7月24日の祇園祭後祭の山鉾巡行の前には「花傘巡行」が行われます。
昭和41年(1966)以前は、前祭と後祭にそれぞれ行われていた山鉾巡行が7月17日の一度に統一された時に、後祭巡行の代替行事として行われる様になった行事です。
子供神輿を先頭に、花傘を被った女性による神饌(しんせん)行列や祇園囃子、祇園太鼓、鷺踊などの大行列が巡行します。
豪華絢爛な後祭巡行もいいですが、この様な華やかな大行列も見応えたっぷりです。
花街の芸舞妓さんの行列が通ると一層華やかさが増します。
山鉾巡行が前祭と後祭とに分けられて祇園祭本来の姿に戻っても「花傘巡行」が継続して行われているのが"京都"ですね。
祇園祭は7月31日の八坂神社疫(えき)神社夏越祭(なごしさい)まで続きます。