秋も終盤11月7日は立冬です、そんな晩秋の山へ花を撮りに。
と言っても10月31日の事ですけど。(^^;)
登り始めて直ぐにコウヤボウキ(高野帚)が咲いてました。
登り始めて直ぐにコウヤボウキ(高野帚)が咲いてました。

キク科コウヤボウキ属の小低木で本州~九州に分布に分布。

類似種にナガバノコウヤボウキ、クルマバハグマ、カシワバハグマ等が有ります。

名前の由来は2説有るようで。
①高野山で弘法大志の命により竹や果樹の植栽が禁じられ、この木で箒を造った事から。
②高野山で机上の掃除をするのにこれを束ねて用いた事から。
どちらも箒として使ったのは同じです。
①高野山で弘法大志の命により竹や果樹の植栽が禁じられ、この木で箒を造った事から。
②高野山で机上の掃除をするのにこれを束ねて用いた事から。
どちらも箒として使ったのは同じです。

エンシュウハグマ(遠州白熊)が沢山咲いてました。

キク科モミジハグマ属の多年草で静岡~愛知(三重)に分布する日本固有種。
三重では絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されてます。

三重では絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されてます。

ハグマの名が付くのはRDBに指定されてるだけでも14種類有ります。

エンシュウハグマはその中の一つ。

満開の株。

センブリ(千振)、5弁と4弁の花を付けた株。

こちらは全て4弁の花の株。

リンドウ科センブリ属の2年草(1~越年草)で北海道~九州に分布。

胃薬として有名なのはご承知の通り、相当苦いらしいですが飲んだ事は有りません。

ヤブコウジ(藪柑子)の実、別名ジュウリョウ(十両)。
サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木で北海道~九州に分布。
万両、千両、百両(唐橘)、十両、一両(蟻通し)まで有ります。

サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木で北海道~九州に分布。
万両、千両、百両(唐橘)、十両、一両(蟻通し)まで有ります。

リュウノウギク(竜脳菊)が咲いてました。

キク科キク属の多年草で福島・新潟以南~九州(宮崎)に分布。
葉を揉むと竜脳の(樟脳に似た)香りがする事が名前の由来。

葉を揉むと竜脳の(樟脳に似た)香りがする事が名前の由来。

リンドウ(竜胆)も咲き出してました。

リンドウ科リンドウ属の多年草で本州~九州に分布。

この日行きませんでしたが、尾根には既に沢山咲いてたようです。

続く・・・。
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