以前も書いたが独善と政権批判を党是とする会派が市議会
の場で延々と自論展開する見苦しい状況がある。その会派
は、本日もまた性懲りもなくKYな自論を展開した。
議題は平成26年度の決算の認定についての討論である。
各会派は当然26年度の事業についての評価をそれぞれの
スタンスから述べる。
予算で発表された内容が、実際に事業として実施されて
どのような結果となったのかを審査するのが決算であり
立場が違ってもそれ自体の審査をするのは当然である。
しかしこの特定会派だけは事あるごとに議会での発言と
いう発言の機会を悪用?し、市政と全く関連のない国政
に対する一方的批判を延々と口汚く展開するのである。
本日の討論でも議場の失笑を買い、議長に指摘されても
なお逆切れして、静かにしろと周囲を恫喝して独善的
主張を止めることはなかった。
決算とはまるで関係のない内容であっても、彼らに言わ
せるとそれこそ決算に直結するというのである。
いわく、アベノミクスはとんでもなく、平和安全法制は
戦争法案であり、自衛隊も日米同盟も違憲であり、憲法
9条に指一本触れることは相ならんという論を展開する。
しかし1946年の憲法制定議会で、政党として唯一憲法
制定に反対したのが彼ら自身であることには触れない。
いかにソフト路線を装ったとしても所詮は「当面護憲、
先行き改憲」を綱領に謳い、最終目的としている。
今は、「民主連合政府」をめざして時の勢力と共闘して
も、その先は「民族民主統一戦線政府」として、現行の
憲法を廃棄・破壊して、全てを根底からひっくり返して
「日本人民共和国」をつくると宣言しているのだ。
現在はたまたま市長与党であるため、その後は申し訳け
程度にいくつかの市の事業についてほめそやし、いかに
も決算審査をしたとの体裁で自分達のPRをして終わる。
しかし、近隣他市に見られるように市長野党である場合
は徹底して市当局をつるし上げる論を展開する。
小平市長はそんな会派と政策協定を結んでいる。市長
与党が市政を弾劾し、市長野党が事実上市政を護る。
いつまでこの変則パターンが通用するのであろうか?
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩小平市議会議員のホームページ