「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

二つの記事を読んで、どちらの妥当性があると思いますか❓<ウクライナ紛争2024・11・12

2025-01-11 03:27:25 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

読売新聞
2044・11・11
①『ハガテイ前駐日大使、ウクライナ支援継続に消極姿勢も「トランプ大統領が惨事を食い止める」』
https://www.yomiuri.co.jp/world/uspresident/20241111-OYT1T50167/

AFP BB
2024年11月12日
②『ロシア勝利はトランプ氏の勝利にあらず ウクライナ紛争めぐりEU外交トップ』

https://www.afpbb.com/articles/-/3548351

EU外交安全保障上級代表の発言は、これまでのプロパガンダを主張するものです。
要は、「アメリカが手を引いてはダメだ」と言うものです。

それにしてもこれまでにウクライナに注ぎ込んだ資金の大きさに驚きます。
欧州全体で約1250億ドル(19兆円)、アメリカが約900億ドル(13兆5千億円)以上。
「ウクライナは抵抗しなければならない」
「存亡をかけた戦いだ」

①のハガテイ上院議員の発言
「これまでウクライナには巨額の支援が行われてきた」
(しかし)
「米国民は国内に注意を払い、崩壊した国境などに焦点をあてることを求めている」
(ウクライナで多数の犠牲が出ていることに触れ)
「トランプ大統領がこの惨劇を止めるだろう」

※大雑把にハガテイ上院議員の発言が共和党の公約数だろうと思います。
ウクライナ支援の条件として終戦の目途を示すことを従来から求めています。
また、アメリカの国境問題が優先するというのも従来からの主張です。

EUだけではありませんが、ウクライナ支援と戦争継続を主張する国や人の主張には、ウクライナ紛争で発生している双方の人的犠牲には全く触れません。
まるで犠牲など無いかのように振舞います。
アメリカのある機関の推計では、双方の死傷者数は100万人を超えているだろうと推計しています。
これとて、やや控えめかもしれません。

ハガテイ上院議員はそれを踏まえたうえで、「惨劇はトランプ大統領が止めるだろう」と発言しています。

EUの代表は、人的犠牲には全く触れません。
戦争を継続すれば、100万人がやがて200万人になるでしょう。分かり切ったことです。それでも戦争を続けるべきだと言っています。
アメリカやEUのウクライナ紛争継続の主張は、ロシア人もウクライナ人も人間の数に入っていない・と言っているのと同じです。
EU側だけで約19兆円の莫大な資金を投入しているので、今更止められないのだろうと思います。
しかし、戦局はロシア優勢の流れが出来て、最早これを挽回するのは、ほぼ不可能です。
勝利が不可能な戦争を、これ以上継続するのには何の意味もありません。
なお、継続すればウクライナ兵の死傷者が膨れ上がるだけです。

もう形勢のはっきりしているウクライナ紛争を煽り立てて支えるのは、このようなことを意味しています。

アメリカの民主党とEUの主張は、気違いじみている・と思いませんか❓

もし、ウクライナに勝たせようと思うなら、NATOが参戦するしかありません。それをゼレンスキーは求めています。戦争を継続すれば、やがてNATOが参戦するしかなくなるでしょう。

 

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


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