山裾の道路脇、水が滲み出る斜面に湿地性の花が咲きます。
とは言え何時もの湿原のように多くの種類は無く、ほんの2~3種類。
現地で最初に目に入ったのは湿地性ではないネジバナ(捩花)でした。
現地で最初に目に入ったのは湿地性ではないネジバナ(捩花)でした。

一応ラン科ですがランの一種だと知ってる人は少ないかと?

こちらは湿った所を好む植物、コケオトギリ(苔弟切)かヒメオトギリ(姫弟切)さてどっち?(^^;)

どちらもオトギリソウ科オトギリソウ属ですが・・・。
図鑑に依りコケオトギリは多年と一年草に分かれ、ヒメオトギリは一年草+時々多年草の表記が。

図鑑に依りコケオトギリは多年と一年草に分かれ、ヒメオトギリは一年草+時々多年草の表記が。

分布もコケオトギリは全国と北海道~九州、ヒメは全国と千葉以西~九州との記載の違いが。(>_<)

コケとヒメの見分けは雄蕊の数と苞葉の形。
雄蕊はコケの方が少なく5~10本(5~20の記載も)、ヒメは10~20本(5~30の記載も)。
苞葉はコケは葉(広卵形)と同形、ヒメは葉(広卵形)と違い披針形、これはどの図鑑も共通でした。
今回は花しか撮ってなくしかも雄蕊が数えられず、苞葉も↓にしか写っておらず。
↓の画像からヒメではないかと?再度取り直しに行かなくてはいけませんね。(^^;)
雄蕊はコケの方が少なく5~10本(5~20の記載も)、ヒメは10~20本(5~30の記載も)。
苞葉はコケは葉(広卵形)と同形、ヒメは葉(広卵形)と違い披針形、これはどの図鑑も共通でした。
今回は花しか撮ってなくしかも雄蕊が数えられず、苞葉も↓にしか写っておらず。
↓の画像からヒメではないかと?再度取り直しに行かなくてはいけませんね。(^^;)

期待していた湿地性のコモウセンゴケ(小毛氈苔)はまだ咲いてませんでした。
やはり再訪しなければいけない事に。
もう一つの湿生植物はヌマトラノオ(沼虎の尾)。

やはり再訪しなければいけない事に。
もう一つの湿生植物はヌマトラノオ(沼虎の尾)。

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で本州~九州に分布。

コケ?ヒメ?オトギリとコモウセンゴケが目当てでしたが、行くのが早過ぎました。
斜面に居たオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)。

斜面に居たオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)。

シオカラトンボとの違いは複眼が黒い、腹部先端の黒い部分が僅かしかない事で区別できます。

ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)も居ました。

シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科、前翅長15~24mm、本州~沖縄に分布。

シジミチョウの中では大型の部類。

別の場所で撮ったママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)。

タデ科イヌタデ属の1年草で全国に分布。

タデ科イヌタデ属の花は殆ど同じで見分けが付きません、葉が△なのがママコノシリヌグイ。

この棘で尻を・・・って何故こんな名前を付けたのでしょう?(;^ω^)

川の岸辺に咲いていたヤブミョウガ(藪茗荷)。

ツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草で関東以西~九州に分布。

予定の花が咲いてなかったのと、種類がはっきりしないのでまた行かなければ。
しかもコモウセンゴケは晴れた午前中にしか開花しません。
土曜は天気が悪そう、日、月は晴れの予報ですが午前中は実家に行かなければ・・・。
なんとか都合を付けて再訪したいです。
しかもコモウセンゴケは晴れた午前中にしか開花しません。
土曜は天気が悪そう、日、月は晴れの予報ですが午前中は実家に行かなければ・・・。
なんとか都合を付けて再訪したいです。