ハルリンドウ(春竜胆)を見に行って来ました。
山裾の田圃の畔に咲いてます。

以前は稲作をしてたのですが一昨年に休耕田に、ところが今年は耕して有りました。
2年振りの耕作のせいなのか、荒れてた畔を奇麗にしたせいかリンドウが少なくなってました。
2年振りの耕作のせいなのか、荒れてた畔を奇麗にしたせいかリンドウが少なくなってました。

それでも丁度見頃の花が咲いてました。

リンドウの咲く畔の反対側にはショウジョウバカマ(猩々袴)も。

以前は急な斜面も草が刈られてたのに、休耕田になってから刈られなくなってます。
ショウジョウバカマは草や笹に埋もれてこれまた激減。
そんな急斜面のショウジョウバカマを下から逆光で。
ショウジョウバカマは草や笹に埋もれてこれまた激減。
そんな急斜面のショウジョウバカマを下から逆光で。

↓は花の隙間に陽射しを入れて。

おや!イカリソウ(碇草)が咲き出してるじゃ有りませんか。

↑の中央付近の花を接写、萼がまだ残ってるので咲いたばかりのようです。
良く見ると萼も綺麗、花の直径は約2cm。

良く見ると萼も綺麗、花の直径は約2cm。

まだ数は少ないものの数株が花を咲かせてました。

メギ科イカリソウ属の多年草で、北海道の渡島~九州に分布。
環境省は無指定、しかし愛知では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されてます。
他では紅紫色~青い花が見られるようですが、こちらでは白ばかり。
環境省は無指定、しかし愛知では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されてます。
他では紅紫色~青い花が見られるようですが、こちらでは白ばかり。

フモトスミレ(麓菫)が沢山咲いてました。

直径約1cmの白い花弁で唇弁に紫~赤紫色の筋が入ります。
唇弁の先が尖り、側弁の基部は有毛。
唇弁の先が尖り、側弁の基部は有毛。

あちこちに点々と咲いています。

かたまって咲いてたフモトスミレ。
葉に白い筋が入ってるのでフイリフモトスミレ(斑入り麓菫)になります。

葉に白い筋が入ってるのでフイリフモトスミレ(斑入り麓菫)になります。

距は太短く紅紫色。

タチツボスミレ(立坪菫)かニオイタチツボスミレ(匂い立坪菫)か?

花弁の色が濃く、花弁の重なりが大きいのでニオイタチツボスミレかと思いましたが。
花柄に短毛が無いのでタチツボスミレとしておきます。
花柄に短毛が無いのでタチツボスミレとしておきます。

ハルリンドウを見に(2)に続く・・・。