「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

民主主義とは、どのような制度なのか?<2023年10月

2023-10-27 19:40:06 | 国際情勢

民主主義を守るために・・・
自由主義を守るために・・・

よく言われます。たいていの場合、良い悪いの判定基準にしているようです。

民主主義
「民主主義(デモクラシー、民主政、民主制)は、組織の重要な意思決定を、その組織の構成員(人民、民衆、大衆、国民)が行う、即ち構成員が最終決定権(主権)を持つという政体・制度・政治思想であるが、その概念、理念、範囲、制度などは古代より多くの主張や議論がある。」

これが先頭で検索にヒットしますが、アバウトな概念で具体的に何を意味しているのか、良く分かりません。欧米は、この良く分からない概念を「錦の御旗」にしています。

東西冷戦のころは、これでも良かったんです。大雑把にソ連式共産主義でない制度と理解すれば良かったからです。中身なんか本当は、どうでも良かったんです。

そもそも大した中身のない思想を今、「錦の御旗」にするのは、かなり無理があります。

現実に行われているのは、議会制多数決制度です。こう表記すると単に集団の意思決定の一つの手段であり、特段「錦の御旗」では、ありません。

有識者グループを選抜してその人たちに判断をゆだねる制度だって、立派に成り立ちます。中国は、共産主義と言うよりこの制度に近いですね。

そして民主主義と言われている制度には、共通の欠点があります。腐敗や汚職が起こりやすいです。衆愚政治に陥りやすいです。国によっては、陥っていますね?
最も致命的な欠点は、金権政治になりやすい点です。アメリカが、この典型です。更には、少し間違えると悪い意味での独裁制に変質します。もう少しでトランプが、そうするところでした。

公平に見て普遍的な概念として「錦の御旗」にするには、欠点が多すぎると思います。だから単に集団の意思決定方式の一つと理解するべきであり、これが絶対正しいわけではないと思います。

自由主義もそうです。野放しにしておくと過激民族主義とか過激右翼・左翼、人種差別主義者、陰謀論、世界中にいるネオナチなどが蔓延り国によっては、跳梁跋扈しています。
一方では自由主義でありながら平気で都合の悪い事は封殺してしまいます。みんなで封殺すれば正しいようです。
自由主義と言うのは、自分たちに都合の良いことを大合唱するための制度のようです。

このように見ると、自由主義や民主主義を自分たちが正しい!と言う根拠には、なりません。

そうやってあたりを見回すと、怪しい人たちが沢山いますね?特に欧米方面に、ひしめいていますね?

じゃあ?どうするの?
それは、みんなで話し合って決めるべきです。
それは国際社会では、国際世論です。
みんなで話し合って決めた国際法です。

まじめに考えてみると、相当怪しいことを正しい・と刷り込まれているケースは沢山あります。

公平・中立・妥当・正義

やはり比較的普遍的なのは、このような概念でしょうね?
自由主義や民主主義では、ないと思います。

だから、今の国際社会で言われてきた「いい悪い」は正しくない場合が、非常に多いわけです。
曖昧で大した中身のない「自由主義や民主主義」を基準にしようとするからです。
「公平・中立・妥当・正義」
を基準にしたらどうなります?少なくとも、今よりはマシな判断がされると思います。

最近思うのは、普遍性のないものを持ち出してはダメだと言うことです。物事を判断したり決めるにはより普遍性があり多くの人(国)が納得できる概念や理屈によるべきだと思います。



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