ウクライナの防空体制、かつてなく強固に ただし鉄壁とはいかず
2023.06.03 Sat posted at 18:30 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35204718.html
最近、ロシアのミサイルやドローン攻撃はかなりウクライナの防空部隊が撃墜するようになりました。
アメリカのパトリオットが有名ですが、ドイツ・イギリス・フランスも都市防衛システムを供与しています。ミサイルは、主に高速で大型のミサイルを迎撃します。
ドローンや小型のミサイルを迎撃するのが、「ゲパルト」です。ゲパルト1A2自走対空砲と言う名称でエリコン社製の35ミリ砲が2門搭載されています。
公式の性能は、1門あたり毎分550発・2門1100発の速射能力があります。1秒間に単純計算で9×2=18発の炸裂弾が発射されます。
最新型はレーダーとコンピュータを組み合わせた射撃管制システムが搭載されています。射程は、対空が5km。対地なら8kmです。
特にドローンは、対空砲の5km以内に侵入するとほぼ確実に撃墜されます。残念ながら数に限りがありウクライナの全域には配備できません。ドニプロなどで大きな被害が出てしまうのは、そのためです。
ロシアのドローン攻撃は、20~30機が1群となりそれが複数回襲ってくるような運用をしていますので迎撃するのは、普通なら困難です。「ゲパルト」がなければ車に搭載した機関銃か、ビルの屋上で人間が待機して発見して機関銃で射撃するしか迎撃方法がありません。
しかし今年に入りウクライナ軍は、供与された都市防衛システムと「ゲパルト」を組み合わせて非常に効果的なミサイルとドローンの迎撃方法を開発しました。
それにしても民間人や民間の建物を狙い打ちにするロシアの攻撃は、犯罪そのものです。そうであってもそれを咎めるのは、兵器しかありません。ほぼ、プーチンはヒトラーと同じです。
非常に大きな矛盾を感じますね?
悪い・悪だ!と誰にも分かるのに、それを咎める方法がありません。ロシアと言う国が、地上から消え去ればいい!と思うのは、私だけでしょうか?
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/