「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

高齢者の食事の基本(肉を先に食べる)と意外と知らない高齢者のうつ病<2023年9月

2023-09-18 18:27:31 | 食事と食品

「野菜ファースト」はダメ絶対! 日本の高齢者5人に1人が不足、食事で初めに口にすべきものは?
2023年9月8日(金)19時30分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2023/09/post-102597.php

さて何歳くらいで分ければ良いのか分かりませんが、高齢者の食事の順番を指摘しています。
これまでどちらかと言うと血糖値の急激な上昇や肥満を防ぐのに効果的であるとされるのが・・
野菜類~肉・魚~ご飯 の順番の食べ方です。

高齢になるとこの順番は、ダメだと指摘しています。
加齢とともに食事量が減り消化に時間がかかるようになります。こうなると少しの食事で腹がいっぱいになりその後、腹が減りません。

この状態で「野菜類~肉・魚~ご飯」だと栄養不足になるという指摘です。
特に筋肉や骨の材料である「タンパク質」の不足は致命的です。「タンパク質」が不足すると体重が減り筋肉量が落ちます。
単純に運動能力が低下し転倒しやすくなります。

そして記事の中には書かれていませんが・・・
個人的には、骨粗しょう症の原因にもなっていると思います。

『高齢者が「かくれ栄養失調」になると、どんどん食べる力が落ち、栄養状態が悪化してフレイルに陥ることにもなりかねません。
70歳以上の日本人の5人に1人がタンパク質不足といわれています。』

このような悪循環を避けるためには、「タンパク質」を最初に十分に食べる必要があります。高齢になるほどに「タンパク質」は大切な栄養素だと言うことです。

筆者は「肉~野菜~ご飯」の順番を勧めています。
私は、むしろ「肉~ご飯~野菜」だと思います。

そして野菜の量を食べるには、温野菜が大切です。生野菜は消化にも悪いですし腸を傷つける場合もあります。歯にも問題があるかもしれませんから、生野菜は二重の意味で高齢者には、不向きだと思います。ビタミンが心配なら果物を食べればよいと思います。

肉を最初に食べる食習慣にすると・・・
『気がつくとセロトニンの材料となるトリプトファンというアミノ酸を肉からしっかり摂取し、幸せと意欲が向上しています。うつうつとした気分とはおさらばです。』

これも大切なポイントです。
【70代前半までは認知症よりうつ病の人】の方が多い。
認知症とうつ病は、見分けが付きにくく判断できるのは専門医だけでしょう。
何かおかしいな?と思ったら専門医を受診するのがいいかもしれません。
診断のポイントは?
「食欲はありますか?」
と尋ね・・
「何を食べてもおいしくない」
「食欲がわかない」
「食が細くなった」
このような場合には、この医師は
「認知症よりもうつ病の可能性が高いと診断します。」

更に・・「ちゃんと眠れていますか?」
『もしも「夜中に何回も目を覚ます」という場合は、うつ病の可能性が高いと診断します。寝つきは悪くないが眠りが浅い熟睡障害は、うつ病による不眠の典型的な症状です。』

『実際に、認知症とうつ病は見分けがつきにくいのが特徴です。

うつ病は、70代以降の人が一気に老け込む要因です。そのまま放っておくと、徐々に運動機能と脳機能が衰え、あっという間によぼよぼになってしまいます。』

このような事だそうです。
なんだか、おかしいと思ったら専門医を受診した方がいいと思います。
特に「高齢者のうつ病」は、専門家ですら判断しにくいそうですので、早めの受診が早く健康を取り戻すのに役に立つと思います。

特に、「肉類」の不足は悪影響があるようです。

食べ物でうつ病予防できるならそうするべきだと思います。その他様々な高齢者の体力低下の防止にも効果があります。
肉や魚などタンパク質を食事の最初に十分に食べる食習慣に変えては、いかがでしょうか?

これを書いた医師は。
精神科医の和田秀樹(わだ・ひでき)さんです。

『高齢者のことをあまり知らない医者だと「年のせい」で片づけられてしまいがちです。』

つまり受診するにしても高齢者医療の経験のある精神科医か心療内科の医師を受診するべきであることになります。
町のヤブ医者にかかると?
「年のせい」と言われて、終わりかもしれませんよ!
ヤブと出来のいい医者は、どこにでもいますからね!
この判断を間違えないことも、老後を無事に暮らす大切なポイントです!
ヤブに百年かかっても、病気は治りません。
これは、自信を持って言えます。
自分で経験したからです。


(アフリカ)ニジェールの軍事政権のその後<2023年9月

2023-09-18 18:25:37 | アフリカと中東

駐ニジェール大使、「フランス大使館で人質」に マクロン大統領
2023.09.16 Sat posted at 09:20 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35209182.html

フランス大使、ニジェール離れず 軍事政権の出国命令に従わず
2023.08.30 Wed posted at 13:38 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35208430.html

まだ、軍事クーデターは認められないと言うことで粘っています。軍事政権からは、フランス大使の国外退去が求められています。ビザ(査証)は取り消され、ニジェール警察に大使を国外追放するよう指示されています。指示は25日に出されました。

しかし、ニジェール国内にはまだ1500人程度のフランス軍が駐留していますので、ニジェールの軍事政権もあまり手荒なことも出来ず・・
「日干し作戦」のようです。
推測すると・・
大使館の周囲を包囲して外部との交通を遮断しているのであろうと思います。
シルバン・イッテ大使はフランス大使館に籠城して、「軍用糧食を食べて・」頑張っているようです。フランス政府が退去命令を出さないので逃げられません。官僚とはつらい商売では、あります。逃げたらフランスに帰ったら失業ですからね?

もう既に軍事政権が政治権力を掌握している以上、フランス政府がそれを認めようと認めまいと現状は変化しません。それよりニジェール軍ともめ事を起こさずフランス軍を撤退させるべきではないか・と思います。

やはり軍事クーデターの起きて政変が起きたブルキナファソとマリ政府は、ニジェールの軍事政権の支持を決定しています。

もし、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が軍事介入を実行に移すならブルキナファソとマリ政府は、ニジェール政権を軍事的に支援することを表明しています。

であるのに?
欧州連合は気楽に8月28日、仏大使への「全面的な支持」を表明しています。

放置するとエスカレートして、西アフリカ諸国経済共同体とニジェール・ブルキナファソ・マリ連合軍との間で局地戦に発展する危険性を秘めています。

そもそもここ数年で旧フランス植民地国家で軍事クーデターが続発しており、ここに新植民地的な影響力を及ぼしてしていたのがフランスです。欧州連合のお気軽なフランス支持は、そのフランス外交を肯定することになります。

ワールド
2023年8月25日9:42 午前Updated 23日前
ニジェール、マリ・ブルキナファソ軍に領内介入を許可 攻撃に備え
https://jp.reuters.com/article/niger-security-mali-burkina-idJPKBN300010

西アフリカ諸国経済共同体が軍事介入した場合は、即座にマリ軍とブルキナファソ軍はニジェールに進軍して3か国共同でニジェールを防衛する構えです。

西アフリカ諸国経済共同体が軍事介入した場合は、地域紛争勃発必至の情勢になりつつあります。

気楽に外交ごっこをやっている場合でない事を理解しているのかどうか?

ニジェールの政変問題は、あくまでニジェールの国内問題であり外国が介在するのは基本的に間違っています。軍事クーデターの過程において残虐行為があったわけでもありません。無血クーデターと言うべき穏やかな革命です。多くのニジェール国民の支持とフランスへの根深い不信感(と長年の恨み)があると思います。

ここにEUであれ西アフリカ諸国経済共同体であれ何らかの干渉をするなら、それは内政干渉です。

簡単に言うと旧フランス植民地国家で起きていることにフランスは責任があると思います。悪粘りをしても事態が良くなることはありません。むしろ反フランス感情が強まるばかりでしょう。

対テロ戦のマリ駐留仏軍が撤退へ 軍政との関係悪化で
2022年2月17日 22:20 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ マリ アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3390649

なぜ一部のニジェール国民はフランスを追い出し、ロシアを歓迎したいのか
2023年8月3日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66381430

※簡単に言うと、サハラ砂漠を超えてアフリカ中部に浸透してい来るイスラム過激派の最前線にあるのが、マリでありニジェールです。フランス軍などの同盟国が何ら有効なイスラム過激派との戦いをしなかったのが、一番大きな軍事クーデターの原因と言えます。

これらの国々では、フランス軍は10年もイスラム過激派と戦ってきました。しかし、イスラム過激派の勢力が強まるばかりで一向にフランス軍が役に立つ様子がないから、フランスを追放して、ロシア=ワグネルの軍事支援を得てイスラム過激派との戦いを継続しています。

西側諸国が有効なイスラム過激派との戦いの援助を行ってきたなら、軍事クーデターは起きなかったと思います。

そのような事情を考えあわせるなら、非はフランスにあると言わざるを得ません。テロとの戦いをアフリカで適切に誠実に行ってきたのか?と言うことです。利権との絡みもあります。果たして民主的と言われるこれまでの政府が本当にその国にとって民主的で正しかったのか?これも疑問があります。

欧米の特にフランスの色眼鏡を通してみると、軍事クーデターを起こした側が、常に悪いことになります。
「単にフランスの都合が悪いだけでないのか?」
このような疑問は、常にあります。
ここ数年で起きたクーデターは、全部フランスの旧植民地で起きているからです。単なる偶然ではないでしょう?
理由があるはずです。

「フランス大使館で人質」にではなく!
1500人のフランス軍を背景に居座っているだけでしょう?
出てけと言われたなら、悪粘りしないで取り敢えず出て行けばいいと思います。交渉したければ、その後穏やかにすればいいと思います。ニジェールでフランスが過去に善い行いをしていたのなら、話し合いは出来ると思います。


地球には、石器時代の人々も現代人も生きている<2023年9月

2023-09-18 18:23:43 | 国際情勢

ウクライナ紛争で気が付くことは、欧米諸国と南米やアジア、中東、アフリカ諸国では反応が全然違うことです。

欧米文化圏の国々は、どちらかと言うとウクライナを支持します。
それ以外の地域は、中立であるかロシア寄りである場合があります。

どうしてこの違いがあるかを考えてみると・・・
地域により政治制度も社会制度も歴史も、ものの考え方も違うことに気が付きます。

自由や民主主義が正義であり絶対的な価値観を認める国々では、ウクライナ支持が多いように思います。

一方で、そうでない国々は中立またはロシア支持です。

中南米・アジア・中東・アフリカなどの帝国主義時代あるいはそれ以前に植民地であった国々では、中立・ロシア支持が多い傾向が見られます。

そこで石器時代を現代に生きる人々を考えてみると、その事情がより分かりやすいと思います。

今でも、「未接触部族」と呼ばれる人々のグループが残っています。
未接触部族
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AA%E6%8E%A5%E8%A7%A6%E9%83%A8%E6%97%8F
100〜200部族ほどが存在すると推測されています。
場所は・・
アマゾン熱帯雨林を中心とする南アメリカ大陸
イリアンジャヤ(ニューギニア島のインドネシア統治地域)、及びアンダマン諸島
マレー半島と中部アフリカにも居住している可能性があるが、確認が取れていない。

マレーシアに居住する一部のテミアル族は、未接触部族と認定されていませんが人との接触のない部族だそうです。
アフリカにもいるかもしれないと考えられていますが、確認されていません。

地球上には、接触がないから詳細不明の石器時代のノウハウで暮らす人々もいるわけです。

このような人々に、現在の一般的な価値観である自由や民主主義や法治主義を説いたところで無意味であることは、容易に理解できると思います。

※さすがに石器時代まで古くはありませんが、アジア・中東・アフリカにかけては、部族社会が社会の基本である国や地域は、沢山あります。その国や地域では、政治の基本は部族社会であり部族社会の意見がまとまって国や大きなグループの意見になります。

民主主義とは異なる意思決定手段を持つ国は、いまでも沢山あるという事実が見えてきます。そしてそのような国々には、過去に植民地支配や収奪された過去がある場合が、多いです。

このような国々や地域に言ってみれば先進国の立場にある国々が、「自由や民主主義や法治主義」を強引に押し付けようとするから大きな摩擦が起きているのが現状であろうと思います。

軍国・帝国主義のロシアに、「自由や民主主義や法治主義」など説いたところで「鼻先で笑われる」のがオチです。

まだ「自由や民主主義や法治主義」の段階に至っていない国々にそれを押し付けることが正義にかなっているのか?妥当性があることなのか?は、非常に疑問です。

部族社会的な価値観と社会制度で政治がおこなわれている国々は、当分それで社会を運営していくほかはありません。

そこに「自由や民主主義や法治主義」押し付ければ、大混乱が起きて収取が付かなくなります。「自由や民主主義」を理由に腐敗や独裁に陥るのが、一般的な過去の例です。

欧米諸国の傀儡政権が、ほぼ必ず腐敗し独裁に陥るのを見れば、明らかです。

民族自治の原則
内政不干渉

やはり、政治や社会制度の発展の段階には大きな差があります。その程度に合わせて、付き合わなければならない面もあると思います。

新石器時代に生きる人々に干渉しようとは、考えないでしょう。「そっと、しておこう」こう考えるのが今の国際的な合意であると思います。

似たような配慮が、まだ部族社会的な価値観と社会制度で政治がおこなわれている国々には必要だと思います。

「アラブの春」

私は、この言葉を聞くと猛烈に腹が立ちます。

「アラブの大混乱」

欧米がアラブ諸国にもたらしたものです。
これが良いとは、到底思えません。

ウクライナ紛争でウクライナを支持しない、あるいはロシアを支持する国々がある理由だと思います。

今回は、ウクライナ紛争だけを例にあげましたが、気が付くと同じようなことは、実にたくさんあります。


黒海での勢力図の変化(オルジョニキーゼ艦船修理工場への攻撃)<ウクライナ紛争2023年9月

2023-09-18 18:21:28 | ウクライナ紛争

ウクライナ、セバストポリの艦船修理工場に大規模攻撃 火災発生、24人負傷
2023.09.13 Wed posted at 19:40 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35209073.html

ウクライナ軍が13日未明、南部クリミア半島セバストポリ港の艦船修理施設に対して大規模攻撃を仕掛けたとの内容です。具体的には、セバストポリ市にあるオルジョニキーゼ艦船修理工場に対して巡航ミサイル10発が撃ち込まれたようです。(ロシア側は7発撃墜との発表)
ディーゼルエレクトリック潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」と大型揚陸艦「ミンスク」の2隻が損傷したとの情報もあります。

2023.09.17
ウクライナが露セバストポリ海軍基地への攻撃で狙った大きな成果
https://forbesjapan.com/articles/detail/66030

※これが、艦船修理工場を攻撃した時の映像だそうです。
Ukraine strikes Russia’s Black Sea fleet in major attack
https://www.youtube.com/watch?v=7n-CzWZzNi8

専門的な意見では、実はロシアにとって大問題(大損害)が発生したと言うことです。何が大問題かと言うと?

まず、ウクライナの攻撃のリスクのあるセバストポリ市にあるオルジョニキーゼ艦船修理工場に2隻の艦船を入れて修理していたことです。理由は、ここ以外に「乾ドックがないからだそうです。長年、ロシアの黒海艦隊をここで修理してきたのが理由です。
他には、ロシア南部のノボロシスク港にも利用可能な乾ドックを有しているが、それは「浮き乾」ドックで戦闘による損傷の修理や大規模な改修を効率的に行えないそうです。

つまり、本格的な艦船の修理を行える「乾ドック」があるのは、オルジョニキーゼ艦船修理工場だけのようです。

そして「乾ドック」は、それ自体が大型の施設であるだけでなく重機械が複雑に組み合わさってできていて簡単に修理したり建設できるものでは、ないとのことです。

映像を見る限りでは、かなりの損害と言うより大規模に破壊されたと見るべきでしょうね。

ここが破壊されてしまうとロシアの黒海艦隊は、本格的な修理は不可能になります。非効率(=時間がかかる)で大規模な修理の出来ない「浮き乾ドック」しかなくなりました。しかも、こちらは8月4日に損害を受けたオレネゴルスキー・ゴルニャク揚陸艦(ロプチャ級揚陸艦)が入っており当分、使えません。

今後、損傷を受けたロシアの艦船は修理できないか、修理できたとしてもかなりの時間がかかることになります。事実上、修理する手段がないことになります。

今後は、ウクライナ軍に艦船を攻撃され損傷を受けると港に係留して浮かべておくしかありません。ウクライナ軍は、暇なときにそれを狙ってミサイルを撃ち込むでしょう。動かない標的ですから比較的簡単だと思います。

ニュースだけ見ると、単にディーゼルエレクトリック潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」と大型揚陸艦「ミンスク」の2隻が損傷しただけのように思います。

しかし、実際には黒海でロシア軍が唯一保有する「乾ドック」を装備したオルジョニキーゼ艦船修理工場を失ったと言うことでした。

修理不可能ですから、これからはロシア軍は破壊された分だけ作戦可能な艦船が減っていくことになります。

早速、1隻動けなくなりましたね。これは戦争が終わるまで作戦には参加できないと思います。セバストポリ海軍基地に係留しておくだけしか出来ません。
『ウクライナの海上ドローン、ロシアのミサイル艦を攻撃=関係筋』
2023年9月16日午前 2:18 GMT+91日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/SAHKVO6RARPAZEZ44VTDOVWF3M-2023-09-15/

黒海のロシアの艦船は長くは、作戦行動は出来なくなると思います。それも順次、ウクライナ軍の攻撃目標になるでしょう。そして、セバストポリ海軍基地は基地としての機能を半ば失っていると思います。

と言うウクライナ軍の超大戦果が実現されたようです。そして、これが黒海での勢力図の変化です。クリミア半島の西側の海域は、ウクライナの勢力圏になったと思います。クリミア半島の西側の防空設備はかなり破壊され、それとともにレーダー施設も破壊されました。


(アメリカ)インフレがもたらしたもの(車中生活者の増加)<2023年9月

2023-09-18 18:20:06 | アメリカ合衆国

米加州で車中生活者が増加 住宅価格高騰など背景に
2023年9月16日 19:00 発信地:プラヤデルレイ/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3477137

アメリカのインフレが下がらない理由の一つが、家賃の高騰です。家賃の上昇は遅れて出てくるために収まりません。それが、家賃の上昇を招きついには家賃を支払えない人が増えたと言うわけです。

記事のロスアンジェルスの6月の平均家賃は2950ドル(約43万円)に達したそうです。
「米国では2021年に700万人以上が、収入の半分以上を住宅費に費やした。2007年に比べ、25%も増えた。」
「57歳という年齢では、再就職も難しいと嘆く。」

元から家賃が高かったのではなく、タマラ・エルナンデスさんの場合は、450ドル(約6万6000円)だった家賃が10年間で3000ドル(約44万円)にまで跳ね上がったとのことです。

確かにこれでは、個人のレベルでの努力ではどうにもなりません。

『ホームレス問題解決なるか 小さな住宅「タイニーホーム」 米LA』
2021年8月1日 8:00 発信地:ロサンゼルス/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3357748?cx_part=related_yahoo
『米首都、増えるホームレス野営地 AFPフォトエッセー』
2021年8月9日 9:00 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3360349?cx_part=related_yahoo

一番最初に影響を受ける人々は、2021年コロナ禍の時期からホームレスになっているようです。それを何とか免れていた人々にも影響が及びつつあるようです。

自由と自己責任だけでは、解決できない問題もあります。社会保障制度は、必要だと思います。アメリカの州政府の極端な政策や政治を見ていると、行き過ぎた地方自治が弊害をもたらす様子も見えます。

社会制度に正解はないかもしれませんが、日本の社会制度は決して、劣っているわけではないと思います。余りに自助努力や自己責任を言いすぎるのは、考え物だと思います。

日本の大卒の初任給が以前は、約20万円で今は賃上げで少し上がったと思います。アメリカの大卒の初任給は約50万円だそうです。しかし、特に大都会ではその初任給の差は、家賃で消えてしまうかもしれません。

結構、アメリカの宅配ドライバーのような職種の人々の給料も月額換算で50万円程度のように聞いたような気がします。
アメリカの平均時給
平均時給は33.44ドル(前月:33.33ドル)
前年同月比4.3%増(前月:4.4%増)
147円換算で約4915円
1日8時間22日労働で約86・5万円です。
しかし大都市に行くとこのうち半分くらいが家賃で消えます。

そうなると単純に時給比較だけでは、生活の質の比較は出来ないことになります。アメリカの物価は日本より安いと聞きましたが、それはアメリカのインフレ前の話だと思います。

全部、インフレ分を価格転嫁する外国と企業努力で価格上昇を抑えようとする日本企業との企業文化の違いが、出ているような気がします。それでも日本でも物価が上昇し始めました。日本政府は、バカの一つ覚えでインフレが経済成長をもたらすと言っていますが、普通の人はインフレで生活苦になることを、今回のアメリカの住宅苦が示しているように見えます。

こうなると、果たして経済成長が良いものかどうかさえ怪しいものです。むしろ税金の有効な使い方と分配の公平・適正化を図れば十分、国民の生活は成り立つように思えます。

世界中が経済成長や経済発展を目指した結果が、地球温暖化です。よく考えるべきでしょうね。地球が壊れる前に・・・


インドの虎の不思議な話<2023年9月

2023-09-18 18:18:18 | 動物と植物と自然

インド軍のキャンプに虎が現れました。
何をするでもなく、しかし立ち去らない。なんだか注意を引こうとしている。
危険もありますし困ります。
キャンプの指揮官は、悩んだ末に動物学者に調査を依頼しました。動物学者は、数日観察してある推論を立てました。

虎に害意はない。何かを訴えていると考えました。
虎は、何を訴えているのか?
知るには、トラに付いて行くありません。
そこで動物学者は、指揮官に依頼して兵士(二十数名くらい)に同行してもらい、虎の後についてきました。
付いて行くこと数日。
川を超えてある場所に到達しました。

そこは?

虎の巣穴でした。
入り口が、土砂のゆるみか何かで塞がってしまったのです。自分では、わが子を助けられない母虎は困り抜いてインド軍のキャンプに救いを求めに行ったのでした。

母虎の願いは、動物学者の機転によりかなえられました。
虎の巣穴に子虎たちが閉じ込められているのを確認して巣穴をふさいでいた岩をどかして、無事母虎と子虎たちは再会することが出来ました。

その後、インド軍のキャンプにその母虎が現れることはないそうです。

タイガーは兵士に助けを求めた。その理由を知ったとき、彼らは言葉を失いました。
https://www.youtube.com/watch?v=eu5sIOT-zHs

※おまけ
何年間も離れ離れだった飼い主との再会!
https://www.youtube.com/watch?v=ZAytEi3YSg8
これらの動物は、何年経っても飼い主を忘れません。 動物の再会 #2
https://www.youtube.com/watch?v=kfpzbDdL6Q8


ツシマヤマネコの子猫の動画<2023年9月

2023-09-18 18:16:52 | 動物と植物と自然

ツシマヤマネコの子猫「したる」を一般公開 名古屋・東山動植物園
https://www.youtube.com/watch?v=NQNmt-jQoy4
ツシマヤマネコ「したる」の水浴び
https://www.youtube.com/watch?v=3oiOsDpy47M
東山動植物園シリーズ ツシマヤマネコ~赤ちゃん誕生~
https://www.youtube.com/watch?v=DkIsuQXyTHY
ツシマヤマネコ 赤ちゃん成長記 on the Video vol.2【ズーラシア公式】
https://www.youtube.com/watch?v=71Pe0TmFNaM

ツシマヤマネコは、絶滅危惧種になっていて保護と繁殖が図られているそうです。子猫は、どんな種類でもかわいいですね。
2番目の動画で「したる」が水の中にいます。
普通の猫は、水を嫌いますが「したる」は平気で水の中にいます。長い歴史の中で島で暮らすうちに海辺か川岸で魚を取るようになったのでしょうね。多分、そのために水の中で待つことが普通なのだろうと思います。全然、水から出ようとしません。水を嫌がるどころか、水の中でリラックスしています。

ツシマヤマネコ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B3


(MLB)プレーオフを目指す日本人選手<2023年9月

2023-09-18 18:16:06 | MBL & プロ野球

メジャーの長い公式戦(162試合)も残り20試合を切りました。
ナ・リーグは、ほぼ地区優勝チームが決まりました。
東地区:ブレーブス 中地区:ブルワーズ 西地区:ドジャース
ワイルドカードが激戦で
1枚目は、東地区2位のフィリーズ有力
2枚目は、中地区2位のカブス・リード1・5ゲーム差
3枚目が激戦で、マーリンズ・レッズ・Dバックス・ジャイアンツ ゲーム差1の大混戦
鈴木誠也のカブスがややリードしていますが、まだ分かりません。このままだと鈴木誠也はプレーオフに出られそうです。

ア・リーグは、大混戦。
地区優勝は、中地区のツインズのみ。
後は、地区優勝もこれからですし、ワイルドカードもこれからの大混戦になっています。
リードしているのは、東地区1位2位のオリオールズとレイズ。これでワイルドカードの1枚は決まりそうです。

残り2枚が大混戦。西地区1~3位のアストロズ・レンジャーズ・マリナーズに東地区3位のブルージェイズの4チームが残り2枚を争っています。西地区の3チームは、どこかが地区優勝しますので3チームが2枚を争う構図です。西地区1~3位が大混戦のため(ゲーム差1・5)ほぼ、最後まで分かりません。

ア・リーグでは、前田健太のツインズが地区優勝でプレーオフ進出が決まっています。
藤浪晋太郎のオリオールズも、ほぼ決定。
菊池雄星のブルージェイズは、終わってみないと分かりません。

カブスの鈴木誠也、オリオールズの藤浪晋太郎、ツインズの前田健太は、大体確定。
菊池雄星のブルージェイズは、微妙。
菊池雄星は、後半になるとサッパリ勝てなくなりました。前回の登板でも負け投手になり、チームの足を引っ張りました。
鈴木誠也・藤浪晋太郎・前田健太は、そこそこチームの勝利に貢献しています。

メッツの千賀滉大は、11勝目を挙げて防御率3位の好成績ですがメッツが最下位に沈んで、あ~れ~~

吉田正尚は、8月の後半からバテバテになり最近、絶不調。

翔平君は、けがで員数外。やはり、怪我をしてはダメですね。翔平君もそこら辺をよく考えて欲しいです。自分の我がままを通せば、自分も損をしますしチームにも大きな迷惑をかけます。何よりファンにプレーする姿を見せられません。それを考えるなら自分の我儘はもう止めて、今後どうするのか、よく考えるべきだと思います。ファンは、プレーする翔平君を見たいのだと言うことを考えて欲しいと思います。

プレーオフでは、最近ダルビッシュしか見ていません。久しぶりに他の選手が、プレーオフに出場しそうです。鈴木誠也・藤浪晋太郎・前田健太の3人は、頑張ってほしいですね・・

鈴木誠也は、チームは負けましたが18号HRを打ちました。今年は、20本打つかもしれません。今年が2年目ですからまだまだ成績は(頑張れば)良くなると思います。OPSは0817で「C 良い.7667 – .8333」です。もう少し頑張ると「B 非常に良い」評価になります。こうなれば一流のメジャーリーガーです。そこを目指してい欲しいですね?出来ると思います。