有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

撮り溜めの生き物達

2023年04月29日 | 生き物
今日は撮り溜めていた蝶や蜻蛉等を。
テングチョウ(天狗蝶)、背景の花はキランソウ(金襴草)。

名前の由来の突き出た部分は下唇ヒゲが発達してできたものだそうです。(↑とは別個体)  

タテハチョウ科天狗蝶亜科、前翅長19~29mm、本州~沖縄に分布。 (↑とは別個体) 

突き出た部分を撮ろうとしますが上手く行きません。(^^;) 


翅がボロボロのテングチョウ、成虫で越冬するので越冬個体かも? 

↑と同じ個体。 

アサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)、透明翅型。
第3節辺りが下に膨らんでる(副性器)ので♂ではないかと。

↑と同じ個体。
トンボ科カワトンボ亜科、体長約50mm、本州~九州北部に分布。

こちらは腹部下側が平らで、腹部先端が下に膨らんでる(産卵管)ので♀。 

同じくアサヒナカワトンボ♀、別の個体です。 

今期初撮りのコミスジ(小三筋)。
タテハチョウ科ミスジチョウ亜科、前翅長22~30mm、北海道~九州に分布。

翅裏。 

ヒメウラナミジャノメ(姫裏浪蛇の目)。
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、前翅長18~24mm、北海道~九州に分布。


翅裏の細かい波模様が名前の由来。

クロコノマチョウ(黒木間蝶)。
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、前翅長32~45mm、本州~九州に分布。
翅を開いたところを撮ってみたいです。

ルリタテハ(瑠璃立羽)。
タテハチョウ科タテハチョウ亜科、前翅長25~44mm、北海道~九州に分布。

翅裏は地味で、枯葉にとまっていると見付けるのが難しい。
地面に居る事が多く歩いてると足元から突然飛び立ちます、でも少し待っていると戻って来ます。

嫌いな方はごめんなさい、目の前にヤマカガシ(山楝蛇)が。(^^;)
爬虫網有隣目ユウダ科、全長70~150cm、本州~九州に分布。

こちらに全く気付いてないようで、舌をピロピロ出しながらこちらに向かって来ました。
顔をアップで撮ろうとして近寄ったら流石に気付いて草叢の中へ。

田圃の畔の草の中から顔を出したホオジロ(頬白)。 

以上撮り溜めの蝶や蜻蛉などでした。
相変わらず珍しいのは撮れません、何処に行ったら見られるのやら?
今日からGWに突入、5月7日までの9連休です。(^^;)
しかし天気が悪そうで、晴れの予報は2日と3日のみ(4日は曇り)、これでは花撮りは駄目かも?

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人気の花は

2023年04月28日 | 山野草
今回は新たに見付けても直ぐに無くなってしまう花等を。
まずはキンラン(金蘭)。
ラン科キンラン属の多年草で北海道~九州に分布。

環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知では準絶滅危惧(NT)指定です。 

キンランよりも無くなり易いエビネ(海老根)。 

ラン科エビネ属の多年草で本州~九州に分布。 

一口にエビネと言っても種類が沢山有るようです。 

環境省が絶滅危惧種に指定してるだけでも15種類。 

画像のエビネは頭に何も冠さないエビネですが、準絶滅危惧(NT)に指定されてます。 

今回載せたのは3ヶ所で撮ってます。 

勿論場所は内緒。(^^;) 

ハルリンドウ(春竜胆)も咲いてました。 

こちらはまだ蕾でした。 

キンランも年々減少してます、温暖化の影響でしょうか? 


そんな中、何年か前に十数株が消滅し、その後ずっと見られなかった場所に一株咲いてるのを発見。
多年草なので、何か異変でもなければ次の年も咲くはずです。
増えてくれると良いのですが、増えて目立つようになるとまた消えてしまうかも。(-_-;)

藤の花が咲いてました、ヤマフジ(山藤)かノダフジ(野田藤)か。 


蔓の巻き方を見ると上に向かって左巻き、ヤマフジではなくノダフジでした。 

カザグルマが丁度見頃に咲いてました。 

キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性落葉低木で本州~九州北部に分布。 

花弁に見えるのは萼片、花(咢)の直径は7~12cmと大型。(対照君が届かず)
花の寿命が短く、見頃に巡り会える確率が低い花。(二日ほどで茶色くなり出します)
↓の画像右側に蕾が写ってます、もう少しの間見られそう。

環境省の準絶滅危惧(NT)、愛知では絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されてます。 

絶滅危惧に指定されてる希少な花がある日突然無くなったりします。
盗らずに撮るだけにして欲しいものです。
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地上と樹上の花

2023年04月27日 | 山野草
昨日の記事で木の花が咲き始めたとしたので、今日も木と野草の両方を。
ツクバネウツギ(衝羽空木)。

リネンソウ科(APG分類)ツクバネウツギ属の落葉低木で東北の太平洋側~九州に分布。 

名前の由来は萼片も含め羽衝きの羽のように見える事から、まさに名の通りの花。 

この時期何度も登場するカマツカ(鎌柄)。 

花の大きさ。 

かなり多くの花を付けます。 

鎌の柄にしたとされてますが、鎌の柄になるような太いのは少ないです。 

ヒメハギ(姫萩)の群れ、こちらでは群生してるのをあまり見ないので載せました。 

既に萎れ掛けてたズミ(酸実)の花。 

バラ科リンゴ属の落葉小高木で北海道~九州に分布。 

ツクバネウツギの花に潜り込んでるのはマルハナバチでしょうか? 

所々でキンラン(金蘭)が見られます、でもこの日は曇りのせいか殆ど開いてませんでした。 

以前はもっと沢山見られましたが、何故か年々減少しています。 

コバノガマズミ(小葉の莢蒾)。 

そろそろ終わる頃でしょうか。 

大振りのキランソウ(金襴草)を見付けました。 

今期も沢山見て来ましたが、これほど大きなのは初めて。
と言っても大きさが分かりませんよね。(^^;)

画像中央の茎を出して広がって行くようです。 

極小の花を見付けました、最初はキュウリグサ?と思ったのですが。
良く見ると、小さいだけで花はヤマルリソウ(山瑠璃草)にそっくり。
帰って調べるとハナイバナ(葉内花)でした、葉と葉の間に花が着く事が名前の由来。

ムラサキ科ハナイバナ属の1・2年草で、全国の道端や畑地に分布となってますが・・・。
花が小さ過ぎて殆ど気付かれないでしょう。(直径2~3mm)

GWが近付いて来ましたが、今年のGWは天気が良くなさそうです。
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野草から木の花へ

2023年04月26日 | 山野草
4月も終わりに近づき花が変わり始めました、山野草から木の花に変わりつつ有ります。
山麓に咲いてた初めて見る花。

帰ってから調べたらトキワマンサク(常盤満作)でした。
マンサク科トキワマンサク属の常緑小高木で静岡、三重、熊本にしか自生してないようです。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種、画像のは多分植栽物。
ベニバナトキハマンサク(紅花常盤満作)は中国原産で、公園などに良く植えられてます。

新しい「対照君」が出来たのでお披露目です。(^^;) 

もう終わったと思っていたイカリソウ(碇草)がまだ咲き残ってました。 

相変わらず白花ばかり。 

後ろ姿。 

下から。 

花の大きさは。 

ニョイスミレ(如意菫)又はツボスミレ(坪菫)。 

まだあちこちで沢山咲いてます。 

花の正面から。
対照君を使うのを忘れました、タチツボスミレと比べるとかなり小さいです。

ヤマツツジ(山躑躅)が沢山見られました。

ヒメハギ(姫萩)、先日載せましたが対照君が無かったので、対照君を使って載せ直し。(^^ゞ 

シライトソウ(白井塗装)が咲き出してました、あっ!白糸草が正しいです。(^₀^) 

シュロソウ科(APG分類)シライトソウ属の多年草で秋田以南~九州に分布。 

終わり掛けのシュンラン(春蘭)、花の中を撮ろうとするも撮れませんでした。 

ホウノキ(朴の木)。
モクレン科モクレン属の落葉高木で北海道~九州に分布。

葉は日本の樹木の中では最大、そして花も大きく直径約15cmはこれも樹木の中で最大。
更に花はあっと言う間に萎れてしまいます。(多分2日程度)

木の葉が展開して日陰にならない内に野草が咲き、その後に木の花が。
全部では有りませんけど、自然は上手い事できてるものです。
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低山徘徊(2)

2023年04月25日 | 山野草
低山へ様子見の続きです。ハナイカダ(花筏)があちこちで咲いてました。
雌雄別株ですが雄株の方が多いのですかね、見るのは雄株ばかりのような。
これも雄株ですが花弁が3個と4個のが写ってます、花数も3~12個くらいまで有るようで。

筏に花虻のお客さんが乗船してました。 

ヒメコウゾ(姫楮)の花、こちらは雌雄同株で雌雄異花。
クワ科コウゾ属の落葉低木で岩手以南~九州に分布。

ミツマタ(三椏)、ガンピ(雁皮)と並び和紙の原材料として知られてます。
雄花。

雌花。 

雌花が枝の先端に、その下に雄花が付きます。

ヤブデマリ(藪手毬)が咲き始めてました。 

ホタルカズラ(蛍蔓)。
僅かに咲いてたのを少し前に載せましたが、今回は沢山咲いてました。

愛知では絶滅危惧ⅠB類(EN)指定で、私が知ってる所では年々数が減ってます。 

カマツカ(鎌柄)、バラ科カマツカ属の落葉小高木で全国に分布。
※分布域が図鑑に依りバラバラ、全国、北海道~九州、本州~九州と。(>_<)

材が堅く鎌の柄に用いられたのが名前の由来、別名ウシコロシ(牛殺し)。(^^ゞ 

この日の本命が咲いてました、エビネ(海老根)です。 

ラン科エビネ属の多年草で北海道~九州に分布。 

環境省、愛知県共に準絶滅危惧(NT)指定種。 

様々な種類や花の色が有り人気が有ります。
今年見たからと言って、多年草なのに来年見られるとは限らない盗掘が多い花。

愛知のRDBには「園芸目的で集中的に採取され、減少傾向が著しい」記されています。 

愛知のRDBでは個体数1、集団数1、環境3、人為圧4、固有性2の評価となってます。
※5段階評価で、数字が大きいほど減少要因が高い。
エビネの減少要因が環境と人為圧が圧倒的に高い事が分かります。
盗らずに撮るだけにして欲しいものです。


以上低山へ様子見でした。
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低山徘徊(1)

2023年04月24日 | 山野草
湿原周辺にキンラン(金蘭)が咲いてたので、山の方はどうかと見に行きました。
残念、やはり山の方が少し遅くてまだこんな状態。

ここは陽当たりが良くないので仕方ないか。 

ツクバネウツギ(衝羽空木)が咲いていました。 

リネンソウ科(APG分類)ツクバネウツギ属の落葉低木で本州~九州に分布。 

陽当たりの良い所に一株だけ咲いていたキンラン。 

今季初撮りのコジャノメ(子蛇の目)。
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、前翅長20~30mm。

コバノガマズミ(小葉の莢蒾)。 

似た花にガマズミ、サワフタギ、アズキナシが有ります。
特にガマズミは見分けが難しい、他の二つは雄蕊の数で見分けられます。
※雄蕊の数=コバノガマズミ5本、サワフタギとアズキナシは約20本。

クロバイ(黒灰)。 

木全体に大量の花を付け、雪をかぶったように見える程。
今回は全体を撮りませんでした、と言うか撮れませんでした。(^^;)

チゴユリ(稚児百合)。
普通はこんな風に花を下向きに咲かせます。

ですが、時々横向きや上向きに花を咲かせる株も、そんなのを探して。 

大きな声の鳥が数羽頭上の木にとまりました、葉の隙間から見えたのはソウシチョウ(相思鳥)。
今や何処にでも居ますね。

葉隠れで撮れないなぁ・・・と思っていたら目の前の枝に、慌ててシャッターを押します。
手前の細い枝にピントが合って肝心の鳥はピンボケに、普段こんな細い枝にピントは合わないのに。

ヒメハギ(姫萩)。
ヒメハギ科ヒメハギ属の多年草で北海道~九州に分布。


対照君を無くしてしまったので花の大きさが分かりませんね。(^^ゞ
ただ今2号機を製作中。


ホウチャクソウ(宝鐸草)も咲いてました。 


下を向いて咲き、花が殆ど開かないので花の中を撮るのが難しいです。 


続く・・・。

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川沿いを歩くと

2023年04月23日 | 混在
山裾の3面護岸の川沿いへ、川の横を歩けるのは400m位。
花が見られるのはその内の200m位でしょうか、岸際に咲いていたウラシマソウ(浦島草)。

他では既に終わっているか終わり掛け、でもここではまだ十分見られます。 

ウラシマソウが有ると言う事はそう、この区間は半日蔭なんです。 

あちこちに咲いてました。 

半日蔭なのでホウチャクソウ(宝鐸草)も咲いてました。
こちらは既に萎れ掛けのような?ウラシマソウより宝鐸草の方が花期が遅いはずですけど。

イヌサフラン科(APG分類)チゴユリ属の多年草で全国に分布。 

チゴユリ属のせいか、チゴユリとの交雑種「ホウチャクチゴユリ」と言うのが有るようです。
見た事ないですけど。(^^;)

こんなのも咲いてました、さて何人シズカでしょう? 

花序が何本でもフタリリシズカですよね。(^^)
センリョウ科チャラン属の多年草で北海道~九州に分布。

花はこれくらいしか見られませんが、実はここはカワトンボが大量に発生する場所なのです。
多分全てアサヒナカワトンボ(朝比奈川蜻蛉)だと思うのですが・・・。


この型ばかりなら良いのですけど。
翅が透明型と褐色型が有り、♀は透明型のみのようです。

ではこれは♂と言う事になります。 


翅は褐色ですが翅の付け根辺りに透明部分が残ってます。


↑と同じ個体。

こちらは別個体、既に体が青白くなって来てるので成体♂だと思われます。 

これも既に青白くなってます。 

こちらは翅の色が少し薄く縁紋が白、未成熟♂の縁紋は白く徐々に褐色になるようです。 

川縁を歩くと次々と飛び立つので、飛び出しを狙いますが速くて撮れません。
とまる寸前の方が遅いので狙ってみましたが、撮れたのはこれ一枚だけ。(◞‸◟)

最後は正体不明の虫、何でしょうね? 

3面護岸の川で何故こんなにトンボが発生するのか不思議。
そして護岸される前はもっと色々な花やトンボが居たのではないかと。
全てアサヒナカワトンボだと思いますが、この辺りはニホンカワトンボ(日本川蜻蛉)も居るのかなぁ?
違いを調べてみましたが難し過ぎました。(>_<)
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湿原周辺にて

2023年04月21日 | 混在
湿原には湿原特有の花が咲きますが、周辺でも色々見られます。
キンラン(金蘭)が咲き始めてました。

ラン科キンラン属の多年草で本州~九州に分布。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知では準絶滅危惧(NT)指定。

アリアケスミレ(有明菫)。
花の色が有明けの空のように変化に富む事が名の由来。

花の色は白~淡紫色で、濃紫色の筋が有り、側弁の基部は有毛、距は太くて短い。 

タンザワウマノスズクサ(丹沢馬の鈴草)も湿原周辺で沢山見られます。 

クチナシグサ(梔子草)。 

ハマウツボ科クチナシ草属の1年草(2年草)で関東以西~九州に分布。
※ゴマノハグサ科からハマウツボ科に移されてます。

比較対象用の「対照君」をどこかで落としたらしく、代わりにボールペンの先を使って。(^^;) 

ヒメウラナミジャノメ(姫裏浪蛇の目)。
これから良く出て来る常連さんの蝶、秋には「これしか居ないのか」と言う程見られます。

さてこれは何蝶でしょう? 

最初はキタテハ(黄立羽)かと思ったのですけど。 

翅裏が見えたらシータテハ(C立羽)かエルタテハ(L立羽)ではないかと。
翅の中央付近に小さな白い紋が見えます、Cの形ならシータテハ、Lの形ならエルタテハです。
ややこしいのはキタテハにもC形の紋が有る事、では見分け方は・・・。
尾状突起が尖ってるのがキタテハ、丸みを帯びるのがCとLらしいです。
では↓の画像の尾状突起は尖ってる?丸みを帯びてる?
尖ってるみたいです、どうやらキタテハかな。(^^;)

ヤマフジ(山藤)なのかフジ(別名ノダフジ)なのか?
蔓が右巻き(巻き上がる方向)がヤマフジで、左巻きがフジだそうです。
でもこの画像では・・・。(^^ゞ

以上湿原周辺での撮影でした。

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湿原とその周辺の花等を

2023年04月20日 | 山野草
湿原とその周辺の花等を撮ってみました。
ミカワバイケイソウ(三河梅蕙草)が咲いてました、例年より少し早い感じ。

シュロソウ科シュロソウ属の多年草で、伊勢湾周辺にのみ分布(周伊勢湾要素)する日本固有種。 

愛知、三重、静岡、岐阜に分布、環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知では絶滅危惧ⅠB類(EN)。

ハルリンドウ(春竜胆)も咲いてましたが、既に傷んでるのも。
色の濃いのと薄いのが並んで咲いてました、でもカメラは肉眼より色の違いを表してくれず。

この日湿原に行った目的の一つがこれ、白花のハルリンドウ。 

突然変異でしょうか、隣に咲いてたのは普通の色でした。 

タチシオデ(立牛尾菜)。
サルトリイバラ科(APG分類)シオデ属の蔓性多年草で本州~九州に分布し、雌雄異株。

↑も↓も雄株の雄花ですが、↓の上部に写っている黒いのは昨年の実です。
と言う事は雌株が有るはずなのですが・・・見付けられませんでした。

チゴユリ(稚児百合)が咲き始めてました。 

イヌサフラン科(APG分類)チゴユリ属の多年草で本州~九州に分布。
普通花が下向きに咲きますが、↓はほぼ横を向いてたので花の中が撮れました。

気の早いカザグルマ(風車)が一輪、例年GW頃からなのですけど。
キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性落葉低木で本州~九州北部に分布。
花弁に見えるのは萼片、この辺りでは白ばかりですが、淡紫色のも有るようです。

コゲラ(小啄木鳥)が居ました。 

普通上へ上へと登って行くのですが、何故かここから殆ど離れようとしません。 

良く見れば木の幹に小さな穴、どうやら巣穴のようです。 

今期初見のアサヒナカワトンボ(朝比奈河蜻蛉)♂。 

♂は翅が透明型と褐色型が居ます、♀の羽は透明。

ムベ(郁子)の花。 

アケビ科ムベ属の蔓性常緑木で関東以西~沖縄に分布。 

雌雄同株、花に見えるのは萼片で、内側は柴褐色が普通ですが、この木は内側も真っ白。
 

因みに4月18日に載せた普通のムベがこちら。 

他では色付きの花が、何故かこちらでは白になってしまう花が多いです。 
まだ続きます。(^^ゞ

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ヤマルリソウと湿原の花。

2023年04月19日 | 山野草
と或る山にヤマルリソウ(山瑠璃草)を見に行きました。
ほんの数株しか有りません、それでも何とか見られるのは有り難い。



ムラサキカルリソウ属の多年草で、福島以西~九州に分布する日本固有種。 
瑠璃色に人は惹かれるのでしょうか?
花以外にもカワセミ、ルリビタキ、オオルリ、ルリタテハにルリシジミ等。

近くに一株だけイカリソウ(碇草)が咲いてました、昨年までは無かったような?
既に萎れ始めてます。

別角度から撮ると更に萎れて見えました。 

ニョイスミレ(如意菫)だろうか?花とは葉そんな風に見えるも、花弁に赤味が有ります。 

今季初撮りのツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)。 

これからたくさん登場する事になる蝶です。(^^;) 

これも今期初撮りのシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)♂。 

こちらはお馴染みさんのベニシジミ(紅小灰蝶)。 

登場回数が多いので撮り方を工夫するか、飛んでるところでも撮らなければ。

 目的の花が撮れたので湿原に移動、コマユミ(小真弓)が咲き出してました。
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で北海道~九州に分布。

カマツカ(鎌柄)も咲き出してます。 

バラ科カマツカ属の落葉小高木で北海道~九州に分布。 

クロバイ(黒灰)、ハイノキ科ハイノキ属の常緑高木で関東以西~沖縄に分布。 

大量の花を付けてました。 

まるで枝に雪が積もってるかのよう。 

ヤブデマリ(藪手毬)も咲き始めてます、背の低い木だったので上から撮る事が出来ました。
レンブクソウ科ガマズミ属の落葉低木~小高木で関東以西~九州に分布。

何か珍しい蝶は居ないかと、手当たり次第に撮ってみますが・・・。
居ませんねぇ、お馴染みの蝶ばかりです。(T_T)
ヤマトシジミ(大和小灰蝶)。

続く・・・。

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