有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

秋と夏の間の花

2022年08月31日 | 混在
8月も今日で終わり、いよいよ秋の花の季節です。とは言え昼間はまだ暑い、せめて夜だけでも涼しくなって欲しいです。
秋の七草の一つハギですが、これはヤマハギ(山萩)なのかマルバハギ(丸葉萩)なのか?

マルバハギの竜骨弁は旗弁より短いようなので、これはヤマハギのような。
でも葉の付き方がマルバハギのような気もします。

ヤマノイモ(山の芋)の花があちこちで見られます。
この時期蔓を辿り、根元に目印を付ける方が沢山居るようです。

秋の花と言えばこちら、シモバシラの花が咲いてたのにはびっくり仰天。
例年9月下旬から10月に咲く花です、一体何が有ったのか?

しかも既に咲き終わった花の跡が見られます。
普通花穂に一気に咲くはずなのですが、こんな疎らな花のシモバシラを初めて見るような。

花が咲き終わったと言うより、暑くて焼けてしまったように見えました。 

ヒオウギ(桧扇)が一輪咲き残ってました。(まだ蕾も有りますけど) 

アヤメ科アヤメ属の多年草で本州~沖縄に分布。
対照君が小さく見えます。

環境省は無指定ですが、愛知では絶滅危惧ⅠB(EN)に指定されてます。 

交尾するキチョウ(黄蝶)。 

突如現れた黒いアゲハチョウ、種類が分からないまま撮影。
クロアゲハと思ってたのですが、どうやらナガサキアゲハ(長崎揚羽)のようです。

翅の前方と後翅裏に赤い紋、そして何より尾状突起が無いのが決め手。 

尾状突起が千切れたクロアゲハ、ではないと思います。 

電線に鳥が沢山とまってました、スズメ(雀)ですが幼鳥のようです。 



↑と同じ個体。 

電線に♪スズメが3羽集まると姦しい・・・。
左から照枝、歌江、花江、これが分かる人は。(^₀^)

台風11号が変な動きをしてますね、直ぐ傍に別の台風も発生しそう。
台風って合体したらどうなるのでしょう?
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低山を少し登ると

2022年08月30日 | 山野草
低山を少し登ったところに咲いてた花です。
高低差25m、距離にして200m強くらいでしょうか?
マツムシソウ(松虫草)が咲いてましたが、これは本命では有りません。
それにしても例年よりかなり早いような。

マツムシソウと言っても、これはミカワマツムシソウですね。
スイカズラ科マツムシソウ属の2年草で、東海地方にだけ分布する日本固有種。

マツムシソウの変種で、頭花が小さく舌状花が無いか有っても少なく小さいです。 

こちらが本命の花ミシマサイコ(三島柴胡)。 

セリ科ミシマサイコ属の多年草で本州~九州に分布。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種、愛知では絶滅危惧Ⅰ類(EN)に指定されてます。

残念ながら撮影に失敗、全てピンボケで細かい所が奇麗に写ってません。
風が強かったせいなのか、腕のせいなのか、それともカメラのせいなのか?
風とカメラのせいとしておきましょう。(^^;)
近い内に撮り直しに行きたいと思います。

コガンピ(小雁皮)も咲いてました。
ジンチョウゲ科ガンピ属の落葉小低木で関東以西~九州に分布。
花は白またはピンクで、萼筒の長さは約10mm。

本命を撮ったので山を降り、近くの田圃でこの花を。
ミズオオバコ(水大葉子)。

トチカガミ科ミズオオバコ属の1年草で本州~九州の水田等に分布。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されてます。

農業用水の中のハグロトンボ(羽黒蜻蛉)。 

合体して♡型になってるのを期待するも、既に繁殖行動を終えたようで、産卵する♀ばかり。 

少し移動して別の山裾の様子を見に、これまた例年より早く咲いてたツルリンドウ(蔓竜胆)。 

リンドウ科ツルリンドウ属の蔓性多年草で北海道~九州に分布。 

例年9月初旬~10月に撮ってるのですけど・・・、まだ咲き出したばかりで蕾の方が多かったです。

アスファルトに居たチャバネセセリ(茶翅挵)。 

 そう言えばようやくミンミンゼミの声が聞こえるように。
こちらでは7月~盆前まではクマゼミ、8月に入るとツクツクボウシとヒグラシ。
そして盆を過ぎてからミンミンゼミが鳴き出します。
場所にも依りますけど、近隣の山裾や低山ではこんな感じです。
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山裾の田圃周辺と少し登ったところの花

2022年08月29日 | 山野草
山裾の田圃周辺と、少し登った所に咲いてた花です。
土手に咲いてたオトギリソウ(オトギリソウ)、花弁が一枚千切れてます。

こちらは草叢の奥に咲いてたのを無理矢理撮ってみました。

ワレモコウ(吾亦紅又は吾木香)の花。

 バラ科ワレモコウ属の多年草で北海道~九州に分布。 

穂状花序に小さな花が密集し、花弁は無く花弁に見えるのは萼片。 

雄蕊の黄色の花粉が出てるのを撮りたいのですが、これがなかなか見られません。 

こんな所に?!と驚いたのはミゾカクシ(溝隠)。
田圃等の湿った所で見られる花なのに、田圃から一段上がった土手の上に咲いてました。

湿り気の少ない所に順応したのでしょうか? 

見たい花が少し登った所なので山道へ、入って直ぐの所にこの花が有ります。
アイナエ(漢字は無いようです)。

花と葉の形などが同定の決め手。 

マチン科アイナエ属の1年草で本州~沖縄のに当たりの良い湿った所に分布。
と図鑑には有りますが、ここはそれほど陽当たりも湿っても居ない場所。

草丈5~15cmと小さく、花の直径も2.5~3mmと小さいです。
残念ながらボケボケに、撮った後で確認しなかったのがいけませんでした。(>_<)

笹の葉にキンモンガ(金紋蛾)。 


イチモンジセセリ(一文字挵)。 

ヒメアカネ(姫茜)などを撮りながらゆっくり登ります。
 

少し登るとほぼ平坦になります、登り切った所にキキョウ(桔梗)が2輪咲いてました。 

キキョウ科キキョウ属の多年草で北海道~九州に分布、環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種。 

本命の花まであと少し、と言うところで今日はここまで、明日に続きます。(^^;)
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教えてもらった場所で

2022年08月28日 | 山野草
何時もの湿原で出会う方に別の場所で偶然出会い、とある花の場所を教えてもらいました。
場所は知ってる池でしたので早速行ってみます。
田圃や畑の中の農業用溜池の隅、田圃との境目の僅かな湿地です。
田圃の隅にオモダカ(面高)が・・・いや違うな、これはもしかしてウリカワ(瓜皮)じゃないの?

花はオモダカとそっくりですが、特徴的な矢印型の葉が見当たりません。
帰ってから調べるとやはりウリカワのようです。
オモダカ科オモダカ属の多年草で本州~沖縄に分布、確か初見ではないかと。

こちらがオモダカ、花の付き方が違いますが花は↑と同じですね。 

右側に矢印型の葉も見られます。 


畔を歩くと草叢からトノサマガエルがチャポンと田圃の中へ。 

さて長靴に履き替えて湿地の中へ、コケオトギリ(苔弟切)が咲いてました。 

同じオトギリソウ科のサワオトギリだと良いのですが、黒点が無いのでコケオトギリです。
サワオトギリは平野部には無いでしょう。

ホザキノミミカキグサ(穂咲の耳掻草)も咲いてます。 

同科同属のミミカキグサ(耳掻草)も、こんな所にも有ったんだとびっくり。 

そしてここの本命がこの花、ゴマクサ(胡麻草)です。 

ゴマノハグサ科ゴマクサ属の1年草で関東以西~沖縄の湿地等に分布。 

環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知でも絶滅危惧Ⅱ類に指定されてます。
勿論初見初撮り、また一つ新しい花と場所を知る事ができました。


花の大きさはこんな感じ、同じゴマノハグサ科のオオヒキヨモギに似てるような。

珍しい花を見た後は、在来と帰化の区別が付かないタカサブロウ(高三郎)。
さてこれはどっちなのでしょう、茎が褐色なので在来のタカサブロウ?
目の形の実で区別できるようですけど・・・。(^^;)

↑の直ぐ近くに咲いてたのはさてどっち、↑とは少し違うような。 

頭が爆発しそうなのでシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)で一休み。(^^)

場所を移動してこの花を見に、ツルボ(蔓穂)です。
撮った時は気付きませんでしたが花に何かの幼虫が。

キジカクシ科ツルボ属の多年草で北海道~沖縄に分布。

しかし今年は何か変、普通総状花序がもっと長く伸びるはずなのに。
例年ここで見る花も花序が長く伸びてました、ところが今年は極端に短いのばかり。
暑さのせいなのか、まだ早いからなのか?

この後また移動して別の花を見に行きましたが、それはまた明日。(^^)
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湿地周辺のあれこれ

2022年08月27日 | 混在
先祖返りの湿地から林道を少し歩いてみました。
相変わらずツバメシジミ(燕小灰蝶)があちこちに。

翅を開いたところを。

 おっと!ムラサキシジミ(紫小灰蝶)が居ました、久し振りの出合いです。
でも薄暗くてSSが上がらず。

翅を開いて名前の由来の紫が撮りたいとじっと待つも、残念こんなのしか撮れませんでした。(T_T) 

あれれ!こんな所にイワタバコ(岩煙草)が、何度も来てるのに今まで気付きませんでした。 

この時期に林道を歩いた事なかったかも。
標高80m、幅1m程の小さな沢の僅かな岩場に咲いてました。

今まで一番近かったイワタバコの場所より約1.5Km近くで見られるようになりました。(^^) 

背景に流れを入れて。

イチモンジセセリ(一文字挵)。 

↑とは別の個体です。 

池にはカイツブリ(鳰)の番が居ました。 

でも一緒に居るところは撮れず。

 コシアキトンボ(腰空蜻蛉)。 

↑の画像から右に急旋回。 

枝にとまる迄の連写です。 

多分ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)の連結飛行、水鏡にもくっきりと。 

打水産卵するショウジョウトンボ。

湿地周辺のあれこれでした。
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湿地に居た生き物達

2022年08月26日 | 生き物
コバノカモメヅルを撮った湿地で撮った生き物達です。
池の木柵に居たニホントカゲ(日本蜥蜴)の幼体、あまりに色鮮やかなので思わず。
成体になるにつれ尻尾の青と背中の筋が消えて行きます。

ヒメアカネ(姫茜)ではないかと。
見付けた時はマユタテアカネだと思ったのですが、顔に●●が有りません。

腹部先端の上付属器が上に跳ね上がらず、顔に●がなく、胸と背中の黒条からヒメではないかと。 

スジクロシロチョウ(筋黒白蝶)。 

別の個体を正面から。 

飛んでるところが撮れそうだったのでしつこく追掛けてみました。(^^;) 

SS1/1000ですがブレてしまうのとAFが追い付かない。(T_T) 

ピンが今一ですが載せてしまいました。 

キチョウ(黄蝶)のように忙しなく飛ばないですが、それでも捉えられません。 

ヒメウラナミジャノメ(姫裏浪蛇の目)。 

↑と同じ個体です。 

さてこれは何だろう? 

花の大きさはこんな感じ。 

全く分かりませんでしたが、帰って調べたらダイコンソウ(大根草)でした。
まだ花には早いと思ってたので、まさかもう終わってるとは。

ツバメシジミ(燕小灰蝶)、ヒメウラナミジャノメと同じくらい良く見られます。 

昨日は曇りで久し振りに最高気温が30℃を切りました、夜には時折激しい雨と雷。
時折しか降らなかった割には累計雨量は45mmでした。
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先祖返りの湿地へ

2022年08月25日 | 混在
休耕田が湿地になった所へ花を見に。
湿地になったとは言え元々は湿地みたいな所だったのでしょうけど。
湿った斜面→田圃→休耕田→湿地と先祖返りした場所、こんな所が増えてるようです。
車を停めてドアを開けると目の前にこんな物が、葉巻です。(^^;)

何かの幼虫が入ってる(入ってた)のでしょう、何か分かりませんけど。
一つくらいなら驚きもしませんがこんな事になってました、これで一部分です。

湿地に行く途中に居たヤマトシジミ(大和小灰蝶)。 

飛んでキツネノマゴ(狐の孫)に。 

タカサブロウ(高三郎)なのかアメリカタカサブロウなのか。 

この画像からでは私にはどちらか分かりません。(^^ゞ 

キタキチョウ(北黄蝶)。 

これも飛ばれたのを追掛けて。 

湿地の下に池が有り、そこに浮かんでたウシガエル(牛蛙)。 

イチモンジセセリ(一文字挵)。

これまた飛ばれたのを追掛けて。(^^) 

と蝶などを撮ったところで本命の花を、コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)。 

キョウチクトウ科カモメヅル属の蔓性多年草で関東~近畿の太平洋側に分布。 

6月に一度綺麗さっぱり刈られ、伸びて来るのを待っての再訪です。
しかしこの時期でも早過ぎました、本来池の畔の柵に大群生が見られるのですが・・・。

この日はまだ殆ど見られず、花を付けてたのは3株程。 

その内の一株だけが満開でした。 

白花も有りました、花が白いと名前もアズマカモメヅル(東鴎蔓)と変わります。 


赤と白が入り混じってました。
同じ株に紅白なのか、それとも別々の株が絡み合ってるのか?

ここは他の花も見られますが、今年は少し花が遅れそうな気配。
次の花が咲く頃また訪れる事にしましょう。
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近隣の林縁で見付けた花

2022年08月24日 | 山野草
近所の花の続きです。
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)の花が開いてました。

同じ所で数個の開花が見られました。 

同じ株でも他のは蕾を固く閉じたまま。
タデ科の花が開花してるのは何故か滅多に見られません、見られないのは私だけ?

ちょっと分かり難いですがタケニグサ(竹似草)の実、花は既に終わってました。 

天辺をズームで、背丈が2m以上有りました。
ケシ科タケニグサ属の多年草で本州~九州に分布、しかしこれがケシ科とは思えません。

おや!こんな所にオトギリソウ(弟切草)が、例年この時期に時々来てるのに全く気付かず。(^^;)
オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草で全国に分布。

名前の由来はご存じの通り、それにしても花の黒点が血飛沫の跡とは物騒な。 

田圃の脇に咲いてたヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)、別名アメリカ水キンバイ。
アカバナ科丁字蓼属の1年草で、別名のように南北アメリカ原産の帰化種。

チョウジタデ(丁字蓼)を見たいのに見られず、近隣ではこの帰化種に置き換わってしまってます。 

在来のタカサブロウ(高三郎)かと、そっくりさんにアメリカタカサブロウが有ります。
キク科タカサブロウ属の1年草で本州~九州(沖縄)に分布。
これもアメリカ産に席巻されていて、在来種は殆ど見られなくなってます。
と言いながら、実は区別の仕方が今一分かりません。(^^;)

アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)と名前は如何にも日本っぽいですが、列記とした帰化種。

センニンソウ(仙人草)が咲き始めてました。
背景が宜しくない所だったので、花だけを切り取ってます。

キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性常緑半低木で全国に分布。
こうして花だけ見るとボタンヅル(牡丹蔓)との区別が付きません。

例年見に行く場所にガガイモ(蘿芋)の様子を見に行くと、まだ蕾硬しでした。 

折角来たので一つくらい咲いてないかと探すと、上の方に少し咲いてました。
残念ながら葉と葉の間からしか撮れず。

一昨年から姿を消してた場所に行ってみると小さな蕾が有りました、良かった復活したようです。
それにしても近隣の花は帰化種が多いです、在来種は減る一方。(T_T)
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近隣の林縁にて

2022年08月23日 | 混在
トンボもチョウも珍しいのが見られないので、そろそろ咲いてるかなと近所の林縁へ。
確かこの辺だったよなぁと葉っぱの下を探すと有りました、サネカズラ(実蔓)の花です。

葉の陰で撮り難い、他にないかと下から覗き込むよう探すとこちらを向いた花。
マツブサ科サネカズラ属の蔓性常緑低木で関東~沖縄に分布。
雌雄株又は同株で、画像は雄花。

雌花を探すも雌花の方が少ないようで、ようやく見付けたのがこちら。
残念ながら雌花は既に実になってました、雄花と同じ枝に有るので雌雄同株です。

↑の画像の右下に完全に実になってるのが見えてます、それがこちら。
花が一気に咲かないようで、蕾に花に実が同時に見られます。

さてこれは何でしょう、葉を見るとアジサイ科かレンブクソウ科のような?
この手の花はこの時期には終わってると思いますけど。

装飾花が無いのでアジサイ科ではないのかな?調べてみましたが分かりませんでした。

ヒメドコロ(姫野老)、それともオニドコロ(鬼野老)?
葉の先が細く尖ってるのでヒメドコロのような。

でも花の着き方が違う気もするし・・・。

実はどちらも似てるし、 花も蝶も蜻蛉も鳥も難しい。(>_<) 

ヘクソカズラ(屁糞蔓)どちらか分からない花。 

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)。
大きな株も有りましたが、敢えて全体が撮り易い小さな株を選んで。(^^)

もう実が出来てました、実に縦線が入ってり10個の実が入ってます。
本種は花穂が垂れ下がりますが、在来のマルミノヤマゴボウは花穂が直立します。

ヤマノイモ(山の芋)の花。
ヤマノイモ科ヤマノイモ属の蔓性多年草で本州~沖縄に分布。

雌雄異株で画像は雄株の雄花、蕾のように見えますがこれで開花していて殆ど開きません。
この蔓を辿って根に辿り着き、根を掘り出せば自然薯が出て来ます。
とは言え食べられる大きさになるには4~5年掛かるようなので、掘っても疲れるだけなんて事も。

イチモンジセセリ(一文字挵)。 

ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)。 

ツバメシジミ(燕小灰蝶)ですが、翅がかなり傷んでます。
この時期このような個体が見られる事が多いです。

近所の林縁で見付けた色々でした。

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湿原のサギ

2022年08月21日 | 山野草
湿原にサギが舞い始めました、勿論鳥ではなくサギの形をした花サギソウ(鷺草)です。 

ラン科サギソウ属の多年草で、本州~九州の陽当たりの良い湿地に分布。 

名前の由来は見たままです。(^^;) 

環境省の準絶滅危惧(NT)指定、愛知では絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定です。 

ミズギク(水菊)が少しだけ咲いてました。
キク科オグルマ属の多年草で東海以西~九州に分布する日本固有種。
環境省は指定外ですが、愛知では準絶滅危惧(NT)に指定。

咲き残りのトウカイコモウセンゴケ(東海小毛氈苔)。 

もう終わり掛けですが、今年は例年より少なかったような。 

ノリウツギ(糊空木)が沢山咲いてました、でも湿原の感じを出すためにあえて一花のみで。(^^) 

サワシロギク(沢白菊)が咲き始めてました、一番下の花は既に赤くなり始めてますね。
キク科シオン属の多年草で本州~九州に分布する日本固有種。

これも咲き残りのコオニユリ(小鬼百合)。 

小鬼と言っても先端の花は2m程の所に咲いてます、とても小鬼とは思えません。 

もうヒヨドリバナ(鵯花)が咲いてました、夏の花から秋の花へと変りつつある湿原です。 

セミの抜け殻がしがみ付いてるのはノダケ(野竹)の葉。
ノダケは秋の花ですがもう蕾が膨らみ始めてました、立秋を過ぎてるので暦的には秋ですけど。

水辺に生えてた茸、種類は判りません。
なんだかおいしそうに見えますけど・・・食べられる茸でしょうか?

帰り掛けにホンゴウソウ(本郷草)の所に寄ってみるとまだ咲いてました。 

金平糖のような雌花ばかりが目立ちます。 

小さくて相変わらず上手く撮れません。 

暦の上では秋ですが、この日も暑くて汗ダラダラ出の撮影でした。 

スマホデビューしましたが、使い方が分からず苦労してます。
何が困るって取説が無い事、PCでPDF版をDLしたのですがページ数1000ページ超え。(>_<)
どこを見て良いやら、目的のページを探すのにも一苦労。
更に説明があっちで見ろこっちで見ろとなっていて、それがどこに有るかも不明。(T_T)
皆さんこれで良く使いこなしてますね、感心します。
文字入力(フリック入力)を今一使いこなせず、これにも苦労してます。
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