ウクライナ、新設「ドローン軍」の圧巻動画を公開──「これはドローンの戦争だ
2023年4月6日(木)19時24分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/04/post-101320_1.php
ロシア軍の方は、イランから購入した大量のシャヘド136(自爆型ドローン)を、ウクライナのインフラや民間人攻撃に使っています。戦場では、もっぱら偵察用です。
ウクライナ軍の方は、どうやら「ドローン軍団」を作り出そうとしているようです。これまでは、主に偵察用と自爆型ドローンをロシア軍への攻撃用に使っていました。
既に名人芸を持つドローンのオペレーターもいます。
戦車の開いたハッチに自爆ドローンを突入させたり、ある場面では、歩兵戦闘車の開いたハッチに上空からドローンと思われる飛行体が、ナイス!ストライク!で手りゅう弾を投下して、見事ハッチの中に落とすことに成功していました。
ウクライナ兵の特徴は、兵器の運用の応用編を考え出すことに長けているという点にあります。砲撃システムでもアメリカ軍にさえない世界最高レベルの砲撃システムを考え出して去年の夏前から、運用しています。
もう、既に7000人を超える兵士が、ドローンのオペレーター(操縦者)としての訓練を受けたそうです。そして、今ドローンの数を集めて蓄積しようとしています。
今は必要に迫られて現場の兵士が個々にやっていることをウクライナ軍が正式の兵科として独立運用をしようと言うことです。去年の春ごろ、ウクライナ兵にドローンの操縦方法を教えていたのは、民間のボランテイアでした。
ウクライナ軍が正式の兵科として「ドローン部隊」独立運用すれば、かなりの成果が見込まれます。
何しろ「特殊技術」を開発して習得しているウクライナ兵は少なからずいるはずです。
戦車や歩兵戦闘車だって、うっかりすると今でもドローンに破壊されています。塹壕や陣地のロシア兵だって同じです。数が大ければ、自爆型ドローンが突撃してくるでしょう。
どうやら、ウクライナ軍は、操縦する兵士の訓練は完了しドローンを集積しているようです。春の反撃作戦では、ドローン部隊も同行するでしょう。
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/