6月定例会の一般質問の内容報告3です。
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6月7日木曜日の2番目です。
ワクチンで防げる病気VPD撲滅へ先進都市小平は
リーダーシップをとれ
小平市はこれまで成人用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン、
小児用肺炎球菌ワクチンの公費助成を、国に先駆け市独自で
実施しました。
さらに一昨年の11月からは唯一の予防できるがんと言われる
子宮頸がんワクチンの公費助成を9割助成でスタートするなど
全国の地方自治体を牽引して来ました。
先月、厚生労働省の予防接種部会は公明党がかねてから強く
主張して来た子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌の定期予防
接種化への提言をまとめ恒久法への道筋がつけられました。
今回は、ワクチンで防ぐことのできる病気VPDの撲滅に向
け市の更なるリーダーシップを求め質問に臨みました。
国立病院機構三重病院の研究班によると公費助成が全国で
本格的になった23年、ヒブ感染症の罹患率は50%減、肺炎
球菌感染症は30%減少したと発表しました。
質問ではまだ未実施の、水ぼうそう、おたふくかぜ、B型肝炎
ワクチンへの公費助成について、対象者の30%に半額助成
した場合の予算額の試算を問いました。
3種とも対象者約250人に対し所定の回数接種した場合の
予算額は443万円、345万円、585万円とのことで十分に
現実的な金額であり、今後の予算化を求めました。
さらに、予防ワクチン接種の集団免疫効果による医療費削減
メリットを数値的に捉える視点を持つべき事を訴えました。
例えば成人用肺炎球菌ワクチンを65歳以上の高齢者全員に
接種した場合、多くの肺炎発症を抑制でき、入院数、入院期間
の減により、年間5115億円の医療費の削減が見込めます。
一人当りの年間医療費に換算すると、接種した場合の費用は
146,478円、接種しなかった場合は425,486円との厚生労
働省の試算があり医療費を35%に抑えられるという事です。
ロタウィルスもWHOが定期接種化を勧告しており、先進都市
小平は、予防ワクチンで感染を防ぐことのできる数少ない病気
であるVPD撲滅へ、更なる一歩を踏み出してほしい。
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)小平市議会議員のホームページ
ワカモノのミカタ