to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

ラッキー・ユー

2008-04-29 00:38:20 | the cinema (ラ・ワ行)
恋の最高の駆け引き -それは何もしないこと-
製作年度 2007年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 124分
脚本 エリック・ロス/カーティス・ハンソン
監督 カーティス・ハンソン
出演 エリック・バナ/ ドリュー・バリモア/ロバート・デュバル/デブラ・メッシング/ホレイショ・サンズ

天才ポーカープレーヤーのハック(エリック・バナ)は、家庭を捨てた彼の父親で伝説的プレーヤーのLC(ロバート・デュヴァル)に対して複雑な感情を抱いていた。うそとズルと泥棒は許さないというピュアなビリー(ドリュー・バリモア)との出会いによりハックの心もほぐれていくが、ポーカー世界大会で父と勝負することになり……。(シネマトゥデイ

ラスベガスを舞台に、相手を"読む"ことでは天才的な才能を持つ凄腕のポーカー・プレイヤーが、
歌手になることを夢見てベガスにきたばかりのシンガーの卵と出会い、
自分に欠けていたもの、自分の弱点を知り成長して行くまでを描いている。

主人公のハックは、いつも相手のウラばかりに気をとられ勝負をしてきたので、
勝負には強いが、誰にも心を許さない孤独な男。
素直で間逆のビリーに惹かれるが、
これまでの彼の生き方を象徴するような事で、ビリーを傷つけてしまうし
ポーカー世界選手権の出場のための資金さえままならない不運続きの日々を送るハメになる

自信家で短気な為、順調に一人勝ちしていても、最後の最後でスッテンテン
その日暮のようなギャンブラー。
あぶく銭だからあまり執着もないのか、勝ちにだけこだわるが、
ハックとチーバー親子の間を行き来する亡き母の形見の指輪は、別格らしい

ポーカー世界選手権に出場し、彼にポーカーを教え、母と自分を捨てた父親、LC・チーバー(ロバート・デュバル)に
今までの借りを返したいと願うのだったが―

タイトルからはなんとなくドリューが勝利の女神的存在で、ふたりで大舞台に出るのかな?
と思ったら、、違いますから~
もちろんラブ要素は、このギャンブラーの物語の軸になっているのだけれど、
流れは完全にポーカーの世界ですので、そこを楽しめるかどうかが鍵です、この作品

華やかなカジノというより、カジノで生きる人たちのちょっと変な生活も覗け、
その舞台裏ではそうなのかーとリアルに感じるシーンもあるし、
何より、ストイックな勝負の世界に生きる父と息子のシーンはやはり惹かれてしまう。
ハックは自分の生きざまと技の全てを出し切って、ゲームに勝利する事ができるのか―。

クールだけどどこか甘さの抜けないギャンブラーのエリック・バナもいい
ポーカー界の伝説の男、ロバート・デュバルはまさにはまり役!痺れます~
ドリューは今回は歌も頑張ってました
甘さ控えめな男のラブ・ストーリーです
コメント (14)
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