「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ紛争・主力兵器の値段(パトリオット・F-16)<2024.1.11

2024-01-12 23:52:13 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

アメリカが長距離ミサイルや戦車、都市防衛システム、戦闘機の供与を渋ってきた理由は❓
コストが高いからです。
ウクライナの要求する分を言いなりに供与していたら、とんでもない金額になるからです。
高いから無理だ!とは言えないから言葉を濁して出し渋ります。
強力な兵器を供与しろ!
と、声高に叫ぶ人々も誰が費用を負担するかについては沈黙しています。まあ❓
誰が出せ!とは、言えないでしょうね❓

※比較的安い方から・・・(1ドル140円換算)
(1)1基のパトリオットシステムの総費用
総費用約11億ドル=約1540億円
うちミサイル1セット分の費用
(PAC-2弾は約200万ドル×32発+PAC-3弾は約400万ドル×128発/両弾を半々に装填して2回分)
1セット6.9億ドル⇒966億円
※ちなみに1発の値段
PAC-2弾は1発200万ドル⇒28000万円(2.8億円)
PAC-3弾は1発400万ドル⇒5.2億円

ミサイルを補充すると1セット約966億円
3基分なら約3000億円

(2)F-16戦闘機
ミリー統幕議長
「10機のF-16をウクライナに提供するには10億ドルの費用がかかる」
「この10機を維持するには更に10億ドルの費用がかかる」
「つまり10機の戦闘機提供にかかるコストは20億ドルだ」

ランニングコストを含めると最初の1年目の費用
140円換算
10機2800億円
60機なら❓
1兆6800億円

2年目からは、ランニングコストの8400億円。
1機、運悪くお釈迦になると140億円が消えていきます。

デンマークは、19機を供与予定だそうです。
自国のお古を供与しますから、機体の分の費用はかかりません。(正確には違います・・)
しかしランニングコストの約2660億円は自腹でしょう。
その他にも何やらかにやら(ウクライナが要求)負担が発生すると思います。
不具合が出た時の修理費など、どうします❓
これらが仮に供与国負担だとすると、とんでもない費用が発生します。
「戦闘機連合」
かっこいいですね❓
でも❓
60機供与したら、ランニングコストだけで8400億円!
アメリカが供与を最後まで表明しなかった理由が分かりました❓

ウクライナの要求する分だけ高額の兵器を供与していたら援助予算など、すぐに枯渇します。

欧米が煽り立ててやらせた戦争ですが❓
どうするんでしょうね❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/408676fe96fbaa0fe4bc1b31cea0713e



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