花期のはっきりしない花の場所へと登ります。
高そうに聞こえますが、目的地は標高300m程の所です。(^^;)
松の木の枝に鳥がとまりました、大きさからヒヨドリだろうと思いながら撮ってみます。
見事正解、ヒヨドリでした。(^^)

お馴染みになったヤマトシリアゲ(大和挙尾)も。

虻も居ます、撮った時は名前は分かりませんでした。

調べたら、マガリケムシヒキアブ(曲毛虫曳虻)と言う虻でした。

ウグイスカグラ(鶯神楽)の実が生っていました。

目的地に到着、肝心の花はと言うと・・・残念な事に咲いてませんでした。(T_T)
僅かに小さな蕾を数個見付けただけ、開花は一週間~10日後になりそうな感じ。
仕方有りません、再訪する事にしましょう。
ガッカリしながらも、花を探しながら別の道で下りますが、あまり咲いてませんでした。
なんとか見られたのはガンピ(雁皮)です。

ジンチョウゲ科ガンピ属の落葉低木で、東海以西~九州に分布する日本固有種。
コウゾ(楮)、ミツマタ(三椏)と並んで、和紙の原料になります。
花弁に見えるのは萼筒で花弁は有りません、萼筒の長さ約8mm、先端の直径約5mm。

昨日とは別の場所にもハンカイソウがも咲いていました。
これから開くのかな?花弁がやけに細かったです。

僅かな水に反射する光を入れてみました。

ササユリ(笹百合)の蕾を見付けます、この花が咲頃は本格的夏ですね。

他に花が見付からないので、ウツギでも撮っておきましょうか。(^^;)

マルバウツギとコゴメウツギがほぼ終わり、ウツギの花が目立ちます。

青空とウツギ。

山を降りた麓にはセンダン(栴檀)の花が咲いていました。
センダン科センダン属の落葉高木、分布域が図鑑に依り違っていました。
四国~沖縄と、伊豆半島以西~沖縄とする図鑑が。

海外では熱帯から亜熱帯に広く分布するようです。

「ササユリが咲くと夏」と言いましたが、ササユリが終わると山野草は一段落になります。
その前に見られなかった花を見に行かなければ。
次回は撮り溜めていた生き物を。