オオミヤマウズラ(大深山鶉)が咲いたかな?と見に。
山裾に咲いていたヒガンバナ(彼岸花)、ようやく咲き出しました。
イヌコウジュ(犬香需)、シソ科イヌコウジュ属の1年草で全国に分布。
ヒメジソ(姫紫蘇)とそっくりで見分けに苦労します。(^^;)
葉の形、鋸歯の数、3裂する上萼歯の尖り具合と、3裂の中央の萼歯の高さ等で見分けます。
詳細は長くなるので省略しますが、結果イヌコウジュとしました。
オオミヤマウズラ(大深山鶉)の咲く場所に到着。
一応咲いてますが・・・う~ん数が少ないです。(T_T)
シュスラン(繻子蘭)との自然交雑種と言われています。
葉の斑紋をウズラ(鶉)の羽の模様に見立てたのが名前の由来。
シュスラン(繻子蘭)との自然交雑種と言われています。
葉の斑紋をウズラ(鶉)の羽の模様に見立てたのが名前の由来。
ここは点々と咲いていて群生してないのが残念。
ミヤマウズラの花は平開しますが、オオミヤマウズラは平開せず、花の付き方が疎ら。
例えるとオオミヤマは側萼片が手を前に出してる感じ。(開かない)
対してミヤマは野球の審判のセーフの合図の形。(手を大きく開く)
花の拡大です。
それにしても今年は秋の花が遅れてるような?(大深山鶉は例年並み)
ヒヨドリバナ(鵯花)がまだ僅かしか咲いてません、例年ならサワヒヨドリ(沢鵯)が咲く頃です。
少し前に見たツルリンドウ(蔓竜胆)も一花のままでした。(前回と場所は同じで別の花)
麓に咲いてたヤブツルアズキ(藪蔓小豆)。
マメ科ササゲ属の蔓性1年草で本州~九州に分布、アズキ(小豆)の原種とされてます。
竜骨弁(猪の牙のような部分)を左翼弁が上から包む。
よく似たノアズキ(野小豆)は竜骨弁が捩じれて上を向き、左翼弁は竜骨弁を包まない。
ゴキヅル(合器蔓)も咲いてました。
ウリ科ゴキヅル属の1年草で本州~九州に分布、雌雄同株で↓は雄花。
雌花、左の実は別の植物の実。
ゴキヅルの花序、上部に雄花、下部に雌花を付けます、でもこの画像では分かりませんね。
前ぼかしで撮ろうとして失敗しました。(>_<)
遅れてる花も有りますが、ヤブツルマメ、ゴキヅルは例年並みです。
今年はどうも花の開花時期と見に行く時が合いません、遅かったり早過ぎたりで。