もう咲いてるかな?と千振の咲く山へ行ってみました。
麓にヤマハッカ(山薄荷)が沢山咲いています。

コウヤボウキ(高野帚)がチラホラと。
キク科コウヤボウキ属の落葉小低木で、関東以西~九州の陽当たりの良い所に分布。

和歌山県の高野山で、茎を束ねて箒にした事が名前の由来。

同じ花を同じような背景で、花の配置だけ左右反対に撮ってみました。(^^;)
人に依り落ち着く方と、違和感を感じる方が有るようです。

サワシロギク(沢白菊)だと思います。
自信が無いのは乾いた所に咲いてたからです。
花が開花時は白で、次第に赤くなって行くのはサワシロギクの特徴と同じ。
サワシロギクは、本州~九州の湿地に分布する日本固有種と図鑑には。
乾いた所に自生するのに「沢」の名を付けませんよね。

エンシュウハグマ(遠州白熊)も咲いています。

背景をぼかそうと空を背景にしてみるも、曇り空ではだめですね。(^^;)

仕方なく斜面を背景に。(↑と同じ株です)

さて、本命のセンブリ(千振)も咲いていました。

リンドウ科センブリ属の2年草(又は越年草)で、北海道~九州に分布。

昔から胃薬として利用され、名前の由来は千回振り出しても苦い事から。

図鑑には花冠は5裂、稀に4裂するものも有り、花の裏は紫で蕾は紫に見えると。
しかし見ての通りここのは4裂の花ばかりで、蕾は白いです。

別の場所では5裂の花も咲いてました、蕾も図鑑の通り紫です。

4裂で蕾が白いのは珍しいのでしょうかね?

次回は色の違うセンブリを。