「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

金正恩氏と「同志」になったプーチン氏<2023年9月

2023-09-17 09:59:03 | ロシアと周辺国

ロシア側の金正恩氏の歓待ぶりは、大変なもので金正恩氏は予定を変更し、もうしばらくウラジオストクに滞在するようです。
BBC
金総書記、ロシア滞在を数日延長 ペスコフ報道官が発表
2023年9月15日
https://www.bbc.com/japanese/66816536

金正恩氏と「同志」プーチン氏の会談は大成功だったようで互いに満足のいく内容だったようです。

プーチン同志の手土産は?
『プーチン氏、北朝鮮の人工衛星開発支援を表明 金氏と対面』
2023年9月14日午前 9:41 GMT+92日前更新
https://jp.reuters.com/world/us/WE5UXWQNCFPTRFKT53KYSJ3AHQ-2023-09-13/
※他にもあると思います。

で、結論?
『ロ朝首脳会談、金氏「帝国主義と戦う」 軍事協力にプーチン氏言及』
2023年9月13日午後 8:04 GMT+93日前更新
https://jp.reuters.com/world/us/IOCHOGYF4FJSTAT77AB2GZ5PHY-2023-09-13/
BBC
『金総書記、プーチン大統領と4年ぶり会談 共に「帝国主義」と戦うと』
2023年9月13日
https://www.bbc.com/japanese/66793626
※団結して、「帝国主義と戦う」ようです。ロシアの帝国主義は、全然問題がないようです。

『焦点:ロ朝首脳会談、孤立国の結束で米主導の国際秩序に挑戦』
Josh Smith
2023年9月15日午後 2:27 GMT+91日前更新
https://jp.reuters.com/world/russia/MJNN4U6CUFMTTETPICTH6XYM4Q-2023-09-15/
『13日に会談したプーチン、金両氏は互いを「同志」と呼び親密さを印象付けた。』

※これも、プーチン同志の手土産です。
『プーチン氏、金総書記の訪朝招請を快諾=ロシア大統領府』
2023年9月14日午後 8:36 GMT+92日前更新
https://jp.reuters.com/markets/global-markets/SX4IFMTLQJOYXDJRKPOUERCU7Q-2023-09-14/

プーチン同志の「一発満額回答+お土産どっさり」の結果、金正恩同志との固い友情と協力関係が出来上がったようです。

しかし、さすがにプーチン同志もやや気分が悪かったようで、すぐソチに引き返し・・
『プーチン氏、ロ朝軍事協力「模索」=ベラルーシ大統領と情報共有』
2023年09月15日 19時11分
https://equity.jiji.com/oversea_economies/2023091501071

お気に入りのルカシェンコ(ベラルーシのポチ)と無駄話をして、憂さ晴らしをしたようです。

いかに必要に迫られようと、金正恩同志と親しく付き合える人は、ごく少ないと思います。プーチン同志が世界で初めてでしょう。しかも、わざわざウラジオストクまで出向いてです。

書いているだけで目眩がしそうな独裁者同士の会談でした。

なんだか?
昔の連合国と枢軸国を思い出してしまいます。
スケールは、かなり小さいですが?
(ロシア・ベラルーシ・北朝鮮、一応3か国です?)
イランだって逃げ出すと思います・・・
(この仲間に入るのは、さすがにイヤでしょう?)

※このような見解もあります。そうであるかどうかは、知りませんが?
『「ここまで落ちぶれたのか」...プーチンが見せた、金正恩に「すり寄る」弱々しい姿に専門家も驚きの声』
2023年9月16日(土)13時20分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/09/post-102648.php

(確かに写真を見る限りでは、金正恩同志の方が自信に満ちていて貫禄があるようには、見えました・・・)


海軍のないウクライナがロシアの黒海艦隊を削りつつある不思議?<ウクライナ紛争2023年9月

2023-09-17 09:54:39 | ウクライナ紛争

ウクライナの海上ドローン、ロシアのミサイル艦を攻撃=関係筋
2023年9月16日午前 2:18 GMT+97時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/SAHKVO6RARPAZEZ44VTDOVWF3M-2023-09-15/

クリミア半島の港湾都市セバストポリの港湾入り口で、ウクライナの海上ドローンがロシアの小型ミサイル艦「サムーム」を攻撃し、攻撃したようです。
『攻撃を受けたミサイル艦は片側に傾き、修理のためにえい航されたという。』
と言うことですから、自力航行が出来ない程度の損傷を受けたようです。

これまで戦闘不能に陥ったロシアの黒海艦隊の艦艇は・・
タピール級揚陸艦「サラトフ」(2022年3月、弾道ミサイル攻撃で大破)
ミサイル巡洋艦「モスクワ」(2022年4月、対艦ミサイル攻撃で穴が空いた)⇒曳航中沈没
救助曳船「ワシリー・ベフ」(2022年6月、同じく対艦ミサイル攻撃の犠牲に)
オレネゴルスキー・ゴルニャク(大型揚陸艦)⇒数日後にドライドック入り(多分、戦争中の復帰はムリ)
<先日のセバストポリの乾ドック攻撃>
ロプーチャ級揚陸艦
キロ型潜水艦
※推定、破壊ないし大破

かなりの数が、これまで大破または撃沈されています。現在の海上での戦闘では、ミサイルやドローンの射程内にある海上戦力はほぼ無力であることを証明しています。

黒海のような狭い湖のような海に大きな海上戦力を配備しても大した意味がないことをウクライナ軍が証明しつつあると言えます。

クリミアのセバストポリのロシア海軍基地に配備されているロシアの艦艇は、全部危ないでしょう。しかも、今回港湾の入り口で攻撃されていますから、さっさと逃げ出さないと全部破壊されそうです。

ウクライナの方には、そもそも攻撃対象になる海上戦力がほとんどありません。今ウクライナ海軍が保有しているのは、高速の沿岸警備艇だけです。

こうなってくるとロシア海軍の艦艇が一方的に攻撃され、順次破壊されるだけのようです。狭い海域では、旧来の海上戦力はほとんど役に立たないことが判明しました。

クリミアのセバストポリのロシア軍の艦艇を全部、撃破したらロシア南部の港湾を狙うのでしょうね。そうなるとロシア海軍の艦艇は、居場所がなくなって内海のアゾフ海の奥のロストフ・ナ・ドヌー(ロシア南部軍管区の司令部がある都市)近くの港に逃げ込むしかありません。

ここだってウクライナ軍がマリウポリМаріупольを奪還したら、100kmくらいしか離れていません。ミサイルを簡単に撃ち込めますし、無人艇でも攻撃できます。

クリミア半島は、黒海に対する海の砦のような位置にあります。黒海でもアゾフ海でも全域が攻撃範囲です。黒海の南の向かい側は、NATO加盟国のトルコです。しかも黒海の外界への出入り口は、トルコのイスタンブールにあるすごく狭い通路です。トルコが許可しないと黒海への出入りが出来ないようになっています。

ロシアの黒海艦隊は、トルコの同意がなければ黒海の外に逃げ出すことすら出来ません。

ロシアが自分の海のようにこれまで振舞ってきた黒海は実は、周辺諸国のどこかがミサイルなどの攻撃兵器を持てばたちまち艦艇の墓場に変身する海です。これまでは、その国はトルコしかありませんでした。今、ウクライナがそうなりつつあります。

しかもロシアの穀物輸送船にしろ原油を運ぶタンカーにせよ、全部黒海の西を通り狭いトルコのイスタンブールを通過しないとエーゲ海に出られません。

ウクライナの穀物輸送船を海上戦力で妨害してきたロシアは、クリミアをウクライナに奪還されると?
反対にウクライナにロシアの穀物輸送船と原油を運ぶタンカーが人質に取られると言うわけです。

ウクライナが、せっせとロシアの黒海艦隊を削るのには単にクリミア奪還だけでなく、黒海を逆封鎖する意味があります。ロシアは、ここを封鎖されると穀物は陸路でしか輸送出来なくなります。

陸上の戦争に気を取られている(間抜けな)ロシアは、段々(賢い)ウクライナに黒海を逆封鎖されつつあります。

大陸国家は、こういう点で間が抜けています。
つまり、これまではロシアの海であった黒海をロシアが放棄したのと同じ結果が生まれつつあります。

※これが、セバストポリのオルジョニキーゼ艦船修理工場を攻撃した時の映像だそうです。
Ukraine strikes Russia’s Black Sea fleet in major attack
https://www.youtube.com/watch?v=7n-CzWZzNi8


自衛隊の「高機動車」がタイその他に転売されているらしい<2023年9月

2023-09-17 09:52:53 | 日本の社会

陸自の中古「高機動車」タイに流出…業者が転売か、規定に反し破壊せず簡易解体で輸出
2023/09/16 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230916-OYT1T50008/

非常に問題があると思います。更には、タイ以外にも転売されている例もあるようです。買う国には、どこにでも売るようです。解体業者は、お金になればどこでもいいようです。

フライデー
「自衛隊高機動車」のロシア転売疑惑に批判が集まる中で陸上自衛隊「軍用車」の墓場を発見!
廃棄された後はどうなるのか?
2023年07月04日
https://friday.kodansha.co.jp/article/318321

どうやら、ロシアに転売している例もあるようです。かなり悪質ですね。解体業者には解体の費用も出ているはずです。それを内緒で売れば、ボロ儲けです。

大体、「高機動車」だけについて言えば自衛隊の特殊任務用に頑丈に作られているわけですから、災害時に有効に活用できます。まだ使用できる車両は、地方自治体に払い下げれば災害時には助かると思います。普通の車なら無理なところも走れますからね。

トラックだって、民間で再利用できるかもしれません。つまり、地方自治体に優先的に払い下げて引き取り手のない分は競争入札で販売すれば、良いわけです。

流石に武器はダメですが、車両ならいいと思います。外国では武器すら売ります。
ネットで中古戦車を買ったイギリス人がいます。
衝動的に入札したら落札出来て約180万円くらいで購入しました。戦車を置ける駐車場がなくて家を買ったそうです。その後、整備して公道を走る計画だったそうですが、その後どうなったかは知りません。イギリスでは許可を取ると民間人でも戦車で公道を走行できるようです。それは、やや問題があるような気もしますがイギリスのことですから、いいでしょう。
BBC
Tank buyer has to move out of two-bedroom flat near Bristol
Published
15 October 2015
https://www.bbc.com/news/uk-england-bristol-34537326

イギリス人で戦車を買う人は、他にもいます。
2017年04月17日
イギリス人、オークションで買った戦車から純金発見
https://zapzapjp.com/51077124.html

※なんと!戦車から200万ポンド(約2億7000万円)ほどの価値の金の延べ棒が、見つかったそうです。
購入費約3万ポンド(約410万円)。

※要は、自衛隊の中古車両は競争入札で売却して、せいぜい税金を回収するべきであると思います。解体業者に解体手数料を払って、解体業者にボロ儲けされているようでは甘すぎると思います。

戦車まで売れとは言いませんが、中古車両くらい売るべきでしょう。税金の有効活用を考えないから、このような事件が起きると思います。

それこそ、全部まとめてウクライナに送ったら喜んで使ってくれます。他の国なんか民間で寄付を集めて中古車を買って、ウクライナに寄付している国さえあります。
『 ウクライナ軍を「中古車」で支援…ラトビアから1500台超、ボランティアが運転し届ける』
2023/09/02 17:51
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230902-OYT1T50004/

東南アジアには貧乏な友好国だってあると思います。それらの国に寄付したっていいでしょう?

解体業者にボロ儲けをされるより、マシな処分方法はいくらでもあると思います。

※おいおい???
陸自の高機動車流出、日本に「逆輸入」された車両も…自家用ナンバー交付
2023/09/17 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230916-OYT1T50275/
「もう1両は今年3月、長野県内で自動車関連会社を営む男性が約3600万円で売りに出していた・・」


立憲民主党の原口一博議員の信じがたい「ネオナチ政権」発言<2023年9月

2023-09-17 09:51:11 | 日本の政治経済

立民の原口一博氏、ウクライナ巡り「ネオナチ」発言…在日大使館「絶対に受け入れない」
2023/09/15 20:26
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230915-OYT1T50273/

「日本はネオナチ政権の後ろにいる」と発言したようです。

これは、ロシアが軍事侵略の口実にしたプロパガンダそのものです。それが事実かどうか調べれば、すぐ分かると思います。単なるロシアの言いがかりにすぎません。ネオナチなどロシアの方に沢山います。

無知を通り越して呆れ果てます。
ネット上でフェイクニュースを垂れ流している、ロシアのお先棒を担いでいる訳の分からない輩と同じです。フェイクニュースを拡散したのと同じですよ!

『日本はネオナチ政権の後ろにいる』

ここに事実のかけらでもあるのかどうか?
ないでしょう?

即刻、国会議員を辞職して政治から引退するべきだと思います。
今のロシアを利するような発言を国会議員の立場で発言するのは!
『売国奴!』
と、糾弾する以外にありません。

ウクライナ市民がロシアの戦争犯罪の無差別攻撃で、毎日死傷しているのをなんだと思っているのか!

原口一博君!
君!死になさい!

日本の恥だ!!!


(絵画)いまだに続く第2次世界大戦の影<2023年9月

2023-09-17 09:49:41 | ヨーロッパ

タイトルが、時々セキュリテイ・ソフトに引っかかることがあるので、記事タイトルは変えました。チェックするのは、ドイツ製のセキュリテイ・ソフトです。実際に、危険なサイトにされたことが、過去にあります。いかにドイツが、特定のキーワードに敏感か実感しました。
実際には、ナチスドイツの影です。

BBC
米検察、エゴン・シーレの作品を美術館から押収 ホロコーストで盗難との訴え受け
2023年9月15日
https://www.bbc.com/japanese/66817153

他にもあります。

フランス、クリムト作品をユダヤ人家族に返還へ ナチス時代に売却強制された過去
2021年3月16日
https://www.bbc.com/japanese/56411194

ナチスがポーランドから略奪した絵画、東京で発見され返還
2023年6月4日
https://www.bbc.com/japanese/65795419

ナチスドイツに強奪されたり、手放すことを強制された事実が証明できれば、元の所有者の家族が返還を請求できるルールのようです。時効は、停止されているようです。日本人には、分からないナチスドイツ関連の犯罪行為の取り扱いです。

近年になってからも収容所の女子事務員だったと思いますが、ナチスドイツに協力した罪で逮捕されていました。生きている限り、ナチスドイツ関連は逮捕されます。
BBC
ナチス収容所のタイピストだった97歳、有罪判決 1万人以上の殺害に関わったと認定
2022年12月21日
https://www.bbc.com/japanese/64047851
47NEWS
余生を送っていた101歳の「ナチス戦犯」に禁錮刑、ドイツ司法機関が懸命の追跡 親衛隊の大物はみな死亡、残るは下級隊員
2022/12/11(日) 10:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf945ce85d4a4e4609fdb15ee9ebbb0fc8738142
AFP
94歳の元ナチ親衛隊員、初公判 アウシュビッツの17万人殺害で
2016年2月12日 12:18 発信地:デトモルト/ドイツ [ ヨーロッパ ドイツ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3076651

生きている限り追及するという司法の態度です。

それほどにヨーロッパでは、ナチスドイツの追及は厳しいし犯罪行為は重大であると言う認識なのでしょうね。

※過去の植民地時代に関連する案件もあります。

BBC
英ロンドンの博物館、ナイジェリアに略奪した工芸品72点を返還
2022年8月8日
https://www.bbc.com/japanese/62460902

大英博物館で展示のパルテノン神殿の彫刻は「イギリスに所属」=英文化相
2023年1月13日
https://www.bbc.com/japanese/64246422

英ケンブリッジ大学、略奪工芸品をナイジェリアに返還へ
2022年12月16日
https://www.bbc.com/japanese/63995907

世界のこぼれ話
ロイター
2023年7月3日2:22 午後Updated 2ヶ月前
オランダ国王、奴隷制関与を謝罪 「人道に対する罪」
https://jp.reuters.com/article/netherlands-king-slavery-idJPKBN2YJ085

※重大な罪は、時を経て追及される場合もあります。国王が謝罪しました。「人道に対する罪」について謝罪しています。

※「人道に対する罪」の法律の概念は、第2次世界大戦後ナチスドイツの戦犯を裁くために考え出された法概念です。それまでは、このような罪を裁く法律がありませんでした。言わば「泥縄式」に作られたと言えます。しかし、必要であったと言うことでしょうね。本来、法律には「不遡及の原則」があります。「人道に対する罪」は、過去にさかのぼって責任を追及される場合もあります。

ナチスドイツを裁くために作られた方概念である「人道に対する罪」は、他にも拡大解釈される場合もありうると言うことです。

「人道に対する罪」は、残虐非道な戦争に関する犯罪を処罰するために作られた特別の法律と言えます。もちろんこの法律を適用するには、適用する主体が必要です。あれば処罰されますし、なければ罪を逃れることも可能かもしれません。しかし国際的な合意が形成されれば、罪は消えません。


白昼堂々、衆人環視の中でロシアが行っている戦争犯罪は、今後長く追及されます。ロシア人は国際法を無視しますから、自分たちは安全だと思っています。しかし、永遠にロシアの国境が戦争犯罪人を守れるとは、限りません。ロシアで政治体制が変わったら、どうなるかを全然考えていないようです。

BBC
プーチン大統領らに逮捕状、ウクライナ侵攻めぐる戦争犯罪容疑 国際刑事裁判所
2023年3月18日
https://www.bbc.com/japanese/64985430

※この逮捕状に時効は、ありません。