノキ(花の木)が咲く頃だろうと。
少し早かったですがなんとか咲いていました。

ムクロジ科カエデ属の落葉高木で、愛知、岐阜、長野の県境付近だけに自生。
長野県大町市に隔離分布しているそうです。

日本固有種で愛知県の県の木に指定されると共に、県の絶滅危惧Ⅰ類に指定されてます。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類にも指定。

愛知県の県木なのに、県内の自生地はほんの僅かしか有りません。(>_<)
当然これは植栽物、雌雄異株ですがここには雌株しか有りません。
別の公園には雄株だけが植えられています。
雌雄異株を知らず、ただ県の木だからと植えられたようです。

花の大きさは↓の画像の蟻を参考にして下さい。

一応沢山咲いてるところも。

イロハモミジの花も咲いていました。

ムクロジ科カエデ属の落葉高木で、福島以南~九州の太平洋側に分布。

赤いのは花弁ではなく萼片で、淡黄色のが花弁です。
花の直径は約5mmと小さく、僅かな風で揺れるので撮り難い事この上なし。

花の木の事を公園の職員に聞いてみましたが、雌雄が有る事さえ知らず。
県の木だからと、公園に雌雄も考えずに闇雲に植えるとは。
もしかしたら造園業者も知らないのかも?
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何時もの湿原と周辺の花(3)

2021年03月27日 | 山野草
湿原背後の尾根に咲いてた花です。
登山道脇の所々にマキノスミレ(牧野菫)が咲いていました。

スミレ科スミレ属の多年草で、青森~兵庫に分布する日本固有変種。
シハイスミレ(紫背菫)の変種で、葉が細く直立するのが特徴。

シハイスミレは西日本に、マキノスミレは東日本に分布しています。
中間のこの辺りでは両方見られるのでややこしい。(>_<)

↓のスミレが何スミレなのやら。
タチツボかと思い通り過ぎたものの、ん?何か葉が違うぞと引き換えして撮影。
調べてみましたが、こんな葉のスミレは見付かりませんでした。
もしかして他の草の葉の間に咲いてたなんて事?(^^;)

カタクリ(片栗)も点々と咲いています。

以前載せた手入れされた群生地と違い、笹薮の中にも咲いています。

野生ならでは、こんな小さなカタクリの花も。
普通はこの倍以上の大きさです、土壌の養分が少ないからでしょうか?

群生はしておらず一ヵ所に多くても10株程、しかも離れ離れ。

殆どは笹の中に隠れていて、撮れるのは一花二花。

一ヵ所だけ群生してるところが有りますが、絵になるように撮るのが難しくて。
辛うじて背景が抜けてた花を。

黒背景でも一枚。

尾根からの下りに咲いていたミツバツツジ(三葉躑躅)。

ツツジ科ツツジ属の落葉低木で、関東~近畿の東部に分布する日本固有種。

ミツバツツジは他にトウゴク、トサ、ハヤト、キヨスミ、コバ等が有ります。

逆光でも撮ってみました。

枝被りや白飛びしてなかなか上手く撮れません。

↓は枝被りはなかったですが、ちょっと明るくし過ぎました。

以上湿原と周辺の花達でした。
こちらも桜がほぼ満開になりました、咲き出したらあっと言う間。
この調子では山野草も例年より早く咲いていそう、何処に何を見に行くか悩みます。
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何時もの湿原と周辺の花(2)

2021年03月26日 | 山野草
湿原を出て背後の尾根へと登ります、と言っても標高200~250mですけど。
樹林帯を登るので、途中に花は一つも有りません。
尾根に出た途端、黄色の花が目に飛び込んで来ます、それはキスミレ(黄菫)。

スミレ科スミレ属の多年草で、静岡、山梨以西~九州北部に分布。

環境省のRDBでは指定外ですが、県の絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。

花の大きさは1~2cm、茎頂に普通1個だけ付きます。

側弁は有毛、距は他のスミレに比べて小さい。
※距が写った画像は有りませんでした。(^^;)

この花を見るために、この時期かなりの方がここを訪れます。

ボランティアの方々が笹を刈り、登山道にロープが張られ保護されています。

ヒロハノアマナとタチツボスミレと一緒に。

以前はヒロハノアマナとは生育場所が分かれていました。

キスミレを撮って、ヒロハノアマナが写り込む事は有りませんでした。

徐々にヒロハノアマナが勢力を広げ、今はキスミレと一緒に撮れるように。
果たして共存者なのか、それとも侵略者なのか?

ヒロハノアマナだけも撮ってみました。

背景をキスミレのぼかしで。
キスミレの近くにかなり群生してますが、そちらは撮らずで。(^^ゞ

次回は尾根筋に咲いていた花を。
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何時もの湿原と周辺の花(1)

2021年03月25日 | 山野草
今季初の何時もの湿原です、色々咲き出してるようなので行ってみました。
沢山撮ったので順に紹介して行きましょう。
湿原入り口に咲いていたヤマウグイスカグラ(山鶯神楽)。

スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木で、北海道南部~九州に分布する日本固有種。

花冠の長さは1~2cm、花の直径は約7~8mm。

そっくりさんにヤマウグイスカグラ、ミヤマウグイスカグラが有ります。
ウグイスカグラの花柄や花に毛が無く、ヤマとミヤマには毛が。
中間型も有り見分けは難しいようですが、花柄と花に毛が有るのでヤマとしました。

花をマクロで撮影。

湿原にはショウジョウバカマ(猩々袴)が咲いています。

シュロソウ科ショウジョウバカマ属の多年草で、北海道~九州に分布。

木道脇のショウジョウバカマ。

木道に居たキタテハ(黄立羽)。
北海道~九州に分布し、前翔長22~34mm。

色の薄いショウジョウバカマ、でもこの色では猩々の名が泣きますね。

こちらは名前に相応しい色の花。

こちらも色の薄い花、でもこれくらいが普通でしょうか?

湿原の中や周辺にも咲いています。

赤味の強い花、後ろの緑の葉はミカワバイケイソウ(三河梅蕙草)の若葉。

赤味の強い花を、逆光で撮ってみました。

ハルリンドウ(春竜胆)が咲いてるかと思ったのですが、数輪しか咲いてませんでした。
木道から離れた所に咲いていて、撮れたのはこの一株のみ。

ハルリンドウは他でも見られるので、別の場所で撮る事にしましょう。
ただ時期を逃してしまう、なんて事も有りますけど。(^^;)
湿原を後に、背後の尾根の花に続く・・・。
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春に咲くのに名前には夏が

2021年03月24日 | 山野草
ニッコウネコノメを撮った後、別の花を見に移動します。
その前に腹ごしらえを、今回は早めに卵を入れて半熟に。(^^)

腹が膨れたところで別の山へ入ると、赤い三日月を付けた花が沢山咲いていました。
それはナツトウダイ(夏灯台)。
トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草で、北海道~九州に分布する有毒植物。

雌性先行で、雌蕊が受粉すると雄蕊が出て来ます。
今回の画像は全て雄蕊が出ているので、既に受粉後と言う事に。
中心の4本の突起が雄蕊。

赤い三日月型のは、腺体と言う蜜を出す器官。

名前の由来は、夏に咲くトウダイグサの意味だそうです。
しかし花は3月初旬に咲き出すので、何故夏と付けたのかは・・・?
因みに燈台は灯台ではなく照明器具の燈明台の事。
トウダイグサの花の付き方が、燈明台に似ているのが名前の由来。

緑色のカニのハサミのようなのは蕾です。

ヤブレガサ(破れ傘)が出始めていました。
名前の由来は、芽吹き時の様子が破れた傘のように見える事から。

芽吹き時だけではなく、開いても破れ傘ですけど。(^^)

キク科ヤブレガサ属の多年草で、本州~九州に分布。
芽吹き時のヤブレガサは、モミジガサと共に山野草として食されます。

ここに来た目的はナツトウダイでもヤブレガサでもなく、本命はシズカちゃんでした。
ヒトリシズカ(一人静)、センリョウ科チャラン属の多年草で、北海道~九州に分布。

花記録に「桜の開花宣言が出る頃」と有るので、咲いてると思って来たのですが。
僅か3株しか咲いておらず、しかも既に葉が開いてました。(T_T)

ここにはもっと沢山咲くはずですが、この3株が気が早いのか。
それとも3株しかなくなってしまったのか?後日再訪する事にしましょう。

シズカちゃんを探していたら、足元からカナヘビ(金蛇)が出現。
尻尾が千切れてます、私が踏んだのだろうか?

フイリフモトスミレ(斑入り麓菫)が咲いてました。
フモトスミレの葉に、白い筋(斑)が入ってます。

スミレ科スミレ属の多年草で、分布域が図鑑に依りマチマチ。
岩手以南、宮城以南、関東以西~九州にと。

花は白で紫の筋が入る、唇弁の先が尖り、側弁の基部は有毛、花柱の先はカマキリの頭型。

花柄は有暗紫色で、距は紫色を帯びます。

シズカちゃんの葉が開く前、花が葉の間から顔を覗かせてるのを撮りたいのですけど。
なかなか機会が合わず、未だ一度も撮れた事が有りません。(>_<)
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小さな沢のニッコウネコノメ

2021年03月23日 | 山野草
そろそろ咲く頃だろうと、猫の目を撮りに行ってみました。
と、その前に何時もの川に寄ってみます、でも鳥は殆ど見られません。
仕方なく堤防の土筆でも。(^^;)

堤防を歩いてようやく見付けたのがメジロ(目白)。

相変わらず葦の中で撮り難いです。
カシラダカ(頭高)も沢山居たホオジロ(頬白)も見られず。

岸辺で甲羅干しをしていた亀、外来種のミシシッピアカミミガメ。
普通に見られるのはこの亀ばかり、在来の亀を見る事はもう殆ど有りません。

さてネコノメの咲く場所へ、そこは一跨ぎできるような小さな沢。
ヤマアイ(山藍)の群落を縫って沢に向かいます。
古より染料として使われたようですが、ヤマアイは緑色にしか発色しません。
古来日本では緑も青としていた為で、信号機の緑を青と言うのが良い例。

トウダイグサ科ヤマアイ属の多年草で、本州~沖縄に分布し雌雄異株。
画像は全て雄花で花の直径は約6mm、雌花は約2mmと小さ過ぎて見えませんでした。

花の直径6mmと言っても分かり難いので今回からこんな画像を。
比較対象になるかと思いましたが如何でしょう?(^^ゞ

前のカメラで使っていた、細いや小さい物にピントを合わせる為に自作した道具。
100均の指棒の先端に直径1cmの黄と赤(裏側)のシールを貼って有ります。
花の色や周りの明るさに依り、赤と黄色を使い分け。

狭い沢に降り立つと咲いてました、ニッコウネコノメソウ(日光猫の目草)。

ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で、東北南部~近畿地方の太平洋側に分布。

イワボタン(岩牡丹)の変種で、イワボタンは葯が黄色に対し、本種は暗紅紫色。

山地の渓流沿いの湿った場所に生育。

この沢は狭くて水量が少ないので、ほぼ流れの中に咲いています。

花の大きさが図鑑に載ってないかと色々調べるも、見付かりませんでした。

小さな沢の源流部に群生が有りますが、上手く撮れず。

横から撮ると沢山咲いてるように見えず、上から撮ると花が小さくなってしまい。

背丈が低く、ローアングルで撮ろうとするとカメラが水に。

ネコノメの花に杉の花が着いていました。

例年花の時期に合わず、今まで良い状態の花を撮れませんでした。
今年は偶然花の時期に行け、今までにない画像に。(^^)
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