市議会公明党は5日午前、東京都立薬用植物園内に設置
されたモニタリングポストを視察しました。
「モニタリングポスト増設へ」の関連記事はコチラ
東京都健康安全研究センターの課長さんが詳細の説明を
してくださいました。
設置実現により、多摩地域の空間放射線量の測定とデータ
公開がネットを通じて24時間365日切れ目なく行われます。
都内6か所の一つが小平市内にできた事は大変心強いです。
本体は約1000万円で、設置費用も同じ程度かかりますが、
ここから光ケーブルの専用回線を通じて新宿の東京都健康
安全研究センターにデータが送られ、公開されます。
感度はかなり精密で、放射線治療を受けている方が横を歩
いただけで測定値が上がったり、近くを放射線を利用する、
非破壊検査の車両が通過しても線量が上がるそうです。
都健康安全研究センターの測定結果確認はコチラ
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▲小平駅前の空
◆小平市内にモニタリングポストが新設へ!
福島原発の放射能漏れ事故で、一躍注目を浴びた、測定
装置施設であるモニタリングポストの話題です。
現在公的な設備としては、都内では新宿の東京都健康安全
研究センターの1箇所だけしかなく、事故発生後、増設を求
める声が上がっていました。
研究センターによると、東京都は独自に2箇所、また国の
委託で4箇所、都内計6箇所にモニタリングポストが設置
されることとなりました。
中でも都内2箇所のうちの1箇所は小平市中島町の東京都
薬用植物園の中に新設されることとなりました。
設置時期は10月下旬の予定で、測定データは下記の研究
センターのサイトで確認することができます。
健康安全研究センターの地域別放射線測定データ
他の設置場所は江戸川の都立篠崎公園、羽田空港、足立
の都立舎人公園、八王子の首都大学東京、調布飛行場等
です。小平の安心安全が、またひとつ前進します。
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昨日は、請願第3号の1として生活文教委員会での審査が、
続いて本日、同趣旨の請願第3号の2として厚生委員会で
「市立保育園給食の放射能対策を求めることについて」が
審査されました。
対象が市立小・中学校と市立保育園の違いがあるだけで
内容は全く同じなのですが、それぞれの独立した常任委員
会の審査とされたわけです。
理事者側からは、市立保育園給食について考えることは
重要であるが、市立園は全体の12%程度に過ぎないため
全体に対し公平かどうか疑問もあるとの提起もありました。
しかし、昨日の生活文教委員会で全会一致の結論が出た
事の影響ではないでしょうが、本日の委員会審査では、
あまり積極的質疑がなかったのは少し残念でした。
特に今回、内容について議論を深めたい等の理由で請願
代表とならなかった会派の質問が少なかったのは問題で
委員長に発言を促がされてようやく意見を言う始末。
内容を深めたい側、特に中身に反対または修正したい側
の委員が発言をしないと言うことは、請願者の原文がその
まま変更なく採決される事になるわけで、代表議員になら
ない根拠がないと言われても仕方がありません。
経験の短い議員の割合が増えており、各種委員会審査に
おいては、自分も含め各委員が明確な論点を持って望み、
しっかりと意見を主張することがますます重要です。
ともあれ、2000人の署名を添えた、「小平市の子どもたちを
放射能から守る会」の皆さんの厚生委員会付託の請願は、
全会一致で、可決すべきものと決せられ、本会議に送られ
ました。みなさん大変にご苦労様でした。
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本日開かれた、小平市議会生活文教委員会に「小平市の
子どもを放射能から守る会」から出され、付託されていた
請願審査が行われ、結果として全会一致で採択すべきもの
と決せられ、本会議に戻される事となりました。
7つの会派の内、5会派が紹介議員に名を連ねたこの請願
には当日までに1981人の署名が集まる非常に関心の高い
ものとなり、私も請願代表議員の一人として参加しました。
子どもを持つ親としては、はっきりしない国の放射線被害
対策に対し、親が立ち上がって子どもを守らなければとの
切実な思いの発露であったと思います。
採択すべきものとされた、請願の具体的項目の趣旨は、
①市立小・中学校の給食食材の調達は、各都道府県の行
う検査結果を確認し、内部被ばくの低減に努めてほしい。
②主食の米については、特に慎重に調達してほしい。
③市立小・中学校の給食食材で使用頻度の高く検査回数
の少ないものを選定して定期検査し、安全確認を。
との内容にまとまりました。
経過として、内容や具体的表現が請願者の願意に適うか、
現実的に市が受け入れられるものとなっているかどうか、
各会派、様々な意見が飛び交いました。
例えば子どもたちのためと言っても、結果として地元小平
市の農家の皆さんに対する風評被害が広がってしまった
のでは本末転倒です。
また市の当局がまるで実行不可能な内容となってしまって
は絵に描いたモチであり、結局は請願者の皆さんの熱い
思いを代弁することができなくなってしまいます。
私は、そんな会派としての思いを主張しながら内容を修正
する意見を述べさせて頂きました。
明日は全く同じ内容が厚生委員会で審議されます。内容が
同じでも、今日は小・中学校に対するもの、明日は市立保育
園に対するものとなるため、今回は二つの委員会に付託さ
れることとなったのです。
この件については、議会運営委員会や幹事長会でも様々
な意見がありましたが、所管の委員会でしっかりと議論す
ることは内容を深めることともなり、大事なことです。
当たり前のことですが、現在必ずしもそうはなっていない、
議員同士が議論をする、本来の意味での議会を作らなけれ
ばならない。しかしそのためには、手続きや運用面も含めて
私たち議員自身が提案し議論して行かなければなりません。
議会改革調査特別委員会のみならず、議会運営委員会や
幹事長会の改革も議員自らの提案で進めなければなりま
せん。
難題ではありますが、会派のワクを超えて改革の風土を
醸成して行きたいと思います。
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▲福島産豚肉とシシトウの塩ダレ炒め
近くのスーパーで福島産の豚肉と鶏肉が、50%offで売られ
ていました。半額にも関わらず、山のように積まれています。
大家族のうちとしては、何のためらいもなくたくさん買い込み
写真の様な料理となって、おいしく頂きました。
被災地支援の輪が広がっている反面、何の根拠もない風評
被害が発生しているのはとても悲しいことです。
何となく危険かもしれないと言う、極めてあいまいで無責任な
風潮で被災県の復興が妨げられるのはいかがなものか?
現在農林水産省では、「食べて応援しよう」キャンペーンが
行われています。 「食べて応援しよう」はコチラ
被災地の戦いは今日も続いています。福島の同僚議員の
月刊誌FACTAのインタビュー記事が以下です。
南相馬市議会議員 志賀 稔宗氏
原子力災害を逆手に取った「ふるさと再生」はコチラ
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その後の空間放射線量の測定結果出る!
平成23年7月15日(金)に市内6か所で行われた測定の
結果が出ました。
測定業者は、株式会社 環境管理センターです。
測定方法は、30秒毎の5回の繰り返し測定による平均値で
結果は下表の通りです。
◆単位は、μ㏜(マイクロシーベルト)です
測定場所 |
地上5cm |
地上50cm |
地上1m |
第一小学校 |
0.07 |
0.07 |
0.06 |
第二小学校 |
0.07 |
0.08 |
0.07 |
第五小学校 |
0.06 |
0.07 |
0.07 |
上水中学校 |
0.09 |
0.09 |
0.09 |
大沼保育園 |
0.08 |
0.07 |
0.07 |
上宿保育園 |
0.07 |
0.08 |
0.08 |
◆健康に影響を与える様な数値は検出されませんでした。
◆東京都健康安全研究センターで平常時に観測されていた
測定値は、1時間あたり、0.028~0.079μ㏜との事です。
都内全域の測定結果はコチラ
牛肉の汚染などまだまだ心配な要素が多いですね。
何より正確でわかりやすい情報の発信で、市民の不安を
払拭してほしいと思います。
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基準が示されない事への漠たる不安と苛立ち‥
東京電力福島第一原発の放射能漏れにより、全国規模で
放射線物質が検出されています。
これまで「あぶログ」でもお伝えして来た通り、東京でもその
対策として、市や都による放射線測定などの具体的な動き
が始まっています。
また、各種団体や民間の団体・個人においても、自前で放
射線測定装置を調達して、身近な放射線量データを収集す
る動きが加速しています。
測定装置は飛ぶように売れているものの、ネット販売による
極めて粗雑なシロモノや怪しげなジャンク品、とても測定器と
は呼べないものも含まれ、ますます混乱を増幅しています。
しかし最も問題なのは、国の対応です。現状は福島県
内での学校・幼稚園・保育所等への指針や当面の対応を
示すのがやっとで、福島以外の放射線量の安全基準は
ほとんど示されていないに等しい状態です。
子を持つ親は、現状がどういうレベルにあるのか、放射線量
がいくつを超えたらどう危険なのか、全部の学校・幼稚園・
保育所等を測定する必要があるのかないのか‥等々不安
に揺れています。
東京都も石原都知事名で、菅総理・文科大臣・厚労大臣宛て
に緊急要望をしましたが、市民の不安解消のため一刻も早く
国は、放射線量の安全基準を大至急策定して
公表すべきだ!
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写真は、簡易型放射線測定装置です。▲
小平市の今後の放射線対策方針出る!
これまで市の放射線対策に対し、たくさんの皆様から不安
と心配を訴えるお声を、多数頂戴しました。この度、小平市
としての今後の方針が示されましたのでご報告します。
◆市は東京都が実施した市内2ヵ所(一小と二小)の測定
結果を 受け、7月から9月まで、環境調査の専門業者に
委託し、月1回の調査を実施します。
◆場所は、一小と二小に加え、小学校・中学校・保育園を
含む以下6ヵ所で実施します。
①小平第一小学校
②小平第二小学校
③上宿保育園
④小平第五小学校
⑤上水中学校
⑥大沼保育園
◆小学校・中学校のプールの水については、以下3ヵ所を
選定し、8月中旬にかけて2回の測定を実施します。
①小平第八小学校プール
②小平第十二小学校プール
③萩山公園プール
※第五中学校は、バルブ修繕のため、中止になりました
◆測定器の購入については、都と同程度の機種を発注し、
10月以降測定を実施します。
◆都が貸し出す、小型測定器は、市内の希望する学校、
保育園、幼稚園などの施設管理者に貸し出します。
◆計測位置は、地表から5センチ、50センチ、1mとします。
◆測定は月1回で結果はホームページと市報で公表します。
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小平市の空間放射線量の測定結果出る
平成23年6月16日(木)14~15時の時間帯に、健康安全
センターの東京都職員により、測定が行われました。
測定方法は、5回の繰り返し測定による平均値で、結果は
表の通りです。
※単位は、μ㏜(マイクロシーベルト)です
場 所 |
地 表 面 |
地上1m |
|
|
|
|
|
|
◆健康に影響を与える様な数値は検出されませんでした。
◆東京都健康安全研究センターで平常時に観測されていた
測定値は、1時間あたり、0.028~0.079μ㏜との事です。
都内全域の測定結果はコチラ
何より正確でわかりやすい情報の発信で、市民の不安を
払拭してほしいと思います。
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東京都は15日から都内全域の約100ヵ所で放射線量の
測定を開始しました。また、20日以降は希望する区市町村
に測定器の貸し出しも行うとしています。
さらに今月開かれる、都議会第2回定例会提出の補正予算
案には、24時間連続して放射線量を測定できる装置である
「モニタリングポスト」2台の増設を予算計上しています。
モニタリングポストの写真はコチラ
「モニタリングポスト」は現在新宿の、都健康安全研究センタ
ーの屋上に1台設置され、衣服では遮ることのできない
γ(ガンマ)線を自動測定し、1時間ごとに最新データをホー
ムページで公表しています
都健康安全センターHP・東京都の放射線量はコチラ
その他、放射線量測定の支援のため、都は希望する自治体
に来年3月まで、測定器を貸与するとしています。
「小平市は放射線に対してどんな対策をしているの?」とよく
質問を受けます。しかし残念ながら、他のことにも言える事で
すが、市が何か独自で対策を打つことは稀です。
いつも、「単位は東京ですから‥」と言う説明になり、自立した
自治体としての積極的な動きとはなりづらいと感じるのは私だ
けでしょうか?
市民の側もメディアやバラエティーテレビの番組の無責任で
危機感だけをあおる情報の流し方に毒されない、聡明な目と
耳を持つことが必要です。
その上で、良質で正しい情報、正確な情報を迅速に市民に
発信するのは、やはり市の責任だと思います。
感性の鈍さ、市民感覚への鈍感さは行政として自戒していか
なければなりません。私も負託を受けた議員としてしっかりと
アンテナを張り、敏感に行動できる感性を磨かねばです!
東京都福祉保険局の放射線測定情報はコチラ
これまでの関連記事①はコチラ
これまでの関連記事②はコチラ
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これまで放射能に対する様々なご意見が私のもとにも
寄せられていましたが、切実な声をご紹介致します。
虻川様
事故からすでに3ヶ月が経とうとしている中、学校や幼稚
園の安全性もはっきりわからないまま送り出してきたお母
さん方の中には、精神的に参ってきている方もいます。
先日ついに次男の幼稚園の同じクラスの友達が、関西へ
の移住を決断しました。
不安に感じている人、気にしていない人、風評だと言う人
様々で、温度差があります。
そんな中で周りを気にして不安を表に出せない方がたくさ
んいます。議員さん達や市には直接届かない声が何十倍
とあることを考慮していただきたいです。
子どもの安全を確保するためにはまずは測定が必要な
はずです。そのためには東京の野菜や水道から放射性物
質が検出された時点で、すぐにでもきめ細かい測定がされ
るべきだったと思います。
正確な数値を出すためには色々ご苦労もあると思いますが、
段階的に、簡易測定でも早期にやっていただけたら、一つの
目安を知ることで安心感も得られたのではと思います。
東村山では保育園での測定が始まり、そこまで心配する
数値ではなかったのでホッといたしました。
早く小平でも測定が始まり、そんなに心配しなくても大丈夫
だったねと言える日が来ることを願っています。
━ これが子どもを持つお母さんの偽らざる気持ちです。
遅ればせながら東京都でもそれに答える動きが出てまい
りましたので、報告いたします。
小平市においては、小平第一小学校、小平第二小学校
において、6月15日からの一週間以内に放射線測定を
実施することが決定致しました。
測定結果は東京都及び小平市のホームページで紹介
致します。測定機器はシンチレーション式サーベイメーター
日立アロカメディカルTCS166です。
これまでの関連記事はコチラ
東京都福祉保険局の放射線測定情報はコチラ
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6月定例会が始まり、7日の本会議初日には、『子ども「年
20ミリシーベルト」基準の見直しを求める意見書』が全
会一致で採択され、内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生
労働大臣、環境大臣あてに、提出されました。
市議会公明党としても、子どもを持つお母さん達の思いを
受け、本日「放射線による子どもたちの健康被害を防ぐ
対策に関する要望書」を小林市長に提出しました。
要望内容は、放射線量の測定を公正な専門家により行う
こと、測定した数値を継続して保護者および市民に公表す
ること、夏季のプール授業における安全性を確認し、緊急
時の対応策も検討すること等です。
市長部局からは、早急に専門家による、放射線量の測定
に向け着手する旨の回答がありました。
また本日、東京都も放射線量の測定を東京全域で行う事
を発表しました。今後も子どもを持つお母さん達の思いが
しっかりと実を結ぶように働いて参りたいと思います。
今日は朝9時からトップバッターで一般質問に挑みました。
今回も寝不足がたたり、なかなか会心のというわけには行き
ませんでしたが、何とか無事質問を終える事ができました。
内容は後日ご報告して参ります。
人により様々な質問パターンがありますが、相手に反問権
がないことを良い事に、市の理事者を罵倒する様な質問を
する議員がいます。
例えば今日も、「○○はどうなってるんだ」と聞いておきながら
理事者が答弁しようとすると、「答弁はいらない!」と説明の
余地も与えず、一方的にまくし立てる論法が見られました。
確かにいつの場合も攻撃している方がカッコよく映るのは
理解できますが、そんな過激な質問をする議員の後ろには
決まって傍聴するギャラリーがいたりします。
また逆に答える側も、相手の声の大きさにより態度を変える
人がいる様に見えるのは人情でありましょうか。
信頼できる人‥信頼できない人‥所詮は人間性に行き着く
んでしょう。対立する議論であっても、敬意を抱くというのが
本当の議論なのでしょうね。やはり、日々修行です。
●海に昇る月
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