中でも議案第41号 小平市一般会計補正予算第4号には、市議会公明党が
強力に推進して来た、「子宮頸がん予防ワクチン」の接種補助事業が含まれ
ており、注目を集めていました。
「子宮頸がん」は、唯一の予防できるがんであり、予防ワクチンは現在までに
世界100カ国以上で使用されています。
本会議最終日の議事日程はこちら
総務委員会の議論では全会一致とならなかったため、本会議に戻されて
賛成・反対のそれぞれの会派の主張を述べ合う「討論」が行われました。
もちろん補正予算の審議ですから、接種補助事業には賛成でも、それ以外
の理由で反対という事はありえます。
今回私あぶかわは、市議会公明党を代表し、賛成の立場で討論に立たせ
ていただきました。
今回の議論のポイントとなったのは、国からもらった地方交付税と言う
お金をどう使うべきかということです。借金を減らすのか、貯金するのか、
はたまた投資に回すのか、選択肢は大きく三つでした。市は借金を減らす、
つまりは財政基盤を安定させるという選択をしました。
これにより、金利負担を1億6000万円程度軽減できます。
公明党はこれまで女性の命を守る施策として、検診による早期発見と
ワクチン接種による予防の重要性を車の両輪として一貫して訴えて来ま
した。その結果、昨年度は乳がん・子宮頸がん検診の無料クーポン券の
配布が実現し、検診率向上への端緒が開かれました。
私のもとにも、市内にお住まいの女性から、無料クーポン券による検診で
初期のがんが発見され、事なきを得たとの嬉しいご報告を頂きました。
採決の結果、20対7の賛成多数で一般会計補正予算第4号は可決され
これにより、「子宮頸がん予防ワクチン」の接種補助事業は、11月1日
からの開始が正式に決定いたしました。ポイントは以下の通りです。
公費助成対象⇒市内女子中学生全員
助成金額⇒12000円を3回(自己負担は1回につき3000円)
対象者の保護者あてに案内状が送付されます
すでに接種済みの場合⇒今年4月まではさかのぼって償還払い可
中学校卒業までに1回でも接種していれば引き続き助成されます
小平市子宮頸がん予防ワクチン公費助成はコチラ
議会終了後、休むまもなく市議会公明党は市長に対し、「小・中学校の
教室冷房化と自然を生かした学習環境の整備推進に関する要望書」を
提出し、小・中学校のクーラー設置等冷房化整備計画の早期策定と、国
および東京都に対し、財政措置の要望を上げることを求めました。
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)・小平市議会議員のホームページ