50試合少々終わって、大分ペナントの行方も見えてきました。
セ・リーグは阪神が強いですね。
何といっても投手陣が安定しています。だから、接戦を勝つ確率が多くなり、そのままゲーム差になっています。そして全球団にまんべんなく勝ち越しています。つまり、苦手チームがありません。貧打の部分は、打線のつながりと盗塁でカバーしています。本塁打でなく連打で点を取れるのが強みです。四球~盗塁~ヒットで1点の攻撃が出来ます。これが僅差のゲームで競り勝つ強みになっています。だから、チームとしても僅差で試合の後半まで行けば?
「勝てる!」と思うから、ワンヒットや四球からチャンスを広げて得点につなげるパターンが出来ています。
先発投手の安定感は、抜群です。
結果として大きく負け越さないから順位が落ちませんし、2位以下のチームが取りこぼした時にゲーム差を広げます。逆転は、難しいように見えます。
早くも3位争いになっていて3位が広島か巨人かの争いになりました。ずり落ちかけた横浜は踏みとどまり2位はありそうです。プレーオフで勝つのは、どこか?の興味になってきました。
☆パ・リーグ
上位3チームのダンゴです。西武が脱落して3チームに絞られました。ロッテは、投手陣頼りなのが、やや苦しいですね。貧打だから投手陣が頑張っても援護できません。昨日も佐々木朗希投手が1失点で粘りましたが、接戦に強い阪神に競り負けました。エースが投げてこれでは、やや苦しいですね。
オリックスは、やっと戦力が整ってきました。ケガで休んでいた、森友哉と杉本裕太郎が戻ってきました。調子が上がってくれば、更に攻撃力がアップすると思います。不調だったエースの山本由伸の調子が戻ってきて、宮城大弥や田嶋大樹、それに抜群の安定感で山下舜平大が投手陣を引っ張っています。3連覇に向けて不安なし・と言うところです。投手陣が安定していて、得点力が大きいという点は連覇をする強いチームの特徴です。大負けしないし、後半の勝負所になれば打線が爆発すると思います。打線の3番・4番不在で首位争いをしてきましたから、戻れば普通に強くなります。逆に他のチームは、この間にゲーム差をつけておかなければ、勝機はないとおもいます。
他で楽しみなチームは、日本ハムです。若い選手が多いですから、その選手たちが伸びてくればもっと強くなると思います。投手陣では試合を作れる選手が出てきましたし、打線では万波中正が核になりつつあります。盗塁も多いですし打線が、線としてつながるようになれば、かなり破壊力のある打線になると思います。後半でどこまで3位とのチームとのゲーム差を詰められるか?4・5ゲーム差は絶望的なゲーム差ではありません。ここに来て段々、対戦相手との力関係に変化が見られます。大きく負け越しているのが、ロッテとソフトバンクだけになりました。この両チームに勝ち越していけば、自然にゲーム差が詰まります。最下位から、2つ順位を上げてきましたから調子は上向きです。