「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(MLB)最近絶好調のシカゴ・カブスの鈴木誠也<2023年9月

2023-09-08 18:47:40 | MBL & プロ野球

鈴木誠也、4試合連続マルチで3打点 ロス監督は「オールスター級の選手に見える」と絶賛
[2023年9月7日9時8分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202309070000117.html

8月になってチームの状態が上向きになっているシカゴ・カブス。鈴木誠也もチームの好調に釣られるかのように調子を上げて、9月に入ってからは絶好調です。
「鈴木誠也って、こんなすごい選手だったのか?」
と、思えるような好調ぶりです。
やっぱり元広島の黄金期の主軸ですから、チームの調子が上がると、スイッチが入るのでしょうね?(来年は、春先から入れよな!)

「最近30試合は打率3割4分2厘(111打数38安打)、8本塁打、24打点」

5番6番の打順が多いですから、この打順でつながると大量点に結び付きやすいです。カブスが勝つ確率も高まります。そのようなわけで、カブスは中地区1位のブルワーズに1・5ゲーム差の2位に浮上しました。鈴木誠也の絶好調が終わりまで続けば、地区優勝までありそうな流れです。

プレーオフ進出のワイルドカード争いも、1位のフィリーズまで2ゲーム差位です。今の勝率ならポストシーズンも有力です。
カブスのデービッド・ロス監督も・・・
「この好調期間中はオールスター級の選手に見える。」
と、誉めています。
OPSも、0807まで上昇しました。
ちなみに打率のいい吉田正尚が、OPS0812でかなり接近してきました。
OPS評価はC(良い)が、07667~08333です。
鈴木誠也と吉田正尚は、もう少し頑張るとOPS評価でB(非常に良い)にランクアップします。そうなると一流です。どっちも日本では、超一流ですからもう少し頑張ってほしいですね。

ア・リーグ東地区首位のオリオールズの藤浪晋太郎は、変わらず好調です。プレーオフ進出は、ほぼ確定ですから大きな舞台で頑張ってほしいですね。春先の絶不調を思うと本人も夢を見ているような気がしていると思います。

翔平君の話題は、残念ながらありません。故障を直すことが第一ですが、その後どうするのかもよく考えて欲しいですね?
打者として超一流の才能があるのですから、個人的にはもう二刀流は止めて、打者に専念してほしいと思います。

メッツの千賀滉大は、10勝目を挙げて早くも弱小メッツのエースになりました。メッツも千賀滉大を安く獲得してお得でしたね?普通10勝以上、コンスタントに勝てる先発投手は、今30億以上だと思います。(千賀滉大は20億の5年契約)
もっとも、23~25年で合計400イニング以上投げれば、オプトアウト(契約破棄)の権利が発生します。この時は、年棒の上乗せ交渉が出来ると思いますので今年の成績を続ければ、かなりの年棒増になると思います。
今年は既に、143イニング登板しており1年平均134イニングはクリアしています。
やっぱり故障せずコンスタントに良い成績を残せば、それが年棒に反映されます。

無事是名馬!
(聞こえたかな?翔平君!)

※こうして考えると、日本のプロ野球でチンタラやっていてはダメですね?実力のある選手は、最初からメジャーにいけば、日本では考えられないような給料が得られます。吉田正尚も千賀滉大も、5年100億円くらいですから日本にいたら永遠に無理でしょう?

イチロー
イチロー氏の純資産はMLB3位の約198億円! 米メディアが算出、1位はAロッド
2020.02.19
https://full-count.jp/2020/02/19/post694191/
イチローは毎年2700万もらえる!メジャーリーグの手厚い年金制度 日本のプロ野球は?
2023/02/05 10:00
https://money.smt.docomo.ne.jp/column-detail/731134.html
メジャーで成功すれば、「こ~~~~!!!んなに」美味しい話が待っています。やっぱり、才能のある選手は、最初から目標をそこら辺において頑張るべきですね。
プロ野球なんか、しょぼくて!やってられないでしょう!

更におまけがあって?
テキサス州は、所得税ゼロ!
テキサスの球団
「ヒューストン・アストロズ」
「テキサス・レンジャース」


同じ資料を基に正反対の結論を書く記事のどちらが本当か?<ウクライナ紛争2023年9月

2023-09-08 18:46:17 | ウクライナ紛争

「イギリスの王立統合軍事研究所(RUSI)」が発表した報告書によると・・・と言う枕詞で書かれた記事が2本あります。

①『ロシア軍、歴史ある「戦場の神」の火が消える危機』
2023年9月6日(水)15時45分
デービッド・ブレナン
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/09/post-102578_1.php

②『反攻4カ月目は防衛線突破を阻止したロシアに軍配、ウクライナは装備を失い過ぎた──RUSI』
2023年9月5日(火)16時36分
ブレンダン・コール
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/09/4-199.php

②の記事が、意味不明なことを書いています。「英国王立防衛安全保障研究所」が、どう言っている・こう言っていると言いながら、「反転攻勢を急いだあまりの装備損失は、持続不可能なレベルに達している」とこの部分を最初に結論に持ってきています。

その最初の結論を、補強するために尾ひれを付けていますが、話はさっぱり分かりません。
で、キーウ・インディペンデント紙を持ち出して・・
NATOで訓練を受けたウクライナ兵士の話を持ち出しています。その内容が?
『より装備の整ったロシア軍に立ち向かう際に「自らの力不足を感じている」』と証言したと書いています。

ウクライナ軍の情報統制を考えるなら、単なるウクライナ兵士がメデイアの取材をウクライナ軍の許可なしで受けることは、考えられません。受ける場合は、軍の広報の許可があります。簡単に言うなら?
「ロシア兵に、ビビってます・・」
などと言う兵士の証言などあるはずがありません。

それでも足りないと思ったのか?
NATOの将校やNATOの訓練を、こきおろしています。

だから、結論?
(ウクライナ軍は)「反転攻勢を急いだあまりの装備損失は、持続不可能なレベルに達している」
要するに・・
「ロシアはウクライナ軍の防衛線突破を阻止する戦術的成功を収めた」

と、こう言いたいわけです。そんな結論が、「イギリスの王立統合軍事研究所(RUSI)」の報告書に書かれているのかは、実際に読んでみないと不明です。そんなのを、一々実際に読む読者はいないと思います。

だから、②の記事を読んで「そうなのか・・」と思った人は、「ロシアはウクライナ軍の防衛線突破を阻止する戦術的成功を収めた」と何となく理解する(受け止める)と思います。

こうして、この情報が独り歩きし始めます。大体、NYタイムスのやり方と同じです。情報を流してかく乱して、どこかに有利な情報に、結果としてなってしまいます。NYタイムスの場合は、結構色々なメデイアが引用しましたから、いかにもペンタゴンとウクライナ軍に隙間風が吹いているような印象を広めるのに役立ちました。
そうなって、誰に有利かと言うことです。

NYタイムスの場合は、過去同じような誘導記事を何回も書いていますから、はっきり誰のために書いているのか分かります。

「ブレンダン・コール」さんの書いた記事を更に読んでいくと何らかの傾向が見られるのかもしれません。少なくともウクライナに好意的でないのは、はっきりしています。

『ウクライナが前線での成果報告、ロシアは「反転攻勢は失敗」と分析』
ロイター編集
2023年9月6日午前 11:31 GMT+913時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/R4Q6P2XD6NO55IY443ZOKQN5HE-2023-09-05/

『一方、ロシア国防省によると、ショイグ国防相は「ウクライナ軍はどの戦線でも目標を達成していない。最も緊迫しているのはザポロジエの戦線だ」と述べた。』

②の記事は、ショイグ国防相の主張とほぼ同じですね。
果たして、それが本当なのかどうか?
「英国王立防衛安全保障研究所」の名前を使って、このような記事も書くことが出来ます。

だから、単純に一つの情報や一つの記事を鵜吞みにしないことです。沢山読めば、嘘を言っている記事やニュースは、どこかで矛盾する部分が出てきます。「矛盾する部分」が出てくる記事やニュースは、フェイクであり捏造です。

※ちなみに、「反転攻勢を急いだあまりの装備損失は、持続不可能なレベルに達している」と言う部分に少し説明を加えます。
ロシア国防省は、ウクライナ軍の反撃が始まった初期の段階で・・
「戦車245両、装甲車678両」を破壊したと、高らかに戦果報告をしています。この段階で、西側が新規に供与した装備は、ほぼ全部喪失したことになります。
約1か月後にプーチン氏自身が、なぜか全く同じ数字を挙げて戦果を誇っていました。

確かに初期の段階で戦車数両を含む装甲車を合わせると40~50両の損害が出たようです。その後、ウクライナ軍は短期突破方式を中止して斬進方式に戦術を変更しました。余りに損害が多かったからです。

その後、この破壊された戦車や装甲車は回収されて修理に回されました。そのうちのかなりの部分は、修理されて前線に復帰したように聞いています。

戦車に関しては、これまで破壊されたのはレオパルト2戦車が、8両くらい破壊されて修理不能なようです。イギリスのチャレンジャー2は、最近1両が破壊されました。

ロシア軍の発表によると、ウクライナの戦車は6月の前半の段階で245両破壊されました。

口先で沢山破壊することは出来ますが、その分が戦場からなくなるわけでは、ありません。ウクライナ軍は、装備は大事に使っています。特にザポリージャ戦線では、そろそろ西側の戦車が大活躍すると思います。地雷原を突破すれば、戦車の出番です。


(アフリカ)フランスの新植民地主義の破綻(ニジュール・ガボン)<2023年9月

2023-09-08 18:43:36 | アフリカと中東

旧植民地におけるフランスの影響力の衰退、ガボンのクーデターで露呈
2023.09.06 Wed posted at 20:15 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35208761.html

なぜ、フランスの旧植民地から独立した国家で軍事クーデターが大いのかを調べてみるとフランスの新植民地主義とも言うべき外交政策が見えてきます。
一見民主主義、実際はフランスの意を受けた独裁政権であるケースが多いのですね?
独裁者はフランスの後ろ盾を得て政権を維持して、その代わりフランスに鉱物資源や利権を与える構図です。当然、独裁者にはその分け前の多くが入ります。
アフリカによくある腐った独裁者が利権や資源を貪る構図の裏側には、フランスがいるケースが多かったようです。だから、これらの国々では国民は貧しいままに放置されます。

直接の引き金は、イスラム過激派組織のアフリカ侵略だと思います。それに対抗するために軍事クーデターが頻発した部分もあります。

しかし、全部の国にその脅威があるわけではありません。皮肉にも民主主義が社会に根付きその国の教育レベルが向上したからフランス追放のクーデターが起きている国もあります。

その流れを簡単に表現するなら、戦後続いてきたフランスの新植民地政策の破綻と言えます。もう搾取や支配を目的とする国家間の関係は、維持できないし許されないということです。