先月の25日に奈良国立博物館で開催中の特別展「奈良博三昧」に行って来ました。
飛鳥時代の瓦。
国宝・金光明最勝王経。
人気のある一休さんです。
盛装男子埴輪。
奈良国立博物館が所蔵する国宝13件、重要文化財100件を含む合計245件の展示がされ、一堂に会する又とない特別展です。
仏教が日本に伝わり1400年を第1章「ブッダの造形」から第10章の「奈良博コレクション三昧」までの各章で詳しく、尚且つ体系的に展示されていて日本における仏教の変遷がよくわかるように構成されています。
クシャーン朝時代の石造の菩薩立像。
中国・唐時代の十一面観音立像(重文)
奈良〜平安時代の瓦塔(がとう)。
静岡県浜松市で出土したものです。
飛鳥時代の瓦。
国宝・金光明最勝王経。
聖武天皇が書写させた経典です。
法隆寺に伝来した大仏頂曼荼羅(重文)。
五大明王像。
法隆寺に伝来した大仏頂曼荼羅(重文)。
五大明王像。
春日神鹿舎利厨子。
仏教と春日信仰とが融合した一品です。
日本古来の信仰をも上手く取り入れる仏教の懐の大きさを感じます。
人気のある一休さんです。
応仁の乱後の大徳寺の復興に尽くされた一休宗純。
賛も自身で入れられ、自信に溢れた一休が垣間見えます。
興福寺伝来の鎌倉時代の愛染明王(重文)。
山形県杉沢遺跡出土の土偶。
縄文時代の人々はこの土偶にどんな願いを込めたのでしょうか?
盛装男子埴輪。
古墳時代にはこの様な服装をしていたのでしょうか?
想像が膨らみます。
日本で二番目に歴史ある博物館。
所蔵品だけで縄文時代からの流れがわかる展示はさすがに奈良博ならではです。
10月末からは恒例の「正倉院」展が始まります。
今月25日(土)からローソンのLoppiで予約券が発売されます。
昨年は1時間当たり300名の人数制限でしたが、今年は500名にされるそうです。
今回は全展示が撮影可の大盤振舞でした。
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