昨日に続き、公園に咲いてた花です。
ミソハギ(禊萩)
名前の由来は、ハギに似て禊(みそぎ)に使った事から。
「ミソギハギ」が転じて「ミソハギ」なったと言う説が有力だそうです。
お盆に使う事から「盆花」とも呼ばれるようです。
ミソハギ科ミソハギ属の多年草で、全国の湿地や溝に自生。
溝にも自生するので「ミゾハギ(溝萩)」とも呼ばれ、転じて「ミソハギ」になったとも。
コマツナギ(駒繋ぎ)
マメ科コマツナギ属の蔓性落葉小低木で、本州~九州の日当たりの良い所に分布。
名前の由来は、茎が馬をつなげるほど丈夫という意味から。
コブシ(辛夷)の実。
モクレン科モクレン属の落葉高木で、本州~九州に分布に分布。
名前の由来は、蕾の形が人の拳に似る事からと、果実が拳に似るからの2説有ります。
この時期蕾は見られないので比べられませんが、どちらの説が有力だと思いますか?
漢字で「辛夷」と書きますが、この字は中国で「木蓮」を指すそうです。
以下は水滴の画像ですが、景色が映るとか撮影者が映ると言うものでは有りません。
ただ単に、絵にならないかなぁと撮っただけです。(^^;)
葉と水滴が引き立つように、一応背景がボケるように撮ってみました。
次回は、近所で撮った色々です。
※追記
昨日は暑かったですね、今日の国内最高気温は、岐阜県多治見市の37.1℃でした。
工場内の温度計も、一昨日より1℃高い37℃を表示。
昨日はそんな中、工場の窓もない中二階での作業でした。
熱気が上昇して天井付近に溜まるので、当然温度計の有る一階よりも気温は高くなります。
雨の中かと思うほどに作業着が濡れ、昼頃には息苦しささえ感じました。
水分は補給してますが、飲んだ瞬間に汗が噴き出ます。
エアコンの効いた部屋での仕事したいなぁ・・・と思わずにはいられない一日でした。
トンボを撮った公園内に咲いてた花です。
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草で、北アメリカ原産の全草有毒の帰化種。
ヘクソカズラ(屁糞蔓)
アカネ科ヘクソカズラ属の蔓性多年草で、本州~沖縄に分布。
特有の嫌な臭いが有り、上位10位以内に入る可哀そうな名前の植物。
萎れ掛けのネム(合歓)の花が咲いていました。
マメ科ネムノキ属の落葉高木で、本州~沖縄に分布。
名前の由来は、夜間に小葉が閉じる睡眠現象を示す事から。
「合歓」とは男女が共寝する事、喜びを共にする事を表わす語。
ハス(蓮)の花も咲いてました。
ハス科ハス属の多年草、外来種とする説と、在来種とする説が有るようです。
根はご存じのレンコン(蓮根)。
少し時季外れと思われるハンゲショウ(半夏生)が咲いてました。
ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草で、本州~沖縄の水辺や湿地に分布。
自生のこの花を撮ったのは6月中旬、植栽とは言え花期が一月も遅いとは。
花期は6~8月らしいので、一月遅れでも不思議はないのかも。
半夏生の葉に居た小さな虫、ツマグロキンバエ(褄黒金蠅)。
目の縞模様が特徴です。
蝶の褄黒豹紋と同じで、翅の先端が黒いのが名前の由来。
6~10月頃に見られ、体長は5~7mm、本州~沖縄に分布。
次回も公園に咲いてた花を。
チョウトンボを撮った公園の、その他のトンボ等です。
コシアキトンボ(腰空蜻蛉)、トンボ科コシアキトンボ属。
体長41~50mm、北海道~沖縄に分布し、時期5~10月頃。
腹の上部だけが白く、白い部分が空いているように見える事が名前の由来。
♂は縄張り意識が強く、常に縄張りを巡回し、他の雄と争うのが見られます。
ウチワヤンマ(団扇蜻蜓)
ヤンマと名が付いていますがヤンマ科ではなく、サナエトンボ科ウチワヤンマ属。
体長76~84mm、本州~九州に分布、時期5~9月頃。
団扇状のお尻の突起が名前の由来。
キイトトンボ(黄糸蜻蛉)、イトトンボ科イトトンボ属。
体長35~46mm、本州~九州に分布、時期5~10月。
ホバリングしながらゆっくり飛びます。(飛んでるところは撮れませんでしたけど)
シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)、トンボ科シオカラトンボ属。
誰でも知っていると言っても過言ではないトンボ。
トンボ科シオカラトンボ属、体長49~60mm、北海道~沖縄に分布、時期4~11月。
ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)、トンボ科ショウジョウトンボ属。
体長44~55mm、北海道~沖縄に分布、時期4~11月。
アカトンボの多くは一部赤くない所が有ります、このトンボは全身赤色。
※他に翅まで赤いベニトンボが居ます、残念ながらまだ見た事は有りません。
以下はトンボではなく鳥です。
燕が飛んでいたので撮ってみましたが、捉えるのがやっとでした。(>_<)
スピードが速いし、曇り空の逆光ではねぇ・・・と言い訳を。(^^ゞ
ハクセキレイ(白鶺鴒)だと思いますが色が薄いですね、幼鳥かな?
次回は公園内に咲いていた花を。
県立公園の池で、チョウトンボ(蝶蜻蛉)を撮ってみました。
生憎の曇り空で、翅は思ったほど輝いてくれませんでした。
トンボ科チョウトンボ属で、本州~九州に分布に分布しています。
体長は31~42mm、5~9月頃に見られます。
光の加減で翅の色が変化するので、格好の被写体となっています。
飛び方も他の蜻蛉と違い、ヒラヒラと飛ぶ事が名前の由来のようです。
残念ながら、飛んでるところは撮れませんでした。
水連とチョウトンボ。
少し立ち位置を変えて。
こちらは白い水連とチョウトンボ。
白い水連の中に納まるように撮ってみましたが・・・今一なような。(^^;)
26日の夕方、ベランダから見えた屋根越しの虹。
暫く見ていると、弧が次第に伸びて行きます。
外に出れば全体が見えるかも?と急いでカメラを持って外に。
残念、家屋が邪魔で虹の端は見えませんでした。
良く見れば左の端の方に、薄っすらと二重の虹も見えてました。
台風は33mmの雨と、最大瞬間風速18.1m/Sと予報を大きく下回って熱低に。
風速18.1m/Sは、冬に毎日のように吹いてる風くらいです。
天気予報の降水量、当たらないものですね。
もっとも「多い所で」の逃げ道を作っての予報ですけど。(^^;)
予報が当たったかどうか、気象庁のHPのアメダスを見てみました。
20ヶ所載っている愛知の観測地点で、予報に近かったのは2ヶ所のみ。(114と74mm)
一ヶ所は愛知、三重、岐阜の県境、もう一つは長野との県境の山頂の観測所でした。
こちらにも強風、波浪、雷、大雨注意報が出ていました。
しかし強風は吹かず、雷はゴロとも言わず、雨も殆ど降らず。
こんな事では避難勧告が出ても、誰も避難しませんよね。(>_<)
溜池の周辺に咲てた花です、と言っても2種類ですけど。(^^;)
一つ目は、もう何度も登場してるアキノタムラソウ(秋の田村草)。
シソ科アキギリ属の多年草で、本州~沖縄の山野の道端で見られます。
似た花のナツノタムラソウと、シマジタムラソウは雄蕊が曲がらず真直ぐ。
対してアキノタムラソウの雄蕊は先端が曲がります。
画像の花の雄蕊は先端が曲がっているので、アキノタムラソウと言う事になります。
もう一つはコバギボウシ(小葉擬宝珠)、これも既に載せてますね。
キジカクシ科ギボウシ属の多年草で、北海道~九州に分布する日本固有種。
似た花にオオバギボウシとミズギボウシが有ります。
オオバとコバは雄蕊が花冠から突き出ますが、ミズは雄蕊が花冠から突き出ません。
と言う事でコバと断定しましたが、一つ不安な事が。
図鑑に依れば、コバの花色は淡紫色~濃紫色、内側には濃い線が有ると。
しかし画像の花の内面には線は無く、花の色も殆ど白です。
どうやらこれは、白花コバギボウシのようです。
花が2種類しかなかったので、またしても水滴でも撮ってみましょう。
今回も撮影者が映るように撮ってみました。
近寄り過ぎると、水滴にカメラばかりが映ってしまいます。
そこでカメラを上にかざして撮ってみました。
これをするにはチルトモニターか、バリアングルモニターでないと難しいです。
次回は公園の池で撮ったトンボを。
溜池周辺に何か咲いてないかと見に行きます。
花より先に見付けたのはニホンアマガエル(日本雨蛙)でした。
アマガエル科アマガエル属で、大きさは2~4.5cm。
皮膚に毒を分泌している事はあまり知られてないかも。
池を見ていたらカイツブリ(鳰)が二羽居ました、番(つがい)のようです。
しかし、小さな池を見渡しても巣は見当たりません、番ではないのかな?。
ところが池の周りを歩いて気付きます、池の中に張り出した木の枝が水に浸かっているのを。
思った通り、木の枝を使って巣を作ってました。
枯草や木の枝、ゴミも使って作って有りました。
そして巣の中に白い物が。
この時期、あちこちでカイツブリの幼鳥の画像を見ます。
しかしここではまだ卵の状態、ちょっと遅過ぎませんか?
池の周りを散歩する方が結構居るので、親鳥は人が通る度に巣から離れてしまいます。
卵を温めてる時間の方が少ないかも、暫く待っていると戻って来ました。
抱卵を邪魔しないように、少し離れた場所から撮影してるので画質が悪いです。
巣に上がりましたが、親鳥の重さで巣が沈んでしまってるかも。
一応抱卵してるようですが、卵が水に浸かってませんかね?
これで孵るのでしょうか?時期的にもかなり遅いので無理かもしれません。
この後見に行ってないので、孵ったかどうか不明です。
池周りの木の柵に小さな虫が居ました。
名前は分かりませんでしたが、ゾウムシの仲間だろうと簡単に考えてました。
ところがゾウムシの仲間は種類が多く、調べても分かりません。
ゾウムシだと思っていたのが間違いで、オトシブミの仲間と判明。
どうやらハイイロチョッキリ(漢字不明)のようです。
チョッキリなんて名前の昆虫がいる事すら知りませんでした。(^^;)
コウチュウ目オトシブミ科チョッキリ亜科で本州~九州に分布し、体長7~9mm。
ドングリの中に産卵し、葉の付いた枝ごと切り落とす事から「チョッキリ」の名なのかも?
次回は溜め池周りの花を少し。
雨上がりの近所で色々撮ってみました。
花は有りそうもないので、葉に着いた雫でも撮りましょう。
落ちそうで落ちない雫。
ススキの葉に沢山の水玉、イネ科の葉には水滴が着き易いです。
葉の上に蟻が居ました、こんなところで何をしてるのでしょうね?
こちらを向いてくれたのですが、肝心のご尊顔がピンボケに。(^^;)
雫を頭に載せたセマダラコガネ(背斑黄金)、北海道~沖縄まで分布してるようです。
体長8~14mmの小型のコガネムシ。
立ち位置を変えて撮ったら、水滴をヘディングした瞬間のように。(^^)
休耕田にチダケサシ(乳茸刺)が咲いていました。
先日載せたチダケサシは白でしたが、こちらは淡いピンク色。
雨続きでぬかるんでいて、中に入れなかったので遠くからの撮影です。
木の柵でペアリング中のヒメウラナミジャノメ(姫裏浪蛇の目)。
次回は溜池周辺の生き物と花を。
結果は小ポリープを3個と直径約15mmのポリープを1個、計4個を切除。
15mmのポリープは毛細血管が浮き出た球状で、大腸の壁からぶら下がってました。
モニターを見てましたが、15mmのポリープはかなり大きく、腸管の半分を塞ぐほど。
雨上がりに近所で色々撮ってみました。
シロツメクサに(白詰草)にモンシロチョウ。(紋白蝶)。
同じくセイヨウミツバチ(西洋蜜蜂)。
おっと!、これは何でしょう?一応撮って後で調べる事に。
結果は、チョウ目マドガ科のマド(窓蛾)で、北海道~九州に分布。
黒地に白紋が有り、白い部分を窓に見立てた名前だそうです。
白い部分が窓に見えますかね。(^^;)
大きさは、シロツメクサとの比較で分かるかと、開張14~17mmの小型の蛾です。
ベニシジミと並び、最も多く見られるヒメウラナミジャノメ(姫裏浪蛇の目)。
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科で北海道~九州に分布。
出現時期は4~9月、大きさは前翔長18~24mm、開張33~40mm。
何時もなら、花のおまけで蝶等を載せますが、今回はおまけが花です。(^^;)
小川の土手に咲いていたノカンゾウ(野甘草)を、流れを背景に。
萎れた花が入ってしまったのが残念ですが、これも自然のなせる業と言う事で。(^^ゞ
ツルボラン科ワスレグサ属の多年草で、北海道~九州の道端や土手、草地に自生。
ヤブカンゾウの花は八重ですが、同科同属のノカンゾウは一重咲き。
おまけをもう一つ、水滴に撮影者の影。(^^)
次回も近所で撮った色々を。
林道での花探しは、記録に「この時期は駄目」と記す事になりました。
では山裾ではどうかなと、別の日に散策してみましたが・・・有りませんね。
相変らず「Where Have All the Flowers Gone」状態。(>_<)
蝶でも居ないかと探すも、見付けたのは蛾でした。
シャクガ科エダシャク亜科だと思いますが、翅表が見られなかったので詳細は不明。
おや!こんな所にモリアオガエルの卵が。
小さな水溜りのような所に産み付けられていました。
卵は見た事が有りますが、蛙になった姿を見た事が有りません、一度見てみたいものです。
モリアオガエルの水溜りに居たハラビロトンボ(腹広蜻蛉)が居ました。
まだ青くなってない♂でしょうか、それとも♀?
林縁に咲いていたシロバナホタルブクロ(白花蛍袋)。
キキョウ科ホタルブクロ属の多年草で、北海道~九州に分布しています。
同じく林縁に咲いていたニガクサ(苦草)。
シソ科ニガクサ属の多年草で、全国のやや湿り気の有る場所に自生。
名前の由来は「苦い草」らしいのですが、噛んでも苦くないそうです。
因みに、何故ニガクサなのかは良く分らないようで。
やや湿り気の有る場所には、ギボウシ(擬宝珠)も咲いていました。
オオバギボウシとコバギボウシの区別が今一良く分かりません。(^^;)
雑草が生い茂る中に白い花が目に留まります、ソクズ(曽久豆、蒴藋)です。
レンブクソウ科ニワトコ属の多年草で、本州~九州の山野や郊外の草地で見られます。
大形の集散花序に直径3~4㎜の白花を多数付けます。
花には蜜腺が無く、蜜を出す黄色の胚状の腺体を別に付けるのが特徴。
ソクズの花にツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)が舞い降りました。
次回はあちこちで撮った画像を。
そうそう昨日の夜に薄暗い中、ベランダから下を見ていたら何か動くものが。
猫にしては大きくて尻尾が太く、その尻尾には黒い縞模様が有りました。
どうやら北アメリカ原産のアライグマのようです。
’70年代にペットとして爆発的に輸入され(多い年で年間1500頭)、その後野生化。
現在47都道府県で生息が確認され、特定外来生物に指定されています。
花の少ない林道歩きの続きです。
林道で見られるのは、最近度々登場するヒメドコロ(姫野老)ばかり。
何度も登場して「くどい」と言われそうなので、撮り方を変えて。
変えても「くどい」のは同じですかね。(^^ゞ
では少し違う花、チダケサシ(乳茸刺)でも。
ユキノシタ科チダケサシ属の多年草で、本州~九州に分布する日本固有種。
名前の由来は、乳茸をこの茎に刺した事からだそうですが・・・。
黒いアゲハチョウが居たので、カラスアゲハかと思うも、残念クロアゲハでした。
おや!こんな所にトンボソウ(蜻蛉草)発見。
林道の下の方(19日掲載)で見たのより活きが良いですね。
コバノトンボソウは23都府県で準~絶滅危惧Ⅰ類に指定。
トンボソウは18都府県で準~絶滅危惧Ⅰ類に指定されてますが、環境省は指定してません。
これはコバではなくトンボソウですが、愛知では両方とも無指定となっています。
ムラサキシジミ(紫蜆)が居ました。
シジミチョウ科シジミチョウ亜科で本州~沖縄に分布、前翅長14-22mm。
3~4月と、6~10月の年2回出現するようです。
翅表は青紫色に輝き綺麗ですが、翅裏は地味な茶色です。
♪Where Have All the Flowers Gone♪ 1960年代にヒットした有名な曲です。
「花は何処に行った」と和訳されています。
Netで「花は何処に行った 英訳」と入れると、このフレーズが沢山出て来ます。
しかし「花はどこに」とか「花はどこに有る」で英訳すると違う結果に。
「Where are the flowers」by Google となりました。
「行った」と「有る」の違いでしょうか、英語は良く(全く)解りません。(^^;)
そんな英語の話ではなく、今の季節の私の花図鑑がこんな状態で。(>_<)